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POWER LP の実力を探る?
そして、三洋2700のすごい・・・

* 記事を掲載 2007/3/17
* 自己放電テストの結果を掲載 2007/4/16


 エネループ似のデザインの怪しい激安電池が発売されているとの情報を元に、エージェントが秋葉原で極秘裏に入手した写真の充電池が手元に届きました。
 POWER LOOPの単3型2000mAhと2700mAhを購入しました。
 もちろん、エネループのOEMでは無いようです。

 こういう「狙った」デザインにしてくるという事は、eneloopのように自己放電も少なく買ってスグ使える新型充電池なのでしょうか?
 果たしてこの電池の実力や如何に!?


● ご注意 ●
 今回のテストでは各電池は2本ずつ購入しました。
 国産充電池の実験ではほとんどの物は4〜10本以上購入してバラつきが無いか等の品質テストを行っていますが、本試験ではバルク品で販売されている多数の中から無作為に抽出した2本を購入(代理購入)、その2本で放電テストを行っています。
 購入時にテスターや電圧計で電圧を計って選んだものではありません。(ちなみに、シリコンハウス共立ではバルク品充電池コーナーに電圧計を置いています)
 海外製のバルク販売品には品質が統一されている保証がありません。
 実験に使った電池が個体差による不良品である可能性はありますが、特に標準的な性能からかけ離れた物でない限りそのまま実験を続けます。
 実験中にもし不良品が発見された場合でも「海外製のバルク販売品を購入した場合はこんなもんだ」ということの実証になると思います。ご了承ください。
 また同じ理由で、お読みになられている方が同種類の電池を購入された場合、この記事中の性能を保証するものではありません。「当たり・外れ」には自己責任で対処してください。


■ これが POWER LOOP

 これがPOWER LOOPです。
 OOの部分は∞(無限大)になっています。

 中国製のパチモンであちら仕様の電池かと思いきや、なんと説明書き等が全て日本語!で最初から日本人をターゲットにした電池だったのです。国内の会社が企画・製造委託?
 しかしやはりパチモン。電池型番、メーカー名、生産国、製造日・製造所固有記号など、製造元が分る記述は一切ありません。やっぱり怪しい物です。

 店頭販売・ネット通販をしているあきばお〜では単三型2000mAhタイプ(税込 188円)はBP50AA2000単三型2700mAhタイプ(税込 279円)はBP50AA2700と、BP社のニッケル水素充電池の型番の付け方と一致します。
 しかしネットで検索してもBP社のHPで調べてもBP50AA2000BP50AA2700という型番ではそういう電池は存在しません。(2007/3 現在の情報)

 そこでBP製のBP50AA2750も購入して比較してみることにしました。
 同じ2000mAhか2700mAhの物が手に入ればよかったのですが、自分で秋葉原中を探し回ったわけではないので千石電商で売っていてすぐ買えるBP50AA2750(税抜 220円)となりました。

 本体の缶の形、封の為のくぼみ、長さ、外装フィルムの巻き方はどちらも同じです。
 +−の各端子の写真です。(いちばん左は参考の為のeneloop)

 +−の電極(−側は缶の底)の直径や形は同じですね。
 +極のまわりのカバーの色はPOWER LOOPは外装フィルムに合わせて(eneloopに合わせて?)白色になっています。
 +極の直径はeneloopや国産電池に比べるとすごく細いです。中国製電池に多いパターンですね。

 電池の形だけ見るとやはりBP社の電池のように見えます。

 BP社が自社製品として作っていると電池にも社名などを印刷しているでしょうから、やはりどこかの怪しい会社がeneloopのパチモンとしてBP社に発注してOEM生産させた可能性が高いです。
 しかしあちらの国では外見もそっくりな模造品を作る事はそれほど難しくはありませんので、型番がBP社のものと同じで外見も似ているだけでは本当にBP社が製造しているかどうかは不明としか言いようが無いでしょう。

