■1.8VでFETで電源をON/OFFしたい?

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● 2016年
■フェンシングの電気審判器のオプション回路が欲しい!
■ビデオカメラ録画操作ロボット(その2)
■壊れた電球?を作りたい
■Nゲージの列車通過センサーは以前の他の回路で動作しますか?
■圧電サウンダ(圧電ブザー)を乾電池で鳴らしたい
■ヒューズの正しい使い方を教えて下さい
■チャイムのLEDで他の機器を動かしたい(その3)
■ブレーカーが切れたら警報を鳴らす回路
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● 2014年
■3秒ブザーの回路?
■スロットカー用の通過センサーの製作
■車の防犯センサーが働いたら無線で200m離れた所で知りたい!
■Cdsについて
■74HC123が設計通りの時間で働きません
■実際に工作したり実験しないとなかなか身につきませんか?
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● 2013年後半
■太陽光発電の総発電量計測キットを作りたい!
■高機能なルートチェッカーが作りたい!
■使用用途不明の依頼
■デジまめカウンターが自転車でうまく動きません
■チップ電解コンデンサを積セラで代用?
■NJU9252A(P)を使ってLD8035E蛍光表示管×2で表示させたい
■暗くなったら、電撃蚊取りを動作させたい!
■よそさまのキットの使い方がわかりません
■よそさまのキットでLDに変調をかけたい
■タイマーIC 555で変わった音の警報音を鳴らしたい!
■ワットメーター付きテーブルタップが惨い!
■プリセット選局のできるラジオをロジックICで作りたい
■タイマーIC 555を2つ交互/またはたくさん繋いで順次動作させる回路
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● 2013年前半
■定温式熱感知器のバイメタルの動作を外部から知る!?回路?
■テンキーを押して7セグ表示機に数字を表示する装置を作りたい
■電源の質問
■デジット・6管蛍光表示機キットで温度計を作りたい
■車・ステッピングモーター式のスピードメーター/タコメーターを作りたい
■LED電球を豆電球に換えたいが点灯しない?
■車・プッシュスイッチでロータリースイッチのように切り替わる回路
■フェンシングの電気審判器。ワイヤレスのは?
■スマホのマイク端子に繋ぐ矩形波トーン発生回路。圧力スイッチで周波数変化。
■三相ブラシレスモーターを回す
■電源装置を作っているのですが
■PM2.5測定器が作りたい
■n番目で一定時間停止する4017
■暗くなると点灯するLEDらいとがうまく作れません!
■車・ナビのボリュームをロータリーエンコーダでUP/DOWNさせる回路
■AVR/Arduino切替器
■ソーラーライトを4つ直列???
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● 2012年後半
■車・ACCが切れてもしばらくドライブレコーダーを動かしておく遅延電源
■FOMA携帯電話の着信で普通の電話のベルを鳴らすベル信号を作りたい?
■FOMA携帯電話(USB端子)で遠隔地の装置と通信したい?
■車・改造済HIDヘッドライトバラストの遅延パワー調節化
■車・バイクのウインカー用に「押していた時間延長されるタイマー」が欲しい?
■音声信号の有無でアンプの電源をON/OFFしたい
■車・ルームランプをキーオフ時に数十秒間点灯させたい…が誤作動します、なんとかなりませんか?
■可変抵抗器(VR)はどれを使うのですか?
■スピーカーから録音用の出力端子を出したい?
■DVDの映像信号をAVケーブルで2分配する簡単な方法?
■LM338T/LM350T/LM317T、電圧可変電源がおかしいです!
■車・オーディオ(音声)に連動してLEDイルミを点灯させる
■車・フォトインタラプタでリレーをON/OFFする回路
■ワイヤレスチャイムのLEDで他の機器を動かしたい
■過去ログに対してご意見申し上げる
■車・ワンプッシュで、ホーンをプップッと2回鳴らす回路を、ホーンスイッチで操作して、ホーンスイッチを押している間は鳴り続けさせたい!
■車・LM317でGPSを動かすとLM317が熱くなって電圧が下がり使えない
■フェンシングの電気審判器を作りたい!
■フェンシングの剣のチェック回路
■9Vの乾電池を限界まで使いきりたい?
■電気柵の電気回路を知りたい
■アンプに繋いでスピーカーから「ブー」という音を出す装置を作りたい
■振動感知で、自転車走行中だけGPSを動かす回路
■手回し発電機をショットキー・バリア・ダイオードを使って昇圧する方法
■PLCでハーネスチェッカーを作りたい?
■音量の大きい玄関チャイムを作りたい
■車・ウインカーをLED化したら動作しません
■水に漬けない静電容量式水位計が欲しい!
■車・ADDZESTのZK-6020A-Bの配線を教えて下さい
■車・アイドリングストップでナビが落ちる対策?
■意見・投稿
■車・アンプをON/OFFするリレーをうまく動かす方法?
■車・タイマーIC 555 が誤作動する?
■「過去ログへの質問」に対しての公開回答
■アナログ的に、明るさに連動するLED
■1.5Vで動くタイマー回路
■車・3ステート信号で(ドアロック)モーターを回す
■レーザー墨出し機のパルス光に反応する受信回路
■車・モトイージー風回路を半導体化(その2)
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● 2012年前半
■パッと暗くなった/明るくなった時、両方反応する明るさ変化センサー
■車・「オートバイのウインカーにポジションの機能」を車で使いたい
■車・AC100V用の電気式蚊取り器を改造してDC12Vで使いたい
■車・夜だけ1分くらいルームランプに連動するLEDをつけたい
■代用になるトランジスタを教えて下さい
■センサーライトの改造がうまくゆきません
■車・4584Nが見つかりません代わりになる物を教えてください
■エアコンのリモコンを温度でON/OFFする回路
■車のバッテリーから±15Vを作りたい
■車・バック信号を検知した時に、リレーを2回ONしたい
■車・50ccバイクのホーンの音が小さいので増幅したい
■12Vのニカドバッテリーの充電器を12V鉛バッテリーの充電器に改造出来ますか?
■車でルームランプがエンジンオフしたら点灯させたい?
■扱いやすい日本語表示の液晶を教えてください
■ダイオードの代わりにFETを使った低損失の回路を設計して下さい
■アナログICで三相モーターを回す?
■ネコを驚かす電撃回路を教えて下さい
■液晶ディスプレイの部品が焼けました、よろしくお願いします。
■翼が回っているように見えるストロボ
■これは動きますか?
■車・DC/DCコンバータを使うとFMラジオからノイズが聞こえます
■10cm離れた距離から赤色LEDの光だけ検出する装置?
■禁止されている、「過去ログへの対応」をしてください!
■ACアダプターが爆発しました
■スイッチ付きボリュームはスイッチとボリュームに交換出来ますか?
■1.5Vで動くモータ式のルーレットの回路?
■2SAトランジスタを2SC(D)トランジスタではできないのでしょうか?
■車・ヒーテッドリアシートリレー
■車・40アンペア程消費するホーンを尾を引くようにするヒント
■液晶表示温度計をLED表示温度計に改造したい
■AC100V用「PT50D」をDC7Vで使いたい
■マウスの連射回路(まじめ版)
■車の電球切れを検知する回路
■このサーモスタットはAC100Vで使えますか?
■秋月電子のトライアック調光器についてサポートしてください!
■車・バイクの燃料警告灯を作りたい
■レースに勝つ為のモーター制御回路を設計して下さい
■ビデオデッキのUVチューナーを安価に手に入れたい
■無線リモコンでRCサーボを動かす回路
■ELEKITのキットのサポートをしてください!
■HT7750Aの出力電圧変更
■電圧計を抵抗計にする?
■鉄道模型で、VVVF風の音が出るパワーパックの製作方法(その2)
■模型電車を両端のA−B駅で自動で止め、再出発させる回路
■整流器を探しています
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● 2011年後半
■ぼくのかんがえた回路図を書いてください!
■ストップウォッチの遠隔操作?
■リミッターつき、モーター制御回路
■ぼくのかんがえた回転計
■ぼくのかんがえたソーラー電源
■タイマーIC 555が異常動作します
■Androidタブレット100台を一度に電源を入れる回路?
■ネオンサインの点滅装置を作って販売して下さい
■車・ストレートマフラーに切り替える回路
■スイッチを押し続けて一定時間だけモーターを回し、離したら反対に回す回路?
■鉄道の「回転数変換器」を家庭で使用する
■単1型のアルカリ乾電池を改造して100vは出せますか?
■Panasonicのタイマーの使い方?
■車・エレキットKPS−3226(タイマーIC 555)を12Vで使用したい!
■車・時間制限つきリレー(消し忘れ防止)
■DCファンの固着(短絡)対策
■写真撮影用の露出計は小型でシンプルな構造で作れますか?露出計は小型でシンプルな構造で作れますか?
■水車の発電を、DCからACに変換?
■ACモーターの雲台を回す
■放電器の作り方を教えてください
■テスターの250Vレンジを50V-MAXに変えたい
■車・ナビの音声信号を検知して、カーオーディオのミュート用2.5V信号を作る回路
■ラジオで放射能を測定する装置?
■Panasonic電源コードパック(EZ9090)を改造できなイカ?
■車・イモビライザーの出力を判断して3つの出力に分ける
■40〜45℃で動作する回路
■人の出入り方向を検知する回路
■車・ドアスイッチの統合
■オンディレイ・オフディレイ回路
■自転車のLEDバルブライトを走行中は必ずつくようにしたい
■車・バイクの電飾
■14個のLEDを順に点灯させる回路、IC1個か2個で!
■夢のようなデジタル時計を作りたいです!
■DC/DCコンバータを(放射能測定器で)直列に使っていい?
■車・イグニッションコイルをシグナルソースにする方法
■キーボードアンプの故障について
■簡易型・ファンタム→ABファンタム電源変換器
■排気ファンのONで連動する給気ファン、ふだんは弱運転
■電線が切れたら別の回路(電線)に電流を流す
■防災無線を選択受信する回路?
■車・常時ONのシガーソケットをキーと連動させたい
■サージ吸収部品の選定?
