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「ちょっと奥さん!」
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 今回は100円ショップで売られているマグネットスイッチの付いたLEDランプの話題です。

■ マグネットスイッチ付 LEDライト

ちょっと奥さん! 2009/6/11

 先月、100円ショップめぐりをしていたら電気コーナーにいくつか新型のLEDランプが入荷していました。

 その中で面白そうだったのがこの「マグネットスイッチ付 LEDライト(DT-28)」丸七株式会社製です。
 F.FLET'S(フレッツ)で購入。

 現物を送ってくださるとご連絡頂きました「源さん」様、ありがとうございます。
 こちらでも売っていて、これは5月初旬に買ってそのままお蔵入りしていました。
 多忙で記事の作成があまり出来ません事をお詫びいたしします。

 まるで100円ショップやホームセンターで売られている「ドア・アラーム(警報機)」のような形で、本体が警報ブザーではなく白色LEDランプになっています。
 本体・磁石共に両面テープが裏に付いていて、ドアなどに貼り付けたら二度と剥がさない用途のようなところまで警報ブザーと一緒。透明カバー部分などが変わっているだけでボディの基本構造は同じですね。

 買う前には「ドア・アラームと同じでリードスイッチとICが入っていて、リードスイッチ取りに使えるな」と想像していたのですが、実際に買って横のマグネットを近づけたり離したりしてみると本体内から「カチッ、カチッ」と小さな金属音がします。

 「あれ?、もしかしてリードスイッチでは無くて、金属接点をマグネットで引き離しているだけ!?」とちょっとガッカリしながら中を開けてみると・・・
 リードスイッチには間違いありませんでしたが、よく見るガラス管入りのリードスイッチではなく、リードスイッチ内部の金属接点のみを基板にハンダづけしているという今まで見たことのない接点構造!
 これでは磁力接点を流用するにはこのままの形で使うか、基板をこの部分だけにカットして使うか。いずれにせよリードスイッチの部品取り用としてはほとんど使い物になりません。
 この状態でよく接点間隔を調節しているなぁ・・・。まさに中華驚異の人力生産能力!

 と、いうことは、「警報ブザー」商品もこのようにリードスイッチがガラス管の物ではなく、金属接点だけになる(もしくはもうなっている?)可能性があり、警報ブザーを買ってリードスイッチが取り出せる!という時代は終わるのかも?
 まさか、今日シリコンハウス共立に行ったらレジカウンターに大量のリードスイッチが入荷していて一本100円で売られていたのはこの前触れ!?(‥‥そんなわけ無い)

 基板の裏側には表面実装されたICがモールドされています。
 まぁ、これは接点OFFで出力トランジスタをONにするだけのかなり規模の小さな回路ですから、もし何かに使うとしてもこのランプと同じ動作をさせる以外にはほとんど使えませんね。シンプルイズベスト!なのですが(^^;

 LEDは5mm白色LEDを二個使用。

 電源がLR44×3本と容量は少ないですが、本来の使い方通り「クローゼット等のドアを開けた時だけ点灯」であれば結構長い期間使用ができそうです。

 「ちょっとクローゼットの中が暗いんだよなぁ」とか「納戸の中の物を捜す時に灯りが欲しい」「マンションの玄関ドアの内側に、電灯のスイッチを切った後にも出入りする少しの間だけでいいから足元に灯りが欲しい」という程度の用途であれば、105円で自動点灯するミニランプは便利に使えそうですね。

 明るさが足りないと感じたら、2〜3個付けてもいいじゃないですか?、一個105円だし(^^;



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