POWER LOOPの販売元はhttp://www005.upp.so-net.ne.jp/seventh-heaven/yoyogi/との情報を頂きました。リックベリー製と書かれていますね。(2008/11/4)


 気になる全長と「肩」の高さです。
 全長はPOWER LOOPeneloopもほとんど変わりありません。
 が、しかし・・・・肩の高さはPOWER LOOPは旧eneloopより更に高い!
 これではeneloopではボディが長くて入らなかったり+極が接触不良を起こした一部の機器では更に悪い事になりそうです。

 ちょっと嬉しくありません。


■ 定電流放電テスト

 POWER LOOPの放電特性テストを行います。

 測定には自作「放電器Type-G」と「データロガー(K8047)」を接続しPCでデータ記録を取っています。

  ・500mA 定電流放電 (懐中電灯等)
  ・1000mA 定電流放電 (ミニ四駆/モーター等)

の2モードで行います。
 「放電器Type-G」は上記2種類の定電流モードで使用しています。

※ 実験は2007年3月。室温20度±3度の環境で行っています。
※ 5秒または10秒毎に記録したデータを1分毎に平均化した後にグラフを描いています。
※ 測定精度は3V/8bitです。グラフの縦軸は1〜1.5Vレンジですので多少カクカクして見えます。
※ 充電にはBQ-390またはNC-M58を使用しています。

● 購入直後、「買ってすぐ使える?」1000mA 定電流放電
 eneloopは自己放電が少ない為「買ってすぐ使える」が売り文句です。
 POWER LOOPは買ってすぐに使えるのでしょうか?
 それとも普通のニッケル水素電池同様「使用する前には充電してください」なのでしょうか?
 購入後に充電せずにすぐに1000mA放電テストを行ってみました。
▼グラフをクリックすると拡大表示

 はい、全くフニャフニャでたいして使い物になりません
 それぞれ公称表記の半分以下程度の容量・能力です。
 eneloopに似せたデザインにしていますが、中身までは似せられなかったようです。
 ごく普通のニッケル水素電池のフィルムだけ付け替えた、そんな電池ですね。
 まぁテストするまでもなく、購入する前からそんな物だとは想像がついていましたが、やはり実際にテストしてはっきりデータを取るのが「気の迷い」の流儀ですから・・・。

 2700mAhの片方が激しく抜けていますが、もしかして三洋2700と同じく自己放電が激しくて数日で電気が抜けてしまう穴空き電池なのでしょうか?
 自己放電テストはまた後日行ってみたいと思います。

● POWER LOOP 2000 vs eneloop
 それではPOWER LOOP 2000eneloopの放電特性を比べてみましょう。
 どちらも表記上は2000mAhの電池です。

★ 1000mA 定電流放電
▼グラフをクリックすると拡大表示
 上記購入直後の放電から満充電した後、充電器から外して6時間後に測定を開始しました。
 eneloopは他の実験等で既に約20回程度使用したものを使用し、POWER LOOPと同時に同じ条件で充電・放電を行ったデータです。
 この後も数回同じテストを行いましたが、購入後初回の冒頭で見られた「電池が寝ている」様子も一回の放電→充電で全く見られなくなり、このグラフの放電特性が毎回ほぼ同じように現われました。

 POWER LOOP 2000eneloopより初期電圧・維持電圧も低く、終止までの時間も短いようです。
 電圧特性は普通のニッケル水素電池そのもの。容量的にはeneloopより少し少ない感じで、放電特性に於いては特に高性能電池ということではありません。

★ 500mA 定電流放電
▼グラフをクリックすると拡大表示
 引き続き500mAでの定電流試験を行いました。

 電圧、持続時間共に1000mA定電流放電テストと同様、POWER LOOPのほうがeneloopより少し低い値となっています。
 やはり一般的なニッケル水素電池の特性ですね。