■車・DC12Vのオーディオを車に載せる保護回路?
■車・PWM調光されたルームランプでネオンを連動させると…
■AC100V 検電リレー
■孵卵器の自動温度調節器
■ラジコンの抵抗が焦げました、同じ物と交換していいですか?
■微弱シリアル無線通信モジュールに38KHzの赤外線リモコン信号を通してリモコンしたい
■車・キーレス2回プッシュでONになる不思議なリモコン
■簡単な発信機の回路を教えてください
■無線機の回路を教えてください
■抵抗計を電圧計・電流計にする?
■パソコンにぼりゅーむあっぷ!でLEDをつける(増やす)?
■暗くなると点灯するLEDらいとについて質問です
■直流を交流に変える回路?
■車・周波数とデューティ両方を可変できるPWM LED調光回路
■プルアップ・プルダウンについての質問
■良品状態を読み込むハーネスチェッカーを作りたい
■LEDが光る金属探知機を自作したい
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● 2011年前半
■温度が1℃上がる時間を計る装置
■可変型3端子 317を使用した 定電流回路を知りたい
■LM3914/LM3915/LM3916の電圧設定、計算方法
■USBマウスの線を切って繋いでいいですか?
■質問が3点
■モーターのノイズで誤作動します
■車・LEDを一定時間で消す(消し忘れ防止)
■4個の箱に取り付けた絵を照明する装置
■7セグLEDのコモンの入り切り
■TTLパルスがある時は"1"を出す回路
■オート電源記憶機能は簡単に作成できるでしょうか?
■車・セキュリティに好みのタイマーを繋ぎたい
■液晶TVが動きません
■変則的な回路のソーラーガーデンライトの動作原理
■12V/400Wものバイク用アンプを使いたい
■プレステのスピーカーに自動点滅LED?
■多分そう働く回路
■車・調光機能つきEL用インバータ
■自動散水ロボット
■「カットリくん」の中身が違います
■100Pin対100Pinの導通チェッカーのつくりかた
■バッテリーを10個直列で使う
■2つのAC100Vを切り替えるリレー
■車・バイク用のLEDタコメーターを自作したい
■車・ウインカーリレーの正解を教えて下さい
■一般的なスイッチング電源を定電流化してLEDを光らせる
■12Vから±1Vくらい上下に超えるとリレーON回路
■液晶AQUOSを車のバッテリーで動かしたい
■ガイガーカウンターの回路図を教えて下さい
■秋月電子のLEDデジタルパネルメータについてサポートしてください!
■ドアを開けても閉めても2分間ランプ
■ACアダプターに抵抗を直列に入れて使いたい
■自転車のダイナモで携帯電話を充電したい
■車・電磁リレーの故障表示
■車・電球を一度点灯させ、すぐ消してもう一度点灯し続ける回路
■コンデンサの代替
■リンクしてもいいですか?
■セリアのSoftbank3G(FOMA)専用通信ケーブルはなぜ充電できたのでしょう?
■車のバッテリー上がり救援作業時のサージアブソーバーについて
■夜になると3秒間隔でLEDが点滅するライト
■PM-129Bで直流の電力・電流計
■車・Automotive LED timing light
■車・リードスイッチの反転
■車・残照と調光回路の質問です
■乾電池を並列にすると持続時間は2倍になりますか?
■鉄道模型用に音の出る装置
■15分程度暗い状態が続いた時にトリガーが発生する回路の考察
■安価な降雪センサーの自作
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● 2010年後半
■2Vになったら、3VになったらLEDが点灯する回路
■車・燃料計の表示をあわせる改造
■簡易ハイローコンバータに入れる抵抗は?/高級品の製作?
■車・「タコメーター・回転数パルスの2逓倍回路」は1万回転を超えても使えますか?
■クリアーボイスにノイズが乗ります
■圧電スピーカーがコイルで大音量で鳴りません
■テニス用スコアカウンター
■昇降圧型の電源回路
■例えば5Xを超えた電圧でスイッチが入る回路
■ラジオに外部入力をつける
■介護用在宅表示ランプ
■雨降り警報ブザー
■GND電位差のある物を単一GNDの計測器で計る?
■ラジコン・給油ポンプ自動停止装置
■NaPiOnでリレーが動かせない
■暗くなったら一定時間点灯する回路がうまく動きません
■一定時間センサーを無視する回路
■車・モトイージー風回路を半導体化
■車・外部入力ONでじわっと減光するLED回路
■車・タコメーター・回転数パルス4/3倍化回路
■一押しで5〜6秒鳴る玄関チャイム
■温度で回転数がかわる扇風機
■パソコンのマイクのミュート回路、前出の物を使えますか?
■赤外線リモコンの光を遠くに届かせたい
■車・カーオーディオにmp3プレーヤーをつなぎたい
■車・LED表示のリアルタイム加速度計
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● 2010年前半
■車・バッテリーレスの原チャリにHIDランプを付ける
■殺菌灯のタイマースイッチを電子回路無しで!(有りも)
■車・2分間ランプをHi入力からLo入力に変える方法?
■LED、どちらの方が効率良く光が取り出せるのでしょうか
■タコメーター・回転数パルスの2逓倍回路
■100円アラームクロック連動、2モード・タイマーリレー
■車・電波時計に同期したシグナルツリー
■車のコンピューターからの5Vの信号でリレーを動かせますか?
■制御信号OFFから遅延して切れるSSR
■AC100VタイマーをDC12Vタイマーに!
■バッテリー充電・放電状態LED表示器
■サーボ信号でLEDなどをON/OFFする装置
■LEDでタコメーター(船外機・機械用)
■録音機器用簡易型無停電電源について質問
■無線機で遠隔リモコン、トーン発信機/トーン検出装置
■DC12V→AC12V、擬似正弦波インバータ
■電源ONから数秒間だけ点灯する回路(じわ〜と点灯/消灯)
■過熱防止LED温度計
■LED燃料残量計
■「長押し」しないと動作しないスイッチ
■スパークキラーの破裂原因は?
■車・断線警告を消す
■複数の質問
■ソーラー電池と単三電池の両方で使える電卓の構造
■コンデンサに貯めた電圧を計る
■最大100LED・流星フラッシャー回路
■マイクアンプにハイパスフィルター機能
■明るい場所でも動作する遮光センサー
■秋月超デカEL発光パネルの点滅回路
■車のACCに連動してパソコンの電源をON/OFF
■Li-ion過放電防止回路に警告LEDを追加する
■電磁弁・リレー等のON時間を測る?
■今あるカメラの映像を電波で飛ばしたい
■パッと暗くなった時のみ点灯するランプ(2分間ランプ改造?)
■ペルチェ素子で一定の温度に保つ回路
■ガーデンソーラーライトで7色に変わるLEDが点灯しない
■ピンクノイズ発生回路
■1本の配線に3つのスイッチ
■4013の反転FFで、スイッチを押している間出力がONになる?
■車のマップランプをルームランプに連動ざせたいが…?
■車のウインカーリレーをゆっくりにする?
■3、10、60秒間、振動モーターを回す回路
■一定の温度と、温度差を検知すると動作するリレー
■2分間ランプにDC/DCコンバータをつける?
■階段の蛍光灯をワンプッシュで一定時間だけ点灯させたい
■20〜30℃で動作する回路
■鉄道模型で、VVVF風の音が出るパワーパックの製作方法
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● 2009年後半
■自転車用ウインカー
■電子工作マガジンNo.5の自転車点滅ランプが動きません
■美術展示用の、人が来たらゆっくり光るLED
■トグルスイッチで昇圧と降圧を切り替える回路?
■車・ワンプッシュで、ホーンをプップッと2回鳴らす回路
■LED点滅がだんだん早くなるタイマー
■車・ドア・エンジンに連動してルームランプON/OFF回路
■Panasonicの温度調節器とSSRがうまく動作しません
■バッテリーのT・S等4つの端子
■電圧を下げるIC???
■DC12V位から6Vに低下すると電圧を遮断する簡単な回路
■12Vの回路で5Vのリレーを動かすのはおかしい?
■遅延連動コンセントを作りたい
■100均のセンサーランプで暗くなったら玄関灯を点灯させたい
■USBカメラのビデオ信号出力化
■ON時間とOFF時間の違うインターバルタイマ2(リレー)
■ON時間とOFF時間の違うインターバルタイマ
■5V入力で0.5秒から1秒リレーをONにする回路にcdsセル受光時にリレーONする様に回路を付け足してください
■車・プッシュ式ウインカースイッチ
■この回路を変えて使いたい
■車載の6映像セレクターを作りたい
■5Vで0.5秒〜1秒LED点灯を、簡素化で
■電源の質問が2件ほど
■100V用センサーライトと赤色自転車点滅ライト
■温度でAC100VをON/OFFする「電子サーモスタット」
■車のSIN波を矩形波パルスに?
■簡易デジタル表示消費電力計
■車・じわ〜っと消えるルームランプに連動(対応)するイルミPWM調光回路
■車・12V車で12V-8Vの5段階電圧お知らせ回路
■3V〜2Vまでは緑色LEDが点灯、2V以下になったら緑色消灯、赤色点灯する回路
■「通常はスイッチ接点が閉じていて出力OFFで、開くとONになる回路」とは?
■光線銃の的を作りたい
■電卓が自動で切れる回路を教えて下さい
■フラッシャーを安く作りたい?
■リポ/Li-ion用、2〜4セル、70A対応過放電防止回路
■ボリュームアップ!を単三仕様に
■なんだかVUメータが作りたくなりました
■車・マイナスコントロール⇔プラスコントロール変換リレー
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● 2009年前半
■車のほたる回路の異常動作
■CCDカメラに電源を重畳する回路は?
■ジャイロでサーボを微調整
■LEDをストロボみたいにピカッピカッと点滅させる回路
■人が居なくなったら自動的に切れるTV
■車載用DVDの音が小さい!
■ブザー断続回路図(LED点滅回路にも)
■単4電池で動くデジタルオーディオを車の12Vで動かせるようにはどうすればいいですか?
