■「気の迷い」気になる実験・報告一覧ページ■
自転車ライトの白色LED化や、100円ショップ白色LEDの徹底比較記事は↑↑↑

「ちょっと奥さん!」
小・情・報


 皆様より「100円ショップでUSB扇風機が売られている!」との情報をいただき、その後ブラブラと買い物に出た時に購入したものを載せてみます。

■ USB卓上ミニ扇風機「USB mini fan」

ちょっと奥さん! 2013/7/18

 100円ショップシルク(天六)にて写真の『USB卓上ミニ扇風機「USB mini fan」』を購入しました。
 おねだん一個105円!
 また、情報通りmeets(3ビル店)の店頭でも同じものが売られているのを確認しました。

● 発売元: トータル・アイ株式会社
● 形 式: TI-MF1510 (TI-MF1510PK / ピンク)
 シルク天六店では写真の「ピンク色」のみ、meets大阪駅前第三ビル店では「ブルー」のみが売られていて、どうやら店単位でどの色が入荷しているのか違うようです。置いていたダンボール箱単位で一色なので、もしかしたら複数色を仕入れて店頭で選べる店があるかもしれません。

 大きさは(グリル部)直径約13cm
 土台となる脚部とファン部分は「ボールジョイント」一箇所で接続されていて、上下左右に自由に角度を変えることができます。
(電動首振りではありません。あくまで手動の角度調節)
 電源スイッチはロッカースイッチ一個。ON/OFFのみで風量調節機能はありません。
 電源ONを示すLEDなどもありません。

 電源コードは電源スイッチの下のほうから直接生えています。
 ここはコネクタにはなっていないので、別のケーブルを使用することはできません。
 ケーブルの先は標準的なUSB-Aプラグです。

 消費電流は、電源ON時突入電流が500mA強(まぁモーターですから)。通常運転中は約300mA強なので、100円ショップの単三電池二本からUSBに5Vを供給するUSB給電器でも充電に回りそうです。

 実際に使ってみると、「ちょっと風が弱いかな?」とは思いますがまぁ冷房が効いた部屋の中で補助的に風を体に当てるような使い方なら十分実用になるでしょう。

 ただ、本体のプラスチックが少しやわらかい目・・・というか品質的にはかなりチープな素材なので、オモチャ感はいなめません。


■ USBミニ扇風機「USB mini FAN」

ちょっと奥さん! 2013/7/18

 ザ・ダイソー(北浜)にて写真の『USBミニ扇風機「USB mini FAN」』を購入しました。
 これは一個105円ではなく210円商品です。

● 発売元: (株) 大創産業
● 形 式: 200円扇風機 No.1 A-13-45 / T-285
 「白」以外にも「ブルー」「ピンク」なども売られていましたが、シルクで買ったのがピンクだったのでこちらは白色にしました。

 大きさは(グリル部)直径約13cm
 土台となる脚部とファン部分は左右二箇所で接続されていて上下にのみ角度調節ができます。
 まぁ左右に動かしたい時には土台ごと動かしてしまえばいいわけですし、左右のジョイントは360度回転!するので、真上にでも、真下にでも、後ろにだって向けることができます。
(電動首振りではありません。あくまで手動の角度調節)
 電源スイッチはロッカースイッチ一個。ON/OFFのみで風量調節機能はありません。
 電源ONを示すLEDなどもありません。

 電源コードは電源スイッチの右のほうから直接生えています。
 ここはコネクタにはなっていないので、別のケーブルを使用することはできません。
 ケーブルの先は標準的なUSB-Aプラグです。

 消費電流は、電源ON時突入電流が500mA強(まぁモーターですから)。通常運転中は約400mA前後です。
 シルクのものより、ほんの少し消費電流が多い目ですね。

 実際に使ってみると、こちらはシルクの品のような「おもちゃ感」は無く、プラスチックの材質もしっかりしています。
 量販店で500〜600円で売られている安価なUSB扇風機と比べるとやはりチャチい感じ(特に土台部の手抜き感/笑)にはなりますが、実用上はじゅうぶんですし、これで210円はシルクの105円の物と比べてしまう事もありますが、値段相応かそれ以上の値打ちがあるかもしれません。