 この容量差は放電時だけのものではなく、NC-M58で急速(倍速ではない)充電した場合、eneloopよりPOWER LOOP 2000のほうが数分早く充電が終わります。充電できる容量自体が少ないようです。(BQ-390でも同じように早い事を確認)

 電圧・容量の差はほんの僅かですので、一本188円、4本でも752円とeneloop市価の約半額の格安電池として見ればそこそこ良いのではないでしようか。
 購入直後のデータを見る限り、自己放電特性も普通のニッケル水素電池なみでしょう。  後は耐久性ですね・・・

● POWER LOOP 2700 vs AA2750
 さて次は、POWER LOOP 2700とBP社製BP50AA2750の比較です。

★ 1000mA 定電流放電
▼グラフをクリックすると拡大表示
 どちらの電池もほぼ変わり無い維持電圧です。

 終止電圧までの時間はBP50AA2750のほうがわずかに長く、これが2700mAhと2750mAhの50mAhの差???(それ以上ありますが…)

 購入直後に電圧が下がりまくっていたPOWER LOOP 2700の一本目(赤線)は、数回の充放電で復活したのか二本目より少し電圧が高いです。
 今回購入したこの二本には明らかに電圧・維持時間に差があり、新品でこれ・・・というのは今までに私が見てきた海外製電池のバラつきに共通するものです。
 BP50AA2750のほうは非常にマッチした二本のようで、偶然の産物なのでしようか。良い感じです。

★ 500mA 定電流放電
▼グラフをクリックすると拡大表示
 500mAでの定電流放電試験結果です。

 それぞれの電池の性格は1000mAhの場合とほぼ変わりません。
 POWER LOOPの二本目(オレンジ線)がやはりわずかに電圧が低いのも同じ、何回かの実験でも同じような差が出ています。

 BP社の技術資料では、充電池の容量は0.2C放電で測定した場合のものを基準にしているようなので、2700mAhと表記されている電池に対しては540mA放電で測定した維持時間が表示容量の元になっているはずです。
 500mA放電はほぼ540mA放電と変わりませんので、今回の測定で維持された時間がこの電池の標準的な容量と考えてよいでしょう。(測定温度も20℃±3とほぼ標準的です)

 BP50AA2750が約5時間で2500mAh。(公称 Typ.2650,Ah/Min.2550mAh)
 POWER LOOP 2700が約4時間48分で2400mAh(公称値不明)です。

 その差100mAh‥‥もしかしてPOWER LOOPの中身って、BP50AA2750の1つ前の製品の2600mAh電池BP50AA2600(千石では在庫処分品)なんじゃ???
 Min.値としても2400mAhでは公称2700mAhはサバ読みすぎ…
 それとも、2700mAh品として作ったけれども検査で落ちたB級品を安く買い叩いて作ったOEM製品なのかも?

 POWER LOOPあきばお〜で一本税込 279円(4本で1116円)なので国内メーカーの2500mAh電池よりは安いですが様々な面でビミョーです。
 BP50AA2750千石電商で一本税込231円(4本924円)と三洋2700よりかなり割安です。しかもPOWER LOOP 2700より安くて高容量。
 POWER LOOP 2700の立つ瀬無し・・・。

● POWER LOOP 2700 vs 三洋2700
 さて次は、POWER LOOP 2700三洋2700の比較をしようと思いましたが・・・・できませんでした。

★ 500mA 定電流放電 (三洋2700のグラフを加える)
▼グラフをクリックすると拡大表示
 ご覧の通り、三洋2700は容量では最大のもので1800mAh、維持電圧もなんとか1.25Vを保っているだけになってしまいました。
 このグラフは放置して寝ている状態から一回充電をしただけではなく、数回の充電と放電を繰り返してもずっと同じ状態なのでその3回目のものです。

 容量では2700mAhの66%と、JIS規格で定められた「60%を寿命とする」テストにあてはめると間もなく寿命でアウトです。既に60%を下回っているものもあります。

 性能テストも含めて20回も使っていません
 ではなぜここまで性能が劣化したのでしょうか?