■車・バイクでポータブルカーナビ
■TVのコマーシャルの大音量を自動で下げる回路の実現方法
■一定時間以上トリガー入力があった時リレー等をONにする回路
■DC/DCコンバータ回路のインダクタ一の選定
■簡易ハイローコンバータの製作
■マウスの機械式ホイールの改造?
■24V→12V(13.8V)のコンバータを入力9V〜12Vにできますか?
■電気回路の問題
■磁力測定器の製作
■24V→12V(13.8V)コンバータが動きません
■12〜30Hzの信号をPWM(50〜10%)に変換する回路
■車の室内灯を前と後から操作する回路を作っても動きません
■車・オートバイのウインカーにポジションの機能
■光電管フライング判定つきスタートシグナルの製作
■USB連動AC電源リレー、OFF遅延付き
■改造したキャン・ドゥのデジタルアラームクロックの不良動作
■スロットカー用LEDライトユニット
■車の電圧を15Vに昇圧したい?
■ラジコンサーボのリバース回路
■リモコンの電池を外さず充電できる回路?
■5V入力で0.5秒から1秒リレーをONにする回路
■車・24V車でバッテリーの電圧低下アラーム
■FMトランスミッターをUSBで?
■車・カーナビのバック信号を遅延させる回路
■車・ウインカー連動コーナーランプ・リレー
■「前/後」「左/右」だけのラジコンカーの改造は可能?
■電動自転車のモーターコントローラー?
■ミニ四駆などレース用スタートシグナルの製作
■超音波加湿器のしくみ
■トランスレスでクロストークのできるインターホン回路?
■音連動のイルミネーションに使える「リレー」
■LEDが6つ順番に消灯する「1分タイマー」(10秒前予告ブザーつき)
■555を使った「設定時間の後にON」になるタイマー
■PICと液晶(LCD)表示機を使って温度計自作
■秋月電子のK-02190キットを昇圧回路に改造する回路図?
■液晶電卓のLED表示化へのヒント
■「ボリュームアンプ」からモクモク煙が!
■Panasonicの自動車用バッテリ寿命判定装置「LifeWINK」
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● 2008年後半
■車・バイクの前照灯をエンジンON中だけ点灯する回路
■F-1風スタートシグナルの製作
■車で、1.5Vの機器を使う電源の製作
■ビデオカメラ録画操作ロボット
■CENTURY製「アポロンT」の回路を調べてみました
■USBハブの自作
■停電時に光るライト
■メディアプレイヤーの自作
■自転車に色々付けたい
■555ワンショットタイマーを再延長可能に
■蛍光灯のプルスイッチの増設方法
■単純なスイッチでは無いカーテシスイッチからランプの配線
■車のエアコンもどき、DC12ファンの風量調節回路
■シガーライター用コンバータでバッテリーが上がる?
■10〜15Vに変動するバッテリーから12V
■12→24V 最大7Aの昇圧コンバータは作れますか?
■歩数計(万歩計)で車のトリップメーターを作れる?
■電池の電圧が8V位から6Vまで下がったらLEDを光らせる回路
■連射パッドとマウスを繋ぐ?
■AC100V、5A〜10Aを外部で検出してリレーON/OFF
■蚊取りラケット基板で使い捨てカメラのキセノン管を連続発光
■マウスの連射クリックに代用回路
■車の バッテリー(11.5v 〜 12.7v)から 13.7V位に 昇圧したいです。
■扇風機の回路図
■半固定抵抗
■5V/1Aの過放電保護付きスイッチングレギュレータ
■車・エンジン起動後数秒から10秒程度はある装置を停止させる回路
■発電機を反時計回りに回してもLEDを光らせるには?
■安定化電源の電圧を変更したい
■レスリースピーカー用に扇風機のモーターの回転数調整
■3Vで12Vのファンを回す昇圧回路は作れますか?
■PC用12Vファンを3Vで回したい
■電子、電気回路の図面記号はどのようなものがありますか?
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● 2008年前半
■ソーラー庭園灯殺虫器にソーラパネル増設は可能ですか?
■ライト用ON/OFFスイッチ回路
■導通検査器のつくりかた?
■ポップノイズの出ない携帯電話ミュートマイク
■過去記事のDCコンバータで4.8→3.4Vの変換はできる?
■エーモン「じわ〜っと点灯ユニット」について質問
■車のドアロック・アンロックの信号を約1秒ほど遅らせたい
■パソコンのキーのボタンは延長できる?
■自動給水ポンプ
■灯油ファンヒーターのセンサー故障
■Li-ion充電池の過放電防止回路
■スイッチが入/切しかない水中ライトの点滅化改造記事を希望!
■車上あらし防止、防犯LEDフラッシュ(超敏感音声感知)
■いろいろ
■LED常夜灯を自転車に付けたい
■車・カーナビの音声案内の際にLEDを点灯、片側だけSP音量を下げる
■USBの規格は5V/500mAなので850mAを取り出すことは無理では?
■RS232CのUSB接続
■ヘルメット点滅ライト
■カーナビのスピーカー交換
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● 2007年後半
■圧電スピーカーで音声
■イカリング
■自転車を止めてもしばらく光るライト?
■センサナイトライトの改造
■カモ追い装置
■放電器の製作で「可変電圧電源」が欲しい
■電撃殺虫ラケットを調べてください
■PICでCFカードなどを使ってパソコンにデータを転送出来ますか?
■100円キッチンタイマーでリレーを働かせたい(音声リレー)
■ミニッツの01基盤のs8430AFD13???
■オンボードカメラ用に4.8V→9Vのコンバータ
■MAX641について
■DC-DCコンバータを使い倒すために
■LM317Tの定電圧・定電流(可変電圧可変電流)回路図について
■LEDをゆっくり点滅させたい。
■音楽プレーヤー用に1.5Vの電源は作れますか?
■太陽電池用に良い省電力モータはありますか?
■NJM2360Mの外付けトランジスタをFETに?
■車・ルームランプをキーオフ時に数十秒間点灯させたい
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● 2007年前半
■太陽電池でNi-MH充電池を充電?
■デジタルオシロ STN? TFT?
■ソーラーパネル式バッテリー用 ノートPC自動電源切り替え回路
■ボリュームがうまく付けられない
■定電圧DCコンバータをLED用に定電流DCコンバータにしたい
■100円ショップの自転車赤色点滅灯を12Vで使用したい
■充電池だとすぐにつかなくなる蛍光灯の改造
■LEDナツメ球の改造
■アップコンバータで 12V 250mA は作れますか?
■秋月の充電器を評価してください
■テスターで電流がうまく測れません
■携帯充電器のDCコン、設計が変わったのかそれとも回路が当たり?
■やっとできました。明るいLEDダイナモライトが!!
■キャン★ドゥのLEDライト、抵抗が入っているのと入って無いのと?
■MAX879に充電中・充電終了のLEDを取り付けたい
■100円のセンサーナイトライトをLED化してみました
■充電器の回路について「なんでこんな回路にするねん」
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※
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太陽光発電の総発電量計測キットを作りたい!
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自作の太陽光発電の総発電量計測キットを作りたいのですが
今は電圧と電流を計測し、掛け合わせてWを出し、グラフに描いて、面積から総発電量を計算してます。
ヒロ 様
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お返事 |
そういう市販のキットを作りたい・・・というご相談ですね。
ちょっと残念ながら、そのようなキットは見たことがありません。
太陽光発電などはかなりメジャーになってきましたので、そういうキットが売られていても不思議では無いのですが、なかなか出ないですね。
計算方法はそれで合っているので、それを自動化するのに市販の専用キットのような物が無くてもできる方法はあります。
までは「電圧」と「電流」を計るのに市販のデータロガー(または秋月のキットなど)を購入し、パソコンに接続します。
それで時々刻々と「電圧」と「電流」をパソコンに記録し、その記録を表計算ソフト(Excelなど)に取り込んで、「電圧×電流」の値を集計する計算式を登録してやれば、データロガーで取った発電記録から発電総量は計算(集計)できますね。
表計算ソフトではカンタンにグラフ化もできるので、「一日のうち何時くらいが一番発電量が多かったんだろう?」とか「今日の日照時間(有効発電)は?」とか、グラフで確認できて楽しそうです(^^;
もしPICマイコンなどで回路とプログラムを作れるのであれば、「電圧」と「電流」をマイコンのA/Dコンバータで計測してリアルタイムでその時々の発電量を表示したり、それを積算していって一日の総発電量を表示したり、お好みの表示形式を作ることはできるでしょう。
単純に数字だけを表示するLEDや液晶パネルでなく、グラフィック液晶なんかを繋げばやはり一日のグラフをリアルタイムで描画してみたり・・・結構すごい物も自作できますね。
そういう部品と、プログラム済みのマイコンチップがセットになった「キット」とかが発売されても不思議では無いんですけどね。
後は、完全にアナログで電子回路で電力を計算(?)して、それを何らかの形で集計して一定時間での総発電量を表示するものも作れると思います。
入力(測定)した「電圧」と「電流」をオペアンプ等である規定の電圧値の範囲に置き換え、「乗算器」と呼ばれる掛け算をする部品で掛け合わせれば2つの入力値の積が出力電圧として得られるので、それがその瞬間の電力値となります。
「アナログ乗算器」はたとえば「4現象電流モード乗算器 EL4083CN」のようなICがあります。
乗算回路はオペアンプなどで作ることもできますが、正確に計算できるレンジ幅を希望通りにしようなどと考えると設計が面倒なので、上の専用ICなどを使ったほうが無難でしょう。
それで、乗算して得られた電力値相当の電圧をそのままアナログメーター等で表示し、目盛りをちゃんとその値になるよう書いておけば「リアルタイム発電電力計」のできあがりです。
デジタル電圧計などでデジタル数値で表示するのであれば、適当に分圧するかオペアンプなどで最適に増幅/減衰して、デジタル数字が発電量(ワット)になるよう電圧調節すればいいですね。
それで、「一日の発電量が知りたい!」というのであれば、その電力量を表す電圧から「1ワット/時の発電量の場合、1パルスのカウントパルスを出力する」などの「発電量→カウンタパルス変換回路」なんかを作ってやって、何らかのデジタルカウンタで数えてやればいいわけです。
「発電量→カウンタパルス変換回路」は、発電量は電圧値として得られているわけで、そこからパルス化するなら今まで何度か説明しているように「VCO回路」で良いですね。
VCO回路は入力電圧値に応じて発振周波数が変わる発振回路ですから、1ワット/時の時に1時間に1パルス・・・・、実際にはそれではあまりに遅すぎるのでデジタル表記も0.01W単位くらいでカウントするように100倍で発振するような回路にするとか、それでも発振周波数が低いのでそんなVCO回路は作りにくいからVCOの発振周波数は更に100倍や1000倍や4096倍等で設計して、カウンタで数値を表示させる前にデジタルカウンタICでプリスケーラ回路を作って分周してやるとか・・・・。
なににせよ、どのくらいの単位で総発電量を表示したいのかにもよりますが、それにあわせてVCOとプリスケーラの設計を決めてやれば、お好みの数値表示で総発電量を目視できるようになります。
表示させるカウンタはカウンタICやBCDデコーダ・LECドライバICで7セグLEDを点灯させるようなものを自作してカッコイイLED表示機を作ってもいいですし、市販の機械式電磁カウンタやデジタル表示のカウンタ装置(結構お高い)を購入するのもいいですね。
とても安く仕上げるなら、「100円ショップの歩数計」を使ってデジタルカウンタとして表示部にしちゃうのが手っ取り早いかも?
