気の迷い 「ちょっと奥さん!」
小・情・報 今回は100均ライト二種です。
株式会社 グリーンオーナメント製の「ランチャーライト floral (No.31026)」です。
過去に発売されていた「ランチヤーライト」系のボディに花柄の装飾(floral)を施したかわいらしいライトです。 女性をターゲットにしているのでしょうか? 実は、中国ではこの花柄で「9LED」のまさに「ランチヤー9フローラル」とも呼ぶべき手電筒が一本数ドルで売られていたのですが、さすがにボディの柄塗装と9LEDでは100円で売れなかったのか、LED数を5に変更しての商品化のようです。 もしかしたら・・・じきに100円で9LED版でも発売されるかもしれませんね。 電池カートリッジなどは過去のランチャーライト(3LED)やランチャー9と共通です。 LEDが載っている基板には3.6Ωのチップ抵抗[3R6]がついています。 電流制限抵抗が付いているとはいえ、新品アルカリ単四電池×3本では、初期電流で約250mAも流れてしまいます。LED一個につき50mAくらい・・・ちょっと多いですね。 アルカリ電池の消耗に従って少しずつ減ってはゆきますが、新品のアルカリ電池での連続点灯はちょっとLEDに負担を強いるかもしれません。 満充電てしから少し置いていたニッケル水素充電池のVolcano NZでは初期値で約110〜120mA程度、しばらくはそれくらいの値を保持します。(ニッケル水素充電池の特性に従って…) これくらいならLED一個に約20mA程度で、すぐに痛むようなことも無く使い続けられるでしょう。 パッケージには「連続点灯40時間」と書いています。 アルカリ電池で、ほぼ消えるか消えないか程度の薄ぼんやりと点灯している状態までで良いのであれば、40時間は点灯しているかもしれませんが・・・。 「実用点灯時間」とか、実用になるとは一切書いていないのがミソです(笑)
株式会社 グリーンオーナメント製の「ショートランチャー9 (No.31027)」です。
過去に発売されていた「ランチヤー9」のボディを短くして、電池も単四×3本のカートリッジからCR2025×2に変更されたものです。 本体が小さくなったので、キーチェーンなどに付けてポケットに入れてもあまり気にならない大きさになりました。 反面、電池がCR2025×2と小容量になったため、長時間の連続点灯は期待できませんから、本当に暗闇での「鍵穴探しのため」程度の短時間でちょこちょこ使う用途ですね。 それでもLED数は9個と、このサイズのキーチェーンライトとしては非常に明るく、鍵穴探しや足元の確認用程度であれば十分すぎるかもしれません。 LEDが載っている基板には2.2Ωのチップ抵抗[2R2]がついています。 ※ ちなみに、+極のバネは指で触ったらポロリと外れてしまいました。ハンダは中華によくある粗悪な物なのでボロボロです 電池がCR2025×2個と非力ですが、新品電池で点灯させた瞬間には約180mA程度の電流が流れ、LED一個に約20mAと定格最大電流くらいは流れるようです。 ただし、数秒もすればスルスルと電圧・電流が下がってしまってすぐに100mA程度になるので、LED一個には10mA強と連続点灯させても何も問題が無いくらいしか流れません。 電池の容量が少ないので、これでも長時間の連続点灯は無理なのでスイッチを切り忘れてもLEDが焼け切れるような事は無いでしょう。 でも・・・パッケージには「連続点灯40時間」なんて恐ろしいことが書かれているんですけど・・・。 「ランチャーライトfloral」と同時発売で、パッケージも同じような統一デザインで作られているので、もしかしたら単に「どれも同じ文字・模様でイッちゃえ!」という中華な人が作ったパッケージなのでしょうか? (C)「気の迷い」 Kansai-Event.com 本記事の無断転載・転用などはご遠慮下さい |