 考えられるのは過放電による極物質の劣化です。
 電池関係の「迷い箱」でも説明しましたが、ニッケル水素電池は1.0Vを下回ると中の材質の崩壊・劣化が始まります。
 普通の電池であれば使用機器に入れっぱなしで過放電させない限りはそう簡単には1.0Vを下回って崩壊は起こしませんが、三洋2700はその自己放電の凄さで機器に入れずに単に保管(放置)しているだけでもすぐに1.0Vを下回ってしまいます。
 過放電で1.0Vを下回っても一瞬で壊れるものではなく、長期間その状態にしておくとじわじわと崩壊が進みます。
 保管中に長期間に渡って1.0Vを下回った状態が続き、電池を使っていないにもかかわらず内部では劣化がどんどん進んだ結果がこの4本の電池のグラフに現われているものだと推測しています。

 この4本は「大容量が必要な時に使おう!」と思って自己放電テストを行った後には使用せず、1〜2ヶ月に一回程度は電圧を見て充電しておいたものです。
 毎回電圧が1.0Vを下回っていて、自己放電の凄さに改めてため息をついていたものでした。

 三洋2700は「使用前に必ず充電して短期間に使用する」以外に「保管中も1〜2週に一回程度電圧を計って、もし1.0Vを下回るようなら充電する」という非常に取り扱いが難しい電池のようです。

 詳しい電圧を計ったり、放電グラフを描いたわけではありませんが、「20回使えない電池」と悪評高い昔の三洋2100の時もこういう理由だったのかもしれません。

 思わぬところで「過放電した電池の劣化」のテストができたと思うと三洋2700も役に立ってくれたのでしょうか?

※ 三洋2700の追加情報 ※
 三洋2700について、後期バージョンを購入してテストしました。
 酷い自己放電などは改善されています。
 詳しくは電池の小箱「三洋2700マイナーチェンジ後 」に掲載しています。

● POWER LOOP 2700 vs 松下2600
 気を取り直して、手持ちの2700mAhでは比較実験できないのでかわりに少しだけ容量が少ないですが松下2600と比べてみましょう。

★ 500mA 定電流放電 (松下2600のグラフを加える)
▼グラフをクリックすると拡大表示
 使用した松下2600既に約20回程度使用したものです。新品での比較ではありませんのでご注意を。使用で少しだけ容量が低下しているようです。
 松下2600は今回約2300mAh使用できました。(公称 Min.2400mAh/Typ.2600mAh)

 こうしてみるとPOWER LOOP 2700は公称2700mAhの電池としてはやはり少し容量が少ないのではないかと思えます。
 海外製2品種と比べて松下2600が前半の電圧が高いですね。
 これくらいの使用時間の差であれば、格安のBP50AA2750がコストパフォーマンスの良い電池のようですが、やはり最終的な判断は継続使用しての性能維持能力や自己放電テストをしてみないことには判断できません。


■ 自己放電テスト

 POWER LOOPの自己放電テストを行います。
 またBP50AA2750も、高容量2700mAhという難しい技術の為に三洋2700のような物凄い自己放電電池なのでしょうか?

 充電直後(6時間後)10日放置一ヶ月放置を比べてみました。

● POWER LOOP 2000 自己放電テスト
▼グラフをクリックすると拡大表示

 それほど自己放電特性が良い…という感じもしませんし、特に悪いという感じでもありません。
 この自己放電特性を見ても普通のニッケル水素電池のように見えます。
※(5/7) 他の海外製ニッケル水素充電池との自己放電比較でPOWER LOOP 2000/2700
特性が従来品より良いことが判明しました。「海外ニッケル水素充電池の性能テスト」に掲載。

 POWER LOOP 2000と同時に自己放電実験を行ったeneloopとの比較です。
 同じケースに入れて全く同じ温度条件などで保管したものです。
 日数経過につれて容量が減る割合はPOWER LOOP 2000のほうが大きいようです。このまま放置を続ければPOWER LOOP 2000の電気はeneloopより早く無くなりそうですね。