他に、「ある時刻で自動的にリセットする回路」とか「自動リセットだとリセット時刻に表示が0に消えてしまうのでその時間に表示を見ないとわからなくなってしまう!、なので今日の今現在までの総発電と昨日の総発電量記録の両方を表示する」等、表示部分にもくふうをこらし始めたらもうそれは部品数も作る手間も大変なことに(笑)
そういうところはやはり部品数はほぼ変わらずに、プログラム次第でいくらでも高機能にできるマイコン制御の電力計測装置なんかを設計したほうがずっとラクチンですよね。
私が知らないだけで何か良い「太陽光発電量表示キット」なる物が売られていると良いのですが、自作するとなると一番楽なのはPICマイコンなどを使う方法、マイコンプログラムが出来ないなどであれば・・・とても部品数が多くて設計も大変ですが、電子部品だけでもそういう目的の回路は作れると思います。
もうしばらくは、そういうキットが市販されていないか検索などされてみてはいかがでしょう?
お返事 2013/12/27
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長期間、投稿者様からのお返事が無かったので、このトピックへの投稿受付は終了しました。
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高機能なルートチェッカーが作りたい!
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何時も楽しく拝見させていただいております。
早速ですが回路ルートチェッカーなる既成の商品があるのですがこれと同じ目的の装置を作りたいと思っております。
用途は100v、200vなどのブレーカー番号と端末の番号があっているか、と言うように回路番号の確認に用います。
既製品は一度に15回路まで。
2本で配線されている回路の頭と端部のどちらかにターミナルを取り付け(IDが記入されている)片側でそれを読み取るというものです。
今回自作したい物は回路数は64回路まで(6bit)、分電盤側で送信機を取り付け(デジタルのアドレスを送信)、コンセント側で受信機を差込アドレスを読む、この様な装置の自作をしたいと思っています。
測定時は勿論ブレーカーはオフで、2次側で測るので回路は完全にオープン(回路開)です。
ご指導よろしくお願いします。
田舎の親父 様
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お返事 |
ルートチェッカーというと・・・・以前勤めていた会社の工事部の人間が使っていたような気がします。
ネットで検索しても確かに「15回路まで」という商品が見つかりますね。
それで・・・現状で発売されている商品ではあなた様が今回ご希望されているような「デジタルでコードを送信」なんてやってるのでしょうか?
いやまぁ、「ターミナル」がデジタルコードの送信機で、「チェッカー(本体)」のほうでそのデジタル信号を読み取っているという可能性も高いとは思うのですが、もしそのような代物をご希望であれば、回路で使用する部品は当然PICやAVR等のワンチップマイコンを使用した何かになり、ここで回路図やプログラムなどをお教えする内容ではなくなるのですが、そういう物をご希望ですか?
市販品では「ターミナル」は1cm角×3〜4cmくらいのケースの両端からコードが出ていて、そこにミノムシクリップが付いているだけに見えます。
確かに私の手元での製作例でも「ラジコンレースの時間計測用の赤外線ID送信機(ポンダー)」はほぼ1cm角×2cm程度と大きさや見た目も酷似していて、「デジタル信号で特定のID(数字)を送信している」という機能までドンピシャ!です。(電源は別)
でも・・・・中身はPICマイコンですよ。
もしそれをマイコンを使わずにロジックICやディスクリート部品だけで作るとかなり頑張って小さく作ってもタバコの箱くらいの大きさになってしまいます。それを64個とか大変ではありませんか?
また「チェッカー(本体)」のほうはもっと複雑で、デジタルの通信信号を受信して7セグLEDか何かに数字を表示するとなると、だいたいお弁当箱くらいのサイズのケースに入れて持ち運ばなければならないと思うのですが、それくらいになると工事現場では邪魔ではないですかね。
市販品の「チェッカー(本体)」って、ポケットに入る安価なデジタルテスター程度の大きさですよね。
市販品ほど小さくするのは個人の自作レベルでは無理だとして、マイコンやプログラムを使わずに電子部品で組み立てるとかなりの大掛かりな装置になるのは仕方ないとはいえなるべく避けたいものです。
それで・・・本当に最初に書いた通り「そもそもルートチェッカーって、デジタル信号を通信しないといけないの?」という疑問にぶつかるわけです。
工場で作る大量生産品なら超小型化してその市販商品くらいの大きさでデジタル通信できる装置も作れるとは思いますが、あなた様がまず大前提とされている『デジタルで』という部分を否定してしまえば、もっと簡単に安易な方法で配線番号のチェックはできるのになぁ・・・というのが私が最初に投稿文を読んだときに頭に浮かんだ答えです。
あくまで使用シーンは「屋内電源配線の線路番号の確認用」と限定した場合、使用環境は
● 使用配線は100V/200V用等の配電用ケーブル
● 総延長はせいぜい数十メートル以内
● 測定時、回路は完全にオープン(他の機器は繋がっていない)
となるはずですので、「経路上の配線抵抗は数Ω以下」であることは絶対に成立しますよね?
でないとAC100Vや200Vで送電した際にそれ以上の抵抗値があると、発熱してえらいことになってしまって電気工事としてはあってはならない事態になってしまいます。
ということは、
● 配線抵抗に対して十分大きな抵抗値
● 数値を直読しやすい抵抗値
● …の抵抗を2線間に接続(ターミナル側)して、反対側(チェッカー側)で抵抗値を計るだけ
の部品と装置で十分に配線番号の確認作業くらいはできると思うのです。
あくまで、商品化するような製品の回路ではなく、ここでお教えできる範囲の『個人の遊びの範囲で作る』回路・装置という範囲を逸脱しなければの話です。
本物の市販品のルートチェッカーやケーブルチェッカー等では、電話線などのチェック用で数Km程度&数十本の電線の束の中でどの一本の線が該当するのかまでチェックできるようなものまであり、そういう商品だと「周辺ノイズによる誤作動が無い」などの記述がある事から一定の周波数の信号や何らかのデジタル信号を送ってそれを確認している物も多々ありますが、今回のご相談のような宅内配線くらいの確認であればそこまでの精度やノイズ耐性も求めなくても良いと考えられます。
それで最も安価で、最も部品数も少ない方法としては、「ターミナル」側は1cm×2cm程度のケースの中に抵抗が一本だけ入っている物、その両端にリード線でミノムシクリップが取り付けられた物にします。
抵抗値は「1KΩ」「2KΩ」・・・のように、最低でも1KΩ以上で、かつ数値は小数点以下があまり無くてなるべく区切りの良い値の物を入れます。
ただ、市販のE-24系列などの抵抗の場合は3KΩを超えると次は4.7KΩのように突然数値が飛んでしまうので、抵抗一本だけでは切の良い数値が得られないため、数値によっては数本の抵抗を組み合わせる必要が出てきます。
そこでE-24系列などの抵抗をどう組み合わせればいいのか、いちいち抵抗値一覧表とにらめっこして計算しなくても、半固定抵抗を使って自由に抵抗値を変えてやれば、面倒な計算や必要な数値の抵抗をたくさん買わなくても済みますよね。
1〜10KΩの値が欲しければ10KΩ半固定抵抗を、10〜100KΩの値が欲しければ100KΩ半固定抵抗を、もちろん調節しやすいよう20KΩや50KΩの半固定抵抗でもっと細かく買い分けてもいいですが、とにかくご自分で調節さえできればいいので、お好きなものを買えばいいと思います。(20回転型などの精密に調節できるタイプが良いと思いますが)
さてそれで、「1番のターミナルは1KΩ」「2番のターミナルは2KΩ」・・・「64番のターミナルは64KΩ」という風に『KΩ単位の数値がそのままターミナル番号になっている箱』を用意すれば、ターミナルは完成。
番号を識別するほうの「チェッカー(本体)」はというと、既にお手持ちだろうと思いますがただのデジタルテスターで良いので、特別な装置は必要ありません。
屋内配線の向こう側に取り付けた「ターミナルという名の"抵抗"」の値を、デジタルテスターの抵抗計レンジで測るだけで、どのターミナルが接続されている配線かひと目でわかりますよね?
