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気の迷い 「ちょっと奥さん!」
小・情・報 今回はエコ料理グッズです。
![]() 発売元の違いなどで外見やデザインに若干の違いはあるものの、たいていはアルミ保温袋となっていて、特に夏場の冷たいジュースの保温用などに大量に入荷して売られていますが、最近は冬でも置いているレギュラー商品になっている店も多いようです。 もちろんホットの保温もOK。 5〜6年かもう少し前にNHKの教養バラエティ番組「ためしてガッテン」で「鍋を新聞紙とバスタオルで包むと保温調理が出来る!」と紹介されて以降、何種類もの保温調理グッズが各社から便利用品として販売されましたが、どれもそこそこお値段が高く、確かに効果は有るのでしょうがわざわざ買ってまで・・・という感じでした。 100円ショップでも350ml缶や500mlペットボトルを一本入れる携帯用の保温袋は結構な売れ線商品で、種類も多く数も大量に売られているのですが、写真のような350ml缶×6本用の保温袋は各店でも1〜2種類程度しか置いておらず、中には置いていない店もありますが、確実に定番商品として毎年売られています。 そして、この大きさがちょうど調理用の鍋(20〜30cm程度)にぴったりなのです。 たとえばカレーを作る場合、具材を炒めてから水を入れ、煮立ったら少ししてルーを溶かし、そこからまたしばらく中火〜弱火でコトコトと煮込んでやっと具材が柔らかくなり味も染み込みます。 でも、弱火ででも煮ている間はコゲが気になって離れるわけにゆきませんし、ガス(or電気)もずっと使いっぱなし。 お野菜などに味が染み込むのは実は100℃で沸騰させている時ではなく、70〜80℃程度に冷めてゆく途中に中まで味が浸透するというのは料理の世界では広く知られていることで、強火で煮込まなくても保温さえできていれば余熱でもじゅうぶんに調理できるのです。 そこで「保温調理」という方法が出てくるわけで、それを新聞紙やバスタオルでぐるぐる巻きにしたり、お高い保温用グッズを買わなくてもたった105円の缶保温バッグだけで済ませてしまえるのが今回のエコアイデアです。 ![]() カレーやシチュー、肉じゃがなら約40〜60分程度放置しておくだけで、写真のようにジャガイモはホクホクに、タマネギはほとんど溶けて形も無くなってしまうくらいまで加熱されてしまいます。 その間のガス代は0円! 単にガスを止めてコンロの上で放置してもそれなりに温度は残るので調理は進みますが、保温袋に入れたものだと1時間後でもまだ鍋の温度は触ると熱いくらいでじゅうぶんに具材に味を浸透させられるちょうど良い温度に保たれています。 おでんにじっくりと味を染み込ませるのにもとても使い勝手が良く、鍋をコンロから外しておけるので、その間にコンロでもう一品別の料理を作るとか、効率アップにも役立ちます。 それが何か専用の保温グッズを買わなくても、105円で済むのですから安くて便利! やれ節電だ!節約だ!と言われているご時世。少ない投資でエネルギー代を節約してみませんか。 (C)「気の迷い」 Kansai-Event.com 本記事の無断転載・転用などはご遠慮下さい |
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