 3ヶ月後には満充電時の容量の半分くらいに減っていそうなので、一ヶ月以上放置した場合は使用前に必ず充電したほうが良さそうです。

● POWER LOOP 2700 自己放電テスト
▼グラフをクリックすると拡大表示
 充電直後(6時間後)は充電時の高電圧状態が反映されています。
 10日放置の放電開始からしばらくの電圧がかなり低くなっていますが、このラインがこの電池の基礎性能のようですね。
 一ヶ月放置でも電圧や持続時間は少なくなりますが、グラフの形は10日放置とほとんど変わりません。

● BP 2750 自己放電テスト
▼グラフをクリックすると拡大表示
 充電直後(6時間後)から10日放置の間は、やはり充電直後の高い電圧のグラフと、安定した電池本来の性格が現われたグラフといった感じになっています。
 一ヶ月放置ではそこそこ放電が進んでいます。
 三洋2700のような惨い自己放電ではありませんが、あまり長期保管には向いていないことが予想できます。

 POWER LOOP 2700と比べてみましょう。
 充電直後から10日くらいまではBP50AA2750が容量・電圧共に勝っていますが、10日を超えて一ヶ月後にはほぼ同じで、放電開始からしばらくの電圧ではPOWER LOOP 2700のほうが高いようになっています。

 充電してから使用するまでの放置期間が一ヶ月以内であればBP50AA2750のほうが有利、一ヶ月以上放置する場合はPOWER LOOP 2700のほうが有利という感じです。
 ということは、POWER LOOPeneloopほどでは無いけれども、多少は自己放電特性が良くなったニッケル水素電池ということなのでしょうか?
 それほど画期的に自己放電特性が改善されているようには見えませんが、一応「エネループ似」の電池という部分はありそうですか?
※(5/7) 他の海外製ニッケル水素充電池との自己放電比較でPOWER LOOP 2000/2700
特性が従来品より良いことが判明しました。「海外ニッケル水素充電池の性能テスト」に掲載。

 東芝 2500(但し10回以上使用)も同時に自己放電テストをしてみましたので比べてみました。
 購入直後の自己放電テストより少し維持時間などが悪くなっていますが、今回のテスト電池と比べるにはあまり問題は無いでしょう。
 こうして比べてみると、POWER LOOP 2700も特に「自己放電が少ない」ということでは無いことがわかります。

 POWER LOOP 2700でも、3ヶ月後には満充電時の容量の半分くらいに減っていそうなので、一ヶ月以上放置した場合は使用前に必ず充電したほうが良さそうです。
 BP50AA2750もこの放電特性なら一ヶ月以上放置したものは使用前の充電をお勧めします。