ここで重要なのは、今回の話の前提である「100Vや200Vの屋内配線を調べる」という事で、通常の屋内配線用の線材であればかなり長くても抵抗値は無いに等しいはず。
そこに抵抗器をつけて抵抗値を測るのであれば、つける抵抗器の値は配線抵抗の大小に影響されない配線抵抗値よりずっと大きな値であれば、配線抵抗による誤差はわずかでデジタル表示でも誤差の範囲内程度に収まってしまう。
という設計概念から、ターミナル側で設定する抵抗値は×KΩより数十Ω程度大きな値にしておく事をお勧めします。
もしぴったり×KΩにしておくと、仮に12.000KΩとして、温度変化などで抵抗値が小さくなったときに表示が11.984KΩなんて出たら「11って出てるやん!」と勘違いするばかな事にもなりかねませんから、最初から「12.124KΩという風に小数点以下に少し値か出るけど気にしない」くらいにしておいて、小数点以下の数字が多少減っても絶対に1以下にならないような値にしておくべきだと思います。(いっそのこと500Ωくらいでも・・・)
安いデジタルテスターで、ダイヤルをガチャガチャと回してレンジを変えられる物で、KΩ単位で固定できるのであればそのレンジで液晶パネルの小数点以下の部分にシールでも貼って隠してしまえばカンペキに「配線番号表示機」に見えてしまいますよ(笑)
それでいて、市販のルートチェッカーのように「配線がショートしていたら0表示」「ターミナルが検出できなければOL表示(機種により異なります)」等というチェック機構まで兼ね備えた、十分市販品に引けをとらないチェッカーが市販のデジタルテスターとほんのわずかな抵抗などでできてしまうのですが、もっとお金と部品と多数のターミナルの製造の手間をかけてまで「デジタルで通信する」ルートチェッカーの自作をお望みになられますか?
(私ならPICマイコン等で作る以外の方法では嫌です)
市販のルートチェッカーも、「接続してから表示するまで数秒かかります」とか注意書きがありますが、まさにデジタルテスターの抵抗値測定の時の表示(積分法で抵抗値を計測している)に数秒かかるのに似ていると思うのですが・・・。
というか、某社の市販のルートチェッカーはまんま「ポケットデジタルテスターの中身をちょっとだけ変えてパネルもそれっぽく専用品にしているだけ」(テスターを改造してるのでは無く、当然工場でそういう製品として作ってますが)に見えてくるのは不思議ですよね〜(^^;
ターミナルが15個しか無いのは、ここで自作例として出したような1KΩ単位ではなく、もう少し差の大きな抵抗値にして誤作動・誤表示を防ぐような配慮がなされているのかもしれませんね。専用品ですから、抵抗値をそのまま表示するのではなく、一定の対応表を内部に持っていればいいだけです。・・・あくまで、中身が「抵抗計」だったらの話ですけど。
お返事 2013/11/22
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投稿 |
丁寧な回答ありがとうございます。
回答を元に既に持っているルートチェッカーを確認してみました処、回答にある様な抵抗を測る仕組みであるという事が判明しました。
測定器の方は10の位が1で固定の為、この測定器では19回路までとなります。
手持ちのレンジ切替が可能なデジタルテスターでターミナルを計測したところ、番号通りの値となります。
しかし、ちょい高目のテスターですと四捨五入がある様でそれでは違った値となり、安いテスターで再度行ったところ此方は正確な回路を表示します。
ターミナルと言われる物も少し隙間のある物を殻割りしてみたところ中身は抵抗1本だけと言う代物でした。
買値が1万円台ですから仕方が無いのかなとちょっと残念な気持ちです。
測定器も市販テスタの表示部の右側を隠す様になっており、こんなものかとがっかりな気持ちです。
使い勝手はさておき、これならば抵抗でターミナルを増設すれば回路数は増えますね。
本当の気持ちを言えばデジタル表示のチェッカーを作りたいと思っておりましたが、サイトの運営趣旨に反すると言う事であれば諦めます。
以前からPICとかAVRとかも少し興味があったので挑戦してみようかと思っておりましたが残念です。
でも目から鱗の情報となり感謝しております。
丁寧な解説ありがとうございました。
田舎の親父 様
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お返事 |
あ、本当に「抵抗値を測ってるだけ」だったんですね(^^;
もし抵抗値を測ってデジタル表示する回路・・・とかなら電子部品だけで組み立てることができるでしょうけど、それだと安価なデジタルテスターを買ってきてそのまま使うのとなんら変わりが無いので面白みもありませんよね。
>測定器も市販テスタの表示部の右側を隠す様になっており
という現物もそのくらいの製品(テスター流用)だという事ですから、簡単に代用になるものが入手できるのにわざわざお金と手間をかけて自作するほどのものでもありません。
PICやAVRを使った回路とそのプログラムになるような製作物は、ここでは回答として取り扱わないというのは以前から何度も書いていますので、ご了承ください。
お返事 2013/11/27
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使用用途不明の依頼
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はじめまして。
電源電圧が12V〜14Vで流れる電流の上限を4Aに抑えたいのです。
もしくは定電圧12Vにして定電量4Aにする方法を教えていただきたいのですが?
よろしくお願いいたします。
小日向 様
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お返事 |
今回も、残念な投稿が舞い込みました。
たいへん申し訳ございませんが、私のほうからお願いしています・・・
● 質問内容は、何に使う回路かわかるように
「××という働きの回路」というだけではなく、何に使うのか?、どんな装置に繋いで使うのか?、どんな操作方法で使うのか?…などを必ず説明してください。
要領を得ない質問をされた場合、こちらもテキトーな返答しかしない場合があります。
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という必要事項を満たしておりませんので、このご質問・ご依頼にはお答えすることができません。
12〜14Vという事で対応を終了しています車・バイク関係や鉛バッテリー関係かとも思いますので、残念ですが他をあたってくださいませ。
「xAに抑えたい」・・なんて、用途を限定せず単にそういう目的であれば、部品数個だけのとても基礎的な回路なのでネットでいくらでも回路図が出ていますよ。
お返事 2013/11/21
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デジまめカウンターが自転車でうまく動きません
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100均で「デジまめカウンター」というのがあったので、リードスチッチを直結して自転車の距離計にしようとしたのですが…うまくいきません。「デジまめカウンター」の消費電流は2μAくらいでした。自転車に取り付けてカウンターが100になるまで走行して、そこで折り返す実験を5回やったのですが毎回20〜50ずれていました。配線やリードスイッチの静電容量や抵抗が影響しているのでしょうか?影響しているとしてもどうすればいいのか分からないので…、気がお向きになれば…お助けください。
http://sites.google.com/site/e16162564/nazo00001
必死で考えました。 様
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お返事 |
「デジまめカウンター」が手元に無いので詳しい事はわかりませんが、線間容量とかが原因かどうかはすぐにわかりますよね?
カウンターとリードスイッチの間の配線の線間容量・配線の抵抗がある場合(今の状態)と無い場合を比べてみて、無い場合に正常にカウントすれば線間容量または配線の抵抗が原因という事になります。
これを確かめるのは実に簡単で、配線を無くせばいいだけなので、長い配線はやめてリードスイッチの取り付け位置のすぐ横にカウンターもとりつけて、最短距離で配線するだけです。
もしそれで動けば、長い配線部分が原因という事になります。
リードスイッチの接点抵抗が原因なら、リードスイッチを複数用意して全く同じタイミングでONになるよう自転車に取り付けて、それでカウンターを動かしてみればいいですよね。
配線抵抗+リードスイッチの抵抗が悪さをして正確にカウントしていないのであれば、リードスイッチの抵抗ぶんを少し軽減してやれば正確なカウント値が得られるようになるかもしれません。
また、もし次に述べる原因であれば、リードスイッチを複数つけた時に「人が付けるのでわずかに位置がずれる」事で解決するかもしれません。
「速く走るとうまくカウントしない」という事ですので、原因の1つにリードスイッチのON時間が「そのカウンターの内部回路が必要とするON時間を下回っている」可能性もあります。
配線抵抗でも線間容量でもなく、単純にリードスイッチの前を磁石が通過するのが早くて、ON時間が短すぎるのでカウンターはそのONをノイズ程度と考えて1カウントはしてくれていないのかもしれません。
たぶん「人がスイッチを押す」という考えで設計されているので、チャタリング防止回路または防止論理が組み込まれていると思いますので、多少はON波形ががくがくしても良いので磁石を複数個並べて、通過時間を長い目になるようにするとうまくカウントするのかもしれません。
磁石のほうでなく、リードスイッチを複数個並列に(位置的には横に)並べて一個のスイッチの場合より長くONするようにしてみるとか。
いろいろと原因を探って、何か回路の追加とかカウンター側の改造をしなくても良い方法は探し出せるかもしれませんよね?
電子回路を使えばぶんあっというまに解決できるでしょうが、とにかく手元に現物が無いのでこちらでは確認のしようがありません。
そして、リードスイッチ部分の変更や電子回路を追加しても解決しないのではないかという原因も1つ考えられます。
それは「そのカウンターの保護の設計思想」によって、ある一定以上の速さで接点をONにされても、それは普通の人間のボタン押し操作では無いとしてノイズ程度と捉えてカウントしないような回路・論理が適用されている可能性もあるかも?という事です。
100円ショップの「歩数計」はまさにそれですよね。
歩数計という使用目的上、中の振動接点は本来の一歩ごとに一回のONでは無く、一歩ごとに細かくON/OFFを繰り返すことになり、それを全部カウントしていたらとんでも無いことになるので一度ONになったらそこから一定時間は接点がONになっても何もカウントしない「ガードタイム」が設定されています。
もしその「デジまめカウンター」にも同じような思想でガードタイムが設定されていて、ある一定間隔以上に速く接点を連打されてもそれをカウントしないとしたら?
自転車のスピードが一定以上になったらもう一切カウントしてくれないとか・・・そういうのも試してみまたしが?
100m往復ばかりではなく、数百m以上を全力で走って、実は最初の加速時と最後の減速時の比較的ゆっくりな速度の間しかカウントしてなかったとか、高速時には見た目ある一定の間隔(タイミング)でしかカウントアップしていなかったとか・・・。
別の実験方法として、磁石を対角に2つ設置して「タイヤ一回転でリードスイッチは2回ONになる」(またはもっと磁石を増やして高速走行時と同じくらいの回数を、低速走行でも入力できるように)という試験をやってみるとか。
間違わずにカウントしていた遅いスピードで走り、正確に磁石の数ぶんだけ多くカウントしてくれれば「ガードタイム問題に引っかかっているわけでは無い。高速回転でリードスイッチがONする時間が短くなるのが原因。」と判断できますし、もし磁石数を増やして低速走行でも正確にカウントされないようであれば、ガードタイムに引っかかっているのでたとえ電子回路などでON時間を延長してやっても、そのカウンターはそんな高速でパルスをカウントする為の商品では無いというのは分かりますよね?
