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「ちょっと奥さん!」
小・情・報


■ 100円ランプで癒されて・・・

ちょっと奥さん! 2007/1/31

 日々の生活に追われてゆっくり休む時間も無い。そんなあなたに100円ショップで写真の癒し系ライトがたったの105円ですよ!(オレンジで購入/ セリア・EchoPlaza)

 「エッグライト」という商品名で、100均ライトを沢山出している株式会社 グリーンオーナメントの製品で、スイッチを入れるとゆっくりと七色(?)に光が変化します。
 大きさは高さ約7センチとLサイズの卵より少し大きいくらいで、電源はLR44電池×4本(テスト用電池内蔵)。

 お部屋のインテリアに、また寝室で寝る前に何も考えずにぼ〜っと色が変わるのを眺めていると癒されること間違いなし!

 ザ・ダイソーで従来から右の写真のような7色に光るライト(中央)やクリスタルアクセサリー用の展示台(右)が315円で売られていましたが、今回の「エッグライト」は正真正銘105円です。
※ 右の展示台にはガラス器を乗せています
 ダイソー品はLEDを3個載せていて、基板上のICチップで点滅させていますが、エッグライトは自動点滅LEDを一個搭載していて外付け回路はありません。

 電池がLR44×4個なので何日間も連続使用は無理ですが、就寝前のひと時や(防水加工して)お風呂で電気を消して幻想的な空間演出をするのにいかがですか?


■ 防災用に一家に一台?

ちょっと奥さん! 2007/1/31
分解してみると、中に「充電池」「充電回路」は全くありませんでした。
説明書に書いている「充電式」は真っ赤な嘘です
 その為、2月の「今月のハズレライトに降格しました。

 株式会社マコトのHPで本ライトの不具合についての「お知らせ」が掲載されました。

 返品・回収を行っていますので、もし購入された方はHPに書いてある手段で株式会社マコトに連絡を入れてください。

 回収されていますので、以後店頭で本ライトを購入することはできないと思います。

 電池のいらない、自家発電ライトはいかがですか?

 株式会社マコトの「ハンドチャージライト」です。100円(税込105円)です。(オレンジで購入)

 ちょうど片手で持てる大きさで、グレーのレバーをギュッ!ギュッ!と握ると中の小型発電機をガー!ガー!と勢い良く回して発電してLEDを点灯できます。
 発電した電気は内蔵バッテリーに充電されますので、少し握って発電すれば後は数分程度は点灯し続けます。

 高輝度色白LEDを2個使用していますので、部屋の中や廊下で足元を照らす程度には十分に使えます。
 万が一の停電用や防災用品として、イザという時に電池切れの心配の無い握って発電ライトは便利でしょう。

 連続して握ると腕が疲れますので、毎日数分握って握力増強にも使えますよ!(笑)


※ 同じ形の物(但しシースルーボディ、ちゃんとしたパッケージ入り、触った感じも丈夫)がミドリ電化で580円で売られていました。(5分充電で15分点灯だそうです)


■ 今月のハズレライト

 「スーパーライトLED」(グリーンオーナメント製)税込105円です。
★ セリアの丸七製の商品とは中身が違います、ご注意ください ★
 電源はLR41電池×4本、本体をネジってON/OFFします。スイッチ音はありませんので静寂性に優れます(笑)
 光源は白色LED一個ですが、前面のレンズ(プラスチック凸レンズ)のおかげで丸く明るいスポット光が5mmLEDの直接投射が多い100均LEDライトの中ではかなり良い配光となっています。
 ムーンレンズとまではゆきませんが、まん丸の明るい光は105円以上の価値があります。

 しかし「ハズレライト」に認定です。
 その理由は「ネジ込んで点灯」なのですが、接触が悪くネジ込み方によって明るさにムラがあること。
 それだけなら「まー100円だし」とあきらめがつくのですが、最悪なのは何度かON・OFFしているとLEDの足が折れて壊れてしまうこと

 LEDはケースと触れてスイッチになる電極パーツに固定されているのですが、この電極パーツはどこにも固定されておらず、前面レンズ押さえのプラスチック部品にLEDを押し込んで固定されている状態です。
 電池ボックスになっているテール部をネジ込んで点灯させると中の金属板がテール部と一緒に回って、金属板に挟み込んでいるLEDの足を無理やりねじ切ってしまい二度と点灯しなくなります。

 このライトを使う場合は、たとえ接触不良で明るさが不均一になっても、強くしっかり締め込むことはしないようにしましょう。

 同じ形のライトがセリアで売られていますが、こちらは丸七製の「白色レンズ付LEDライト」です。

 パッケージの違いと付いているキーチェーンが少し違うこと。こちらにはボディに「OFF⇔ON」の回転方向の印刷がある以外は全く同じに見えます。
 同時期に発売されましたので中国の製造元が同じで外見を少し変えて別々に出荷しているのか、中の構造が違う事から別メーカーがコピー品を作っているのかは不明です。

 中身を比べてみましょう。
 まず目に付くのはレンズ押さえパーツの色の違い、「スーパーライトLED」(左)はピンク色で「白色レンズ付LEDライト」(右)は白色です。

 そして「スーパーライトLED」(左)はLEDの足を黒いプラ製の台座の穴に通し、周辺側の電極になる金属リングで挟んで止めています。中央の足はハトメに通してるだけです。
 この構造では台座が強く押されるとその力の全てがLEDの片方の足にかかりますので簡単に「プチッ!」とちぎれてしまいます。
 なにしろ台座をボディに固定する部分はどこにも無く、台座はLEDをレンズ受けに差し込む事で位置を保っているだけですから。

 「白色レンズ付LEDライト」(右)は円形の紙エポキシ基板にLEDをハンダ付けして固定しています。
 しかしこちらも基板をボディに固定する部分は無くLED自体が固定具となっています。
 足が2本ともハンダ付けで基板に固定されている為、ボディをネジ込んでかかる力は2本の足に分散して押し付けるのでポキッと折れてしまうことはあまり無さそうですが「強くネジ込んだら基板のパターンが割れてしまった」というご報告も頂いています。
 押し込まれるとLEDの足が折れる代わりに、柔らかい基板が湾曲してパターンが切れるかハンダが剥離する可能性があります。

 基板が湾曲するぶんある程度までの力は受け流しているようですが、こちらのライトもあまり強く締め込まないほうが良さそうです。



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