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 検索してココに行き着き、貴重な情報を読ませていただきました。
 携帯AMラジオ用にGP 1000(千石等で売ってる緑と橙のシンガポール製)を使ってましたが、あき○おーでこのPOWER LOOPを見かけて予備用に購入。で、自分の使ってる充電器(SANYO NC-MR57)では充電できませんでした。
 セットしても、まず充電中に点灯するLEDが点かないのです。物理的に合ってないのかとあれこれいじってみましたがよくわかりません。まあ、その程度のものっぽいですね。
吉田 様
お返事  GP 1000のかわりというと単4型のPOWER LOOPですね。
 三洋のNC-M57だと単4電池は充電ソケットに斜めに刺さる形なので、もし電池の+側の肩が高くて+電極の頭が低い場合は接触しないのかもしれません。
 あまり良く無い方法ですが、電池の+極にアルミホイルを少し折り畳んだものを被せて充電器の+側電極と接触するようにすると充電できるかもしれません。
 アルミホイルの電気抵抗ぶんが電圧差になるのであまりこういう風に間に物を挟む方法はお勧めしませんが、充電できないよりはマシだと思います。
お返事 2007/5/5
投稿  再びお邪魔します。
 お察しの通り単4で斜めにセットするのですが、接触が悪いというのとも違うかもしれません。アルミホイルを挟んでみましたが状況は同じでした。今回は授業料として諦めます。アドバイスありがとうございました。
 アルミホイル使用写真→http://kjm.kir.jp/pc/?p=33037.jpg(流れました)
吉田 様
お返事  確かに、接触不良では無いようですね。
 単3型で今回実験した限りでは、性能が悪い電池では無かったので特にその個体(一本)が不良なのかもしれませんね。
 テスターや電池チェッカーをお持ちであればその電池が故障や不良で全く電圧が出ていなくて、充電器に入れても反応が無いのか、ある程度電圧があるのかなどを調べて何らかの対処もできるのでしょうが・・・。
 購入後にラジオに入れても一度も音が出なかったのか、ラジオで暫く使えてから充電しようとしても充電できなかったかなど、もっと詳しい状況がわかると良いのですが。
お返事 2007/5/9
投稿  単4を2本同時に購入しました。充電せずそのまま使い(単4×2本のラジオでほぼ数時間)、数日後にラジオの電源を入れたら、不自然なバッテリー切れの状態でした(※1)。この時点で嫌な予感がしたものの、とりあえず充電してみようと、購入後初充電をしてみるとLEDが点灯しない→数時間そのままにして再度ラジオにセットしても同じ状態ということです。
 残念ながらテスターは持ってないのですが、電池チェッカーではやはり完全に消耗しきっているサインになります。
 私なりに原因を考えてみて、2本買って2本とも同じ現象ということになると、1本ずつの個体差よりもPOWER LOOP特有の症状と考える方が妥当だと思います。一方で、普通に使えている方もいらっしゃるのだから、POWER LOOPと充電器の相性?という疑いも小さくありません。充電器を複数持っていれば比較はできるのでしょうが、私ができるのはここまでです。

※1:このラジオのバッテリーサインは液晶のマークで3段階になっていて、フル充電状態で3、すぐに2に落ちたあと十数時間は持ち、さらに1になり0になっても十時間程度は聞こえます。バッテリーが完全に無くなった場合はボリュームが小さくなったり、ラジオが聞こえなくても液晶の時計はそのまま動いていたりするのですが、今回は(買ったその日は全く普通でバッテリーの消耗もほとんど感じられなかったのに)数日後に電源を入れた時は一瞬液晶が表示されてそのまま消えるという感じです。

●こちらはサポセンではないので何ら責任もありませんし、よって度重なるカキコは控えようと思っていたのですが、(私のように)検索エンジン経由でこちらに来る人のことも考えれば、出せる情報は出しておこうと思いました。度々すみませんです。
吉田 様
お返事  詳しい情報ありがとうございます。

 可能性の1つとしては「買って最初に充電していたら回避できた問題」かもしれませんね。
 ニッケル水素充電池は買ってから未充電の場合はあまり電気が蓄えられていない状態なので、そのまま使うのは良くありません。すぐに残り少なかった電気容量を放出してしまって(更にそのまま数日も放置すれば)過放電になりがちです。

 それでも数日で全く電圧が無くなってしまうのは、単に未充電で使用しただけではなく、その電池が元から充電能力がほとんど無い不良品だったか、マイクロショート(つまり故障品)していて最初の使用で電気を使った残りわずかな容量まで自己消費してしまったのか。

 正常な電池ならその程度過放電で放置しても電圧が全く0になる事は無いですし、充電する事もできます。
 不良電池だった可能性のほうがはるかに高いですね。

 単4サイズ電池なのでMP3プレーヤーやラジオ等の小電流機器で使用するシーンが多いと思います。
 そういう小電流機器では電池が不良でも少し電圧を出す事ができるうちは電池がおかしいとは気付きにくいのが難点です。
 単4×3本でパワーLEDを点灯させるような機器だと能力の低い電池だとすぐに点灯しなくなったり、最初から暗かったりと「おかしいんじゃ?」と気付くのですが、ラジオ等ではよほど電圧が下がらないと音は出ますからね。