そういう実験も含めて、色々と他にも方法を考えて原因を追究し、磁石やスイッチまわりの追加・変更や、配線の抵抗などなら配線をもっと太くするとか容量を減らすために二本の線を離すよう対を引き剥がすなど、電子回路などに頼らない対策でうまくゆくかもしれませんよ?
お返事 2013/10/26
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投稿 10/27 |
ご返答ありがとうございました。もう「サイクルメーター買うことにしました。」と言うのはウソで、「気の迷い」さんからいただいたご指摘の方法を粘り強く試してみようと思います。原因が判明したらまた投稿します。
*この質問を投稿した後で、気づいたのですが…こんなことで「気の迷い」さんの貴重な時間を無駄にしてすみませんでした。今後、安易な丸投げはしないようにします。(自転車で近所を必死で走り回った挙句、非常に残念な結果(涙)だったので安易に問題を「気の迷い」さんに丸投げしてしまいました…。)
必死で考えました。 様
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投稿 10/27 |
実験結果速報:カウンターからリードスイッチまでの配線を3種類試してみました。
■100均のボリュームアップから切り取った電線1m(絶縁コートされた裸電線が近接している):度々カウントが途中で止まる。(これはダメだと思う)
■リードスイッチをカウンターに直付け:ちゃんとカウントした。
■古いビデオデッキのオーディオケーブル1.5m(シールド線):ちゃんとカンウトしているように見える。(正確には分からないがいけそう!)
*実験方法:扇風機の羽に磁石を貼り付けて実験しました。(寒かった)
「デジまめカウンター」を自転車の距離計にするのは無理かも…と諦めていたのですが、ちょっと希望が!「気の迷い」さんありがとう!
必死で考えました。 様
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投稿 10/27 |
実験結果速報その2:ちゃんとカウントしてるか調べました。
実験方法:扇風機の羽は3枚あるので磁石を3ツ貼り付けて、1000カウントするまでの時間を携帯電話のストップウオッチで測定した。
結果:1000カウント/約56秒でした。カウンターが9000になるまで8回測定しましたが、それぞれだいたい56秒でした。(寒すぎてそれ以上は続けられませんでした(笑))
注意事項:扇風機は弱で回したほうがいいです。中にすると磁石がふっ飛んで窓ガラスが割れそうになりました。だから…強とかは絶対ダメです。
実験結果速報その3:自転車に取り付けて走ってみました。
結果:行き7000カウント、帰り6800でした。(誤差2.86%)予想よりも残念な結果。原因はたぶん、リードスイッチと磁石のズレではないかと思うので取り付けを調整したいと思います。
とりあえず、「気の迷い」さんご助言ありがとうございました。助かりました!
必死で考えました。 様
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投稿 10/29 |
実験結果速報その4:電線とリードスイッチを変えて再計測しました。(リードスイッチはちょっと小さめなのに変えて、電線は昔100均で買ったドアチャイムの電線に変えました。)
実験方法:扇風機の羽に磁石を貼って三脚にリードスイッチを固定して、1万カウントごとに時間を計測しました。
1:628秒
2:665秒
3:628秒
4:621秒
5:620秒
6:612秒
7:600秒
8:623秒
2番目と7番目の計測結果が、おかしい!扇風機が適当に回転しているのか?(扇風機古いから…)
いまごろになって気づいたのですが、配線やリードスイッチの静電容量や抵抗の以外にも誘導起電力も影響しているのでしょうか?
こんどはコレを自転車に付けて実験しようと思います。
必死で考えました。 様
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投稿 11/11 |
結果:
自転車で、平地と上り坂を走っているときはちゃんとカウントしてスピードが出る下り坂では、とちゃんとカウントしないことが分かりました。前回7000だった地点までさらに2往復計測したのですが、7500と7600でした。このコースは10mから350mまで登って200mまで下るようになっています。毎回350m登った地点の計測結果はほぼ一致していてスピードを出して坂を下った後は数値がバラバラでした。(下り坂が急で長いほど誤差も大きくなる)
なんか…悔しいです!(でも、「気の迷い」さんには感謝!)
sites.google.com/site/e16162564/index/kyori
必死で、考えました。 様
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投稿 11/21 |
1パルスの時間が60ms程度では、時間が短くて物理的にリードスイッチが動作しきれていないのかもしれません。カウンターにもチャタリング防止回路が内蔵していると思うので更に難しいかも。可能であればリードスイッチの取り付け場所をハブの中央側に設置すれば同じ回転数でも1パルスの時間が長くなるので解決できるかもしれません。もう一点気になるには、カウンターからの電流が2μAと非常に小さいのでリードスイッチの接点に付着した膜で導通不良の可能性は無いでしょうか?
TC31 様
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投稿 11/21 |
どうも納得いかないのできょうは、激坂を自転車で標高300m登って300m下る実験をしました。片道4kmあるのですが、激坂なのでだいぶ押して登りました。前回と違うところは、リードスイッチを磁石をぎりぎりまで近づけたところです。
結果↓
登り:2000カウント(いままでの、測定結果と合ってる)
下り:1500カウント(スピードが出るとダメダメ)
登り:おじさんが、へろへろになってました。
下り:おじさんが、がっかりしてました…。(笑)
でもまー、ママチャリに取り付けてちゃりちゃりやる分には問題ないですネ!
必死で考えました。 様
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投稿 11/22 |
>TC31 様さん、ご指南ありがとうございます。
*扇風機に磁石を貼り付けてした実験では、1000÷60s=16.6/s
*自転車で57.6km/h出たときは、16m/s÷2m=8/s(タイヤ一回転:2m)
ちゃんとしたリードスイッチのデータシートでは、最大駆動周波数500Hzとなっているのでいけるかーと思ったのです。
↓データブック
http://www.osdc.co.jp/jp/data/data_1.shtml
■自転車への磁石の取り付け位置をもっと車軸に近づけると角速度を小さくできるので効果があるかもしれません。(こんどやってみよう。)
*残念ながら、カウンターの回路はどうなっていいるのかは不明です。(涙)さらに使用しているリードスイッチは、出所不明ですのでアヤシイのは確かです。通販で電子部品を買う機会があればついでにちゃんとしたリードスイッチ入手しようと思っています。
必死で考えました。 様
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チップ電解コンデンサを積セラで代用?
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いつも楽しく拝見しております。
90年代のアマチュア無線機のチップ電解コンデンサが液漏れを起こし、洗浄交換をしてます。
交換用のコンデンサを購入していてふと思ったのですが、電解コンデンサではなく積層セラミックならこの先漏れないのではないかということです。
交換対象の多くは33uFで最近のチップ積層セラならパターンにおさまりそうですが、電源デカップリングやオーディオのカップリングに用いるのを安易に積層セラミックに交換するのは問題があるでしょうか?
自分なりには振動をマイクのように拾ってしまうことが思いつくのですが。
よろしくお願いします。
aka 様
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お返事 |
「音質などに拘らなければ」べつに問題は無いと思います。
昔は数μF以上なんてセラミックコンデンサは存在しなかったので、そういう用途に使えるものではありませんでしたが、積層技術が進んで100μF程度の大きな容量のものまで販売されていて、時代は変わったものだと思います。
ただ・・・コンデンサには構造により周波数特性の違いがありますので、それでアルミ電解コンデンサを通る音と、セラミック系のコンデンサを通る音、また音声回路では一般的なフィルム系コンデンサを通る音など、その回路の設計時に指定されているコンデンサの種類以外のものに置き換えると音質が変わってしまうという事は念頭に入れておいて、あくまで自己責任でという事になると思います。
高性能なアンプの製作や、良い音のヘッドフォンで聞くためのヘッドフォンアンプの自作をされる方などでしたら、回路図では同じxxxμFとしか書かれていない電解コンデンサでも、「〇〇社のコンデンサだと良い音がする」とか「××社のコンデンサは音が歪む」などと、コンデンサ1つとっても部品の選定に神経をすり減らしているようです。
とっても高級なピュアオーディオの回路でもないかぎり、「振動で」とか話題に出てくるという事は元から音質もそれほど良くないハンディ無線機でのお話しでしょうから、私の感覚としては間に合わせで積セラにするのは自分の耳さえ納得するなら全く気にする事は無い範囲の違いしか生まないと思います。
AF回路のどのあたりに入っているのかにもよりますが、果たして「振動で」なんていう事が耳に聞こえるようなレベルで影響するのかすら疑わしいです。
逆に、それはその無線機でなくても別のAF回路(簡単なLM386アンプとか)で、アルミ電解コンデンサを積セラに置き換えて、叩いてみたり突付いてみたりして果たしてスピーカーからその音が出るのかを実験して確認してみられるのは、良い研究材料になるのではないでしょうか。
もしそんなにカンタンに振動を拾って音に変えてしまうなら、以後は積セラコンを何らかの振動センサーとして使えるレベルだと思いますよ。
お返事 2013/9/12
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投稿 9/16 |
お忙しい中のご回答ありがとうございます。
ご指摘の通りで、エレキギターの過剰増幅系のカップリングに使った事がありますが、爪で弾いてみるとコーンコーンと鳴った記憶があります。
無線機の周波数特性は狭いので問題はないと考えています。
電源ICや復調ICのデカップリングでうまく動いてくれるか試してみます。
ありがとうございました。
aka 様
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NJU9252A(P)を使ってLD8035E蛍光表示管×2で表示させたい
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いつもお世話になっております。デジタル温度計(二桁)を作りたいのですが、キット系を使わずに、NJU9252A(P)を使って、TD62783APなどをとして、LD8035E 蛍光表示管×2で表示させたいのですが、全体の回路図をかいていただけませんか?電源はまだ決まっていないのでお任せいたします。すみませんよろしくお願いします。
くじらパパ 様
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お返事 |
あなた様には「デジット・6管蛍光表示機キットで温度計を作りたい」で、今回のご希望通りの部品の組み合わせでできる2桁の温度計の作り方を説明しています。
あの時にあなた様のご希望でそれらキットの組み合わせで説明していますので、お手元のキットの回路図とこちらの回答を元に、今回あなた様が質問に出された回路図は容易に書けるはずですから、どうかそれらを目的にあわせて書き換えてお使いください。
あと・・・前回私のほうから回路図を提示して、あなた様は私に対して無視されて一定期間放置されましたので「お役に立たなかった」記事となっていますので、時間を割いて回路図などを提示しても無視されるような方からのご質問にはお答えする必要も無いと考えています。
お返事 2013/8/30
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暗くなったら、電撃蚊取りを動作させたい!