■ 風量(パワー)をくらべてみるテスト

 せっかくなので、手持ちのほかのUSB扇風機と「風量」(パワー)を比べてみました。

 比較対象1つ目は、昔電気雑貨店で650〜680円(うろ覚え)で買って右の「Digio2 USB扇風機」(ナカバヤシ株式会社)です。

 こりれは今回の100円ショップUSB扇風機とほぼ同じ大きさと見た目です。

 ただ、電源端子が丸いDCジャックとなっていて、「専用USBケーブル」でUSB電源で動作、また付属の「乾電池4本用電池ボックス(丸ピンプラグ・ケーブル仕様)」で乾電池でも使用する事ができるようなセットになっています。

 「どうせなら本体のDCジャックがmini-USB端子になっていれば、汎用のUSBケーブルが使えたのに・・・」とか思ってしまうのですが、逆に考えれば「丸ピン端子のACアダプター(5〜6V)」があればAC100Vからでも容易に使えるという仕様なのかもしれません。

 比較対象2つ目は、昔一世を風靡した名機!、ネット通販で1780円+送料くらい(うろ覚え)で買った「USBどこでもマグネット でかせんぷうき」(シグマA・P・Oシステム販売株式会社/既に倒産)です。
 このシリーズの中では二代目となり、一代目よりパワーアップした2000rpmの強力ファンを使用した改良版の商品です。

 PC用の強力な「DC5V/12cmファン」を扇風機として使いやすいようなケースに入れた商品で、脚部には強力マグネットが付いていてスチール棚やデスクなどに貼り付けて壁面取り付けでも使用できるスグレモノです。
 電源スイッチは「OFF/弱/強」の風量二段階切替。電源表示用LEDも表面側についているなど、価格なりの機能が盛り込まれています。
 電源端子はmini-USB端子なので、付属のケーブル以外でも市販のUSBケーブルが使用できます。

 いわゆる「扇風機型」のものと違い、本体が薄型になっているのも魅力の1つです。

 さて、これら4機種を同じUSB電源に接続して使用した際、「風量はどうか?」をくらべてみたのが下の結果です。
(いずれも消費電流は500mA以下)

 さすがに「風力計」「風圧計」という測定器は持ち合わせていませんので、あくまで家庭内使用の場合の体感的な風の強さを顔や体に受けての比較とします。
 さすがに、強力ファン使用の『USBどこでもマグネット でかせんぷうき』が一番強く風を発生させました。
 そして・・・本当にわずかの差でダイソーの『USBミニ扇風機「USB mini FAN」』が続きます。
 このニ機種の間の体感での風量の差は本当にわずかで、ダイソーの品がわずか210円なので驚異的なコストパフォーマンスです!

 そして、ダイソー品から下になると明らかに風量の差を感じてしまうほど弱くなります。
 ダイソー品の次が『Digio2 USB扇風機』で、わずかな差でシルクの『USB卓上ミニ扇風機「USB mini fan」』が最下位です。

 シルクの105円の商品は、やはり105円ではモーターにもそれほど良い物は使えなかったのでしょうか、プラスチックの材質の軟弱さも合わせて「近くにダイソーがあるなら、倍の210円出してもダイソーで買ったほうが幸せになれる(かもしれない)」という結果になりました。

 今回4機種と直接比較はしませんでしたが、ローソンストア100で売られている『USB FAN』(105円)も実はダイソー210円商品に近い風量が出る!のは体感で比べてわかってはいるのですが、これはフレキシブルケーブルでUSBプラグとファン部が直結されている形状なので扇風機としては取り回しがし辛い(本当にPCのUSB端子に挿して使うとか)ですし、羽根にフード(カバー)が無いので精神衛生上このタイプが好きでは無い人も多いと聞いています。まぁ羽根は布製で回っている時に指を当てても全然痛くは無いんですけどね。それでも万が一目に当ったりしたら大怪我をする危険性がある商品なので、あまり手放しではオススメできません。

 他にも100円ショップでは単三乾電池二本で動かす小型の扇風機(とは言っても右の写真のような羽根がじかに露出しているようなもの)が数種類売られていますが、それらは「USBタイプでは無い」ということで今回の比較対象からは外しています。



自転車ライトのLED化や、100円ショップLEDライトの徹底比較記事は
↓↓↓

■ 「気の迷い」気になる実験・報告一覧ページに戻る

(C)「気の迷い」 Kansai-Event.com
本記事の無断転載・転用などはご遠慮下さい