 「気の迷い」の電池実験では、正確な容量に近い放電時間が測れる500mA程度(単3の場合)の放電テストより、大きな電流の1A放電テストを行うのも電池の状態を確認しやすい為です。

 NC-MR57のような急速充電器では、電池が充電できる物かどうかを判断していますので、不良電池はエラーとなって排除されます。
 更に、今回の状況では充電を開始していませんよね。それは急速充電器が「電池が入れられたかを、電池の電圧で判断している」からで、電圧がほぼ0になってしまった電池は充電器に入れても電池を入れたと気付いてくれませんので充電は開始されません。
 ですので、もしその電池が一旦充電してやればある程度の能力まで復活できる可能性がある電池であっても、電池を入れたと判断されない急速充電器では充電できません。

 電池の判定を行わない単純な構造の標準充電器(NC-M38やセリアの105円充電器)でしばらく小電流で充電して、電池が電気を蓄えられる能力が残っているのであれば少しずつ充電されて復活するのですが、そういう充電器を持っていない場合は「強行充電」するとかの危険な事でもしないと電池は復活しませんのでほぼ廃棄するしかないですね。

 単に充電能力が非常に低い不良品や、POWER LOOPがそういう性質の電池だったという事ではなくマイクロショート等の物理的な故障だと小電流で充電してもほとんど充電できないか、もし充電できても使用時間が極端に短いなど結局は使い物にならないのでやっぱり廃棄するしかないでしょう。

 同時に購入した2本が同じ状態だったという事は、そのロット(数百本?)全部がそういう不良電池なのか、製造工程で前後の数本〜数十本が不良なのか気になりますね。
 そしてPOWER LOOP 単4が全部そういう悪い性能の電池なのか?
お返事 2007/5/15
投稿  え〜、大変間抜けな報告をします。
 結論から申しますと、充電できました。原因はやはり充電器との接触不良でした。

 こちらのページで、+極の肩の高さについて比較していたので、私もそちらばかり気にしていました(もちろん私に全ての非があります)。よって、前々回にアルミホイルを挟んだのも+極側でした。
 これを昨日、ダメもとで再度試していて、それでもダメなので最後の最後に−極に挟んでみたら、なんてことなく充電中のLEDが点灯したのです。もちろんそのままフル充電しました。つまり、接触不良は−極側だったのです。
 これは−極をGP1000と比較すると一目瞭然なのですが、GP1000は外装フィルムがボディのエッジで切れているのに対し、POWERLOOPはエッジからボディを包み込むようにフィルムが巻かれているためです。
 そこで充電器の端子を接触しやすいように、やや立たせました。これで、まったく問題なく充電ができます。
 比較写真→http://kjm.kir.jp/pc/?p=33327.jpg

 前回のアドバイスでもしやと思い、リフレッシュ充電を試したりしてみてそれでも反応がなかったので、本当にあきらめかけていました。
 解決してみれば実に呆気なく、私の迂闊さに顔から火がでるようですが、たいへんいい経験になりましたし、数々のアドバイスはためになりました。これは本当です。

 あらためて、本当にありがとうございました。
吉田 様
お返事  電池が使えてよかったですね。

 POWER LOOPの単4をこちらでも買っていればすぐに気付いたかもしれません。
 実はVOLCANO NZの単4もお尻の部分はフィルムが短くはなく底までかかっているタイプです。しかしNC-MR57と同じソケット形状のNC-M58でも問題無く充電できています。
 写真で見る限り、POWER LOOP単4はそれ以上にフィルムが大きく被さっているようですね。
 ぎりぎり接触するかしないかの違いのようですので、単4を充電する際にはその部分のフィルムにも今後注意するようにしなければならない良い例を示してくれました。