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はじめましてZIMAと言います、電撃蚊取りの回路を網羅していて大変面白く読ませております。
電撃回路を虫回避のために常時スイッチを点けようとしましたが電池の消耗が多いので夜だけ点けようとし、CDSを使ってみましたがどうにもうまくいきません、回路のどの部分に入れたらよいでしょうか?お力添えいただければ幸いです。
ZIMA 様
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お返事 |
「電撃蚊取りラケット」に常時通電して・・・どうされるおつもりでしょか?
あれは人間の手で振り回して蚊に当てるためのラケットなので、常時通電していても虫は寄って来ないので意味がありませんよねぇ。
まぁ、単に「暗くなったら」というのでしたら、記事中の改良回路図のスイッチの部分を暗くなったら電量が流れるようにするようにしてやれば良いだけで、すごくカンタンな理屈です。
たとえばスイッチの代わりにCdsを一個付ける・・・なんて方法で解決するなら、それはそれに越した事はありません。
でも、Cdsって暗くなると抵抗値が増える素子ですから、スイッチのかわりにつけても暗くなると電流を流さなくなるので本末転倒ですよね?
もしCdsが暗くなったら電流を流す素子だったとしても、Cdsはそれなりに抵抗値がある素子だから、たとえON状態と言われる状態になっても、スイッチやリレーのように電流を流すための接点みたいには使えないというのは素子の性質上おわかりではないかと思うのですが・・・。それが理解できていないと「Cdsで」という回路の設計は無理です。
他にも、改良回路図のほうでなくても、無改造の電撃蚊取りラケットの電池と回路の間に「暗くなったらONになるリレー回路」を入れればいいだけなので、そういうリレーのキットを買えば超素人の人でも作れますよね。
『気の迷い』で電撃蚊取りラケットを扱ったのはもう5年前のことですし、ラケット本体も中身の回路・基板ももう手元には無いのでこちらで動作実験をすることができませんが、あくまで参考例程度での回路図を示します。
▼クリックすると拡大表示
Cdsで明るさを検知する部分には、ロジックICを使った回路を使用します。
アナログ電圧値をきっちりロジックレベルに置き換える「シュミットゲート」機能のIC(74HC132 [PDF])を使用することにより、CdsとVR1で分圧して得られた電圧をロジックレベルで「明るい」「暗い」と判定して出力します。
74HC132などのロジックICのシュミットゲートの閾値は、たいていは上側は2/3Vcc、下側は1/3Vccで判別します。
あとは、判別したロジック出力を、今回は一個のIC中でゲートが余るので判別結果表示のLED点灯や、「正出力(Q)」「反転出力(^Q)」の両方も取り出せるようにしています。
これは・・・既にご質問をお断りしている「暗くなったらxxしたい」「明るくなったらxxしたい」という質問への1つの最終回答として、暗くなったときでも明るくなったときでも、お好きなときにお好きなように使える回路図を1つ示して、もうそういう質問に対する回答は今後絶対にしないという姿勢を示す目的もあります。
で、「暗くなったら」の判別はできたので、あとは電撃蚊取りラケットのスイッチをON/OFFするだけなので、トランジスタ一個でそれは解決します。
電撃蚊取りラケットの改良回路図のほうの、「小電流で済むスイッチ」の部分をトランジスタでON/OFFするだけなので、部品もそれだけで難しくはありませんね。
まぁ最後にですが、電撃蚊取りラケットって・・・電源をONしっぱなしにしたら、たいていは回路が焼ける商品なので、私ならこういう方法などを使って電撃蚊取りラケットを(たとえ暗い間だけでも)常時ONにして使うような事はしませんね。
電撃蚊取りラケットのほうを改造・改良して焼けないラケットにされて使うのだと思いますが、それならもう根本からそういう安全な回路と、明るさ/暗さに対応した回路部分まで一括して設計してしまわれるほうが良いでしょうね。そういう面白い設計・実験はぜひご自分で研究して、良いものを作ってみてください。
お返事 2013/8/24
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この記事・お返事は役に立たなかった |
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よそさまのキットの使い方がわかりません
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はじめまして。いつも大変参考にさせて頂いています。今回アドバイスを頂きたいと思い投稿させて頂きました。注意書き拝読しましたが、失礼ありましたらすみません。
部屋で人が入ってきたらブザーが鳴るようにしたいと思い、エレキットのリーレー付き人体感知センサーにブザーなどをとりつけ、人が通ったらブザーを鳴らすようにしたいと思っています。(キットにはブザーが付いてなく,LEDしか付いていません)どのようにしたら良いのか初心者なので全くわかりません。なので、どのようにしたら良いか教えて頂けませんか。人体感知センサーの回路図はhttp://www.elekit.co.jp/product/50532d33323431/Addにでています。
T.T. 様
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お返事 |
すみません・・・・「いつも大変参考にさせて頂いています」って・・・。ここを見て回路図などを参考にされているくらいの人なら、ブザーの繋ぎ方なんか質問しないと思います。
ましてや
● 私は他サイト様、他ブログ様のサポートセンターではありません!
時々「他の××で見た回路を作ったけど動きません」「××を買ったけれど、別の使い方をしたいが改造方法がわからない」等の、他のどなたかが発表されている回路や市販製品に対しての質問が舞い込みます。
私は他のどなたかが作られた回路や製品のサポートセンターではありませんので、そういう質問はその回路を発表されている方/キット・製品等なら販売元にメールなりなんなり、その方の提示している連絡方法でご本人様とお取りください。
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と書いているのに、「××を買ったけれど、別の使い方をしたいが改造方法がわからない」に準じたそういう質問は、どうしてここで聞けるのか謎です。
うちはエレキットのキットのサポートページでは無いので、「エレキットのキットで・・・」というふうなお話は極力お控えいただいています。
そもそも、そのキットは人に反応してブザーでもランプでもその他機器でも、ご自分の動かしたい物を人感で動かせるようにするキットなんですから、そのキットの趣旨に沿ってブザーでもなんでもお好きなものを買って繋げば良いと思うのですが?
普通はそういう使い方はキットの説明書に書いてあるでしょ?
初心者向けに親切なエレキットのキットですから、そのキットを使って応用する例などは説明書に書かれていると思うのですが。
だって、そのキット単体で、人が通ればキットの基板の上のLEDがぽっと点灯するだけじゃ、ほとんど意味が無いじゃないですか。
ちょっと老眼になってきて画面が良く見えないせいか、あなたの書かれているリンク先にそのキットの回路図は見当たりませんが、キットの名前や説明文、写真を見る限りはあなたが使いたい用途向けに設計されているものですし、あなたが使いたい用途で使えるような部品が載っている回路・基板ですよ・・・。
お返事 2013/8/22
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よそさまのキットでLDに変調をかけたい
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はじめまして NE555を使いレーザLEDに270Hzの変調をかけたいのですが 回路が作れません
秋月のマルチオシレータキットから作りたいのですが良い方法教えて頂きませんか
宜しくお願いします
rin 様
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お返事 |
えーと・・・
● 質問内容は、何に使う回路かわかるように
「××という働きの回路」というだけではなく、何に使うのか?、どんな装置に繋いで使うのか?、どんな操作方法で使うのか?…などを必ず説明してください。
要領を得ない質問をされた場合、こちらもテキトーな返答しかしない場合があります。
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● 私は他サイト様、他ブログ様のサポートセンターではありません!
時々「他の××で見た回路を作ったけど動きません」「××を買ったけれど、別の使い方をしたいが改造方法がわからない」等の、他のどなたかが発表されている回路や市販製品に対しての質問が舞い込みます。
私は他のどなたかが作られた回路や製品のサポートセンターではありませんので、そういう質問はその回路を発表されている方/キット・製品等なら販売元にメールなりなんなり、その方の提示している連絡方法でご本人様とお取りください。
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の注意書きは読まれましたか?
読まれていないか、読んだけれども無視されたという事ですよね。
うちは秋月電子のキットのサポートページでは無いので、「秋月のキットで・・・」というふうなお話は極力お控えいただいています。
それでもごく一部の有用そうな話題なら対応していますが、今回はまず「それって何に使うものなの?」「あなたは何をする人なの?」というのが理解し辛い投稿のため、私としましてはその回路や情報を提供する気か起きませんでした。
LDに270Hzの変調をかけるって、LDの型番や種類さえも書かずに、どんなLDに対しての回路図を書けというのか・・・・。
それにLDに270Hzの変調をかける用途って・・・・個人の趣味で使うようなもので想像がつきませんが。(業務用ならいろいろあります)
残念ですが、そういう事で、そのご質問にはお答えしかねます。
お返事 2013/8/6
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タイマーIC 555で変わった音の警報音を鳴らしたい!
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はじめまして。いつも大変参考にさせて頂いています。
今回アドバイスを頂きたいと思い投稿させて頂きました。
タイマーIC 555を利用して圧電ブザー等から大音量のパニックアラーム音のような2種類(例えば2kHzと20kHzが交互に鳴るような音)、キュイーキュイー音やピューピュー音のように異なる周波数の音を1つの圧電ブザー等から鳴らしたいと考えています。
555のICは2つ無ければ無理でしょうか?