 色々ありましたが、これはこれで良い勉強が出来てよかったのではないでしょうか。
 もしPOWER LOOPを買ってNC-MR57/58等で充電出来ない人がネット検索などでここを見つけられれば解決できますしね。

# 最初のラジオに数日入れておいただけで電圧が下がってしまったのは、やはり購入時にはほとんど自己放電していて、数時間聞いただけでほとんど電気を使い果たしたのでしょうね
お返事 2007/5/17
 
 秋葉原で怪しい商品を売ってることで有名な“あき○お〜”で「POWER LOOP」を見つけて「eneloop」のパチモンであることは明らかだけど、性能が良ければ買おうかな?と思っていました。
 でも、買わなくてよかった。
 予想通り皮を変えただけのニッケル水素充電池だったんですね。
 ネットで検索してここまで詳しく調べ、綺麗にまとめてる方がいるなんて思っても見ませんでした。
 2chのカキコミレベルぐらしかみつからないかと思ってました。
 非常にわかりやすく参考になりました。
 ありがとうございました。
にとちゃん 様
お返事  「あ●ばお〜」で売ってる物ですから、最初から疑ってかかるのは当然でしょう(笑)
 「怪しいしどうせパチモンだろう」と思って買って「やっぱりそうか〜!!」って笑って済ませるのと、知らずに良い物だと信じて買って「騙された!」では大きく違いますからね。

 POWER LOOP 2000で一本188円ですから、eneloopの「半年や一年でもあまり減らない自己放電特性」が欲しいので無ければ、2000mAhのごく普通のニッケル水素充電池として買うには適価かもしれません。
 秋葉原ではeneloopが一本250円だそうなので、この差があまり変わらないと思うのならeneloopを買うでしょうけど。
お返事 2007/4/18
 
「気の迷い」様、こんばんは。

 あれから1ヶ月が経ちましたけど、一部に興味深いデータが得られてますね。
 BPの注目、AA2750は1ヶ月でPOWER LOOP 2700と並んでしまいましたか・・・
 充電後初期の高容量も長期の保存では活かされないみたいですが、三洋2700やGP2700のような「日帰り旅行のデジカメ撮影専用!」ではなく、NiMHとしては普通の性能で、実用に支障をきたす性能ではないようですね。
 充電から1ヶ月以内に使い終わる機器ではダントツなので、上手に使えばお得かもしれませんね。@220円ですし!
 
 私も4本買いました。
充電池大好き 様
お返事  一ヶ月の自己放電テストでは、POWER LOOP 2000はごく普通のニッケル水素電池、POWER LOOP 2700とAA2750は高容量タイプながら従来タイプ(2500等)とあまり変わらない自己放電で、充電後約一ヶ月程度であれば「そこそこ使える」電池であることがわかりました。
 2500電池より「ちょっとだけ容量が多い目かな」と思えば、国内メーカー製の2500や2700電池より安く買えて「そこそこ」に使えるのでおトクな電池ですね。
 但し、通販などで送料・手数料のかからない、秋葉原に気軽に行ける人限定ですが・・・
お返事 2007/4/18
 
 千石で買えるBP50AA2750の記事、期待してます。

 わが家では旧製品のAA2600を4本使用してます。エネループと違って1ヶ月以上放置した場合は再充電していますが特性は安定しています。
 当初は粗悪品覚悟?で試し買いをしましたが、自転車用ライトにて大戦力です。
充電池大好き 様
お返事  昔は海外製(特に中国製)電池には本当にびっくりするような粗悪品がありましたが、最近はさすがに製造技術も安定してきてBP等のように全世界向けに電池を製造販売しているメーカーの製品ならそれほど心配しなくても良くなっているようですね。
 国産でも三洋2700は特殊な例だと思いますけど(笑)

 今後も秋葉原で販売されているいくつかの海外製充電池を買い足してテストしてゆく予定です。
お返事 2007/3/20
 

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