そして他にはPIC 16F84Aでも出来ないかと思い色々と調べてみましたが素人に近い状態の私では難しいのが現状です。
用途はNaPiOnの焦電センサーを利用して防犯の為と考えています。
ちなみに焦電センサー回路は完成して動作確認はOKです。
こちらはPIC 16F84Aでトランジスター→リレーを介して反応してから約10秒はON状態にしています。(こちらも色々なサイトを参考にしました)
以上、つたない文面で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
金ちゃん 様
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お返事 |
>555のICは2つ無ければ無理でしょうか?
555一個では、「まず基本としてある音を鳴らしながら」「その音を一定間隔で変える」といった発振回路が2つも要る作業を、1つの発振回路しか入っていない555一個で実現するのは不可能です。
基本として音を鳴らすための「音という周波数で発振する」555を一個。
その音を変えるための「別の周期で発振する555」を一個。
などが必要です。
また、音の種類によっては音を変えるための発振回路は555ではなく別のオペアンプICなどで作ったほうが適している場合があります。
555は一個ではダメですが、2個使うとか、オペアンプと組み合わせるような回路図でもいいですか?
※ ちなみに555が2回路入った556(NE556N/LM556N等)というICもありますが、中身は2回路ですが「ICの数」だけに拘る変な数え方をすれば、556を使えば「IC一個」で済みます(笑)
それと、いくつかの音の種類を書かれていますが、それら全部(またはいくつか)を1つの回路で全部出したいのですか?
それとも、回路図は「キュイーキュイー音の出る555回路」「ピューピュー音の出る555回路」「ピーポーサイレン音の出る555回路」みたいに、1つの回路図では1つの音で良いのでしょうか?
ちなみに、1つの回路でいくつかの音をソース(センサー別にとか)によって「働いたセンサーにより音を自動的に切り替えたい!」などになると・・・それはもう555を二個とかだけでは全然無理!という話にもなると思います。
電子部品の数を増やしたくないなら、やはりPICマイコン等でプログラムで自由に音の種類を切り替えられるようにするのが一番ですね。
PICマイコン等で「キュイーキュイー音」を鳴らすとかは、「音」を出すポートを発振状態にするルーチンで「周期」を決める時間定数にあたる部分を変数とし、それを時々刻々と変化させて音の「周波数」を連続的に変化させるだけなんですけど、やはり難しいですか(^_^;
お返事 2013/7/24
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投稿 |
早速のご対応に感謝致します。
やはり555が1つでは無理ですね。『タイマーIC 555を2つ交互/またはたくさん繋いで順次動作させる回路』を参考に考えてみたりしましたが複数の圧電ブザーではなく1つの圧電ブザーでカーセキュリティーのような『キュイーキュイー音』のように2種類の周波数音を出したいと考えています。
現在まで完成している回路はソーラーパネル→チャージコントローラー→12Vバッテリー→自作CDS回路→5V電源を作る為のLM338T
焦電回路(16F84A)→MAX5A/5Vリレー→LEDフラッシュ(16F648A)
→
※LMC555を使用した圧電ブザー回路
※は今回悩んでいる箇所です。
また電源は5VでLM386を使用して音量アップ(直近で85dB位が希望です)も考えたりしています。(音量アップの都合上12Vも考えています)
ちなみに圧電ブザーは秋月電子の『12V大音響ブザー(PB10−Z338R)』を購入しています。555はLMC555でリレーは942H-2C-5DSです。
>555は一個ではダメですが、2個使うとか、オペアンプと組み合わせるような回路図でもいいですか?
LMC555が2個でお願い致します。オペアンプとの組み合わせでも大丈夫です。アドバイスの通り2回路内蔵のLMC556も興味ありましたが、どこで販売しているか分からないです。
そして音の種類はカーセキュリティー(パニックアラームとでも言いましょうか)のような約2kHzと約20kHzの2種類が交互に鳴る音が1つと考えて、1つだけにしたいと思います。(何種類かの音が希望ではありません)
センサーも1つで音の切り替えは考えていません。
自分に高度な技術やプログラム知識があれば仰る通り16F84Aや16F648A等でプログラム出来ればいいのですが・・・
伝わりにくい文章で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
金ちゃん 様
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お返事 |
・・・・あー。
ご希望を聞いて555で回路図を書けば終わりだと思っていましたが・・・・どこから手をつけて良いものか・・・。
基礎知識が無いからだと思いますが、目的と原理とか部品とか、まったくしっちゃかめっちゃか(死語)であなた様の今考えられているそれぞれの単語でネットで調べたり、今使おうとされている部品で作ろうと苦労しても、それは的外れなので完成に至るには余程のラッキーでも無い限り無理だと思います。
もちろんそれらの間違いを全部、きちんと勉強して理解して、正しい知識で作れるようになれればネットで部分的な情報を集めて、それらの寄せ集めでも完成させられるとは思いますが、とても日数や時間がかかるでしょうね。
あなた様が作りたいのは・・・
『(自分で作った人感センサー回路が働いてリレーで)電源が入れば圧電ブザーでカーセキュリティーのような「キュイーキュイー音」が鳴る、555を使ったブザー回路』
ですよね?
まずは・・・555で2つの音?を鳴らす参考に『タイマーIC 555を2つ交互/またはたくさん繋いで順次動作させる回路』を見られたというわけですが・・・・それは完全に的外れです。
あの回路はタイマーとして「順次回路」を構成するときの555の使い方について説明したものでは、あなたの考えられているような2つの音を鳴らすのには使いません。
まぁ・・・・、2つの時間の違うタイマーが必要で、それぞれに別々の音源回路をつなげて、それらの音源を交互に鳴らして最後には別々の音源の音声出力をミックスする回路とか、とてもめんどくさい回路を作らなければ鳴らせないような音源を使いたいときにはあのような順次回路で切り替えてもいいです。
順次回路なんか使わなくても、単に2つの出力を「ほぼ同じ時間で交互に」または「2つを別々に時間を変えて」切り替えるだけなら、555を2個も使って順次回路を作らなくても単純に555は一個で発振させれば出来ますよね。時間をどうするかは抵抗値などをちゃんと計算してやればいいわけですし。
カーセキュリティのような音を出したいなら、最初のお返事で書いた通り「音を変える(切り替える)ための周期で発振する555を一個」使うだけです。
順次回路ではありません。
>LMC555が2個でお願い致します。
・・・・え?
最初の投稿で
>タイマーIC 555を利用して〜(中略)〜鳴らしたいと考えています。
と書かれていたので、私は「タイマーIC 555」で考えていましたよ。
「タイマーIC 555」と言えばNE555やLM555などのパイポーラタイプのタイマーICの「555」だと考えています。
C-MOSタイプの類似品であるLMC555は当然中身が違いますから電気特性も違い、単純なタイマー用途や単純な発信器用途以外だとバイポーラタイプの555と違いが大きいので使うつもりはありませんが・・・・。
「最低動作電圧が低い」とか「C-MOS構造で内部消費電流が少ない」とかいう特性を利用するような特定の用途ではLMC555を使うこともありますが、普通に「555を使ったタイマー回路」「555を使った発振回路」ではLMC555の使用はあまり考慮しません。
またLMC555の欠点である「出力電流がバイポーラタイプの555と違って大きな電流が取れない、ハイサイドとローサイドで電流値に違いがある。」などから、そのままバイポーラタイプの555で書かれている回路図に置き換えできない場合もあります。
(こういう情報はデータシートに数字で載っています)
なので、せっかく既に買われているようで申し訳ないですが、ここではLMC555用ではなく普通のタイマーIC 555用の回路図を示します。
まぁ「ちなみに」程度の情報となりますが、「2回路入りの556」というICは当然ながらバイポーラタイプの555のシリーズであり、C-MOSタイプの類似品にはLMC556なんてICは実在しません。だからどこにも売っていません。
読まれていて、既にお疲れかと思いますが、まだまだ先は長いので次にゆきます。
>圧電ブザーは秋月電子の『12V大音響ブザー(PB10−Z338R)』を購入しています。
・・・・え? (二回目)
その圧電ブザーって『自鳴式(発振回路内蔵)』ですよね!?
自鳴式(発振回路内蔵)だから「ブザーの中に音を出す発振回路が入っていて、電源をつなぐだけで鳴る」ブザーですよ。
秋月の商品紹介に
>電源に接続するだけで盗難防止装置のような大音響(ピッ・ピッ)を発します。
と書かれているように、2800Hz(前後)の「ピー」音を断続的に「ピッ・ピッ・ピッ・ピッ」と鳴らす回路が中に入っていて、その音程(2800Hz)やピッ・ピッと断続的に鳴る時間を変更することはできませんけど・・・・。
現物を持っていないので試していませんが、電源を繋いでも「ピッ・ピッ」と鳴るだけで、カーセキュリティのような「キュイーキュイー」音では鳴らないですよね?
普通、555のような発振ICで自分の作る任意の周波数の音を鳴らしたりする場合は自鳴式(発振回路内蔵)の圧電ブザーは使いません。
「他励振型(ただの圧電素子のみ)」を使用します。
数年前ですが、シリコンハウス共立の店頭で「12V電源をつなぐだけで、カーセキュリティのような「キュンキュンキュンキュン!」音で、耳をつんざくような大音量で鳴る自鳴式圧電ブザーが安く出ていたのですが・・・・。もう無いのかな?(通販メニューには出ていませんね)
これがあれば、わざわざ555で発振回路などを組まなくても、あなた様のご希望は一発で叶えられたと思うのですが。
秋月電子などで普通に売られている他励振型圧電ブザーだと、コイル昇圧しても目覚まし時計の「ピピピピ」音程度の音量までくらいしか大きな音は出ませんから、圧電ブザー/圧電サウンダをスピーカーとして使う方法は使わないほうが良いのではないですか?
それに、圧電ブザー(圧電素子)には固有の共振周波数があり、その共振周波数以外では音が小さくなるという特性をもっていますから、お使いになられる圧電素子にあわせた周波数の単一のトーン信号だけを鳴らすだけならいいですが、ご希望のような2つの高・低の周波数で大音量で鳴らしたい!というご希望にはやはりあまりそぐわない素子だと思うのですが・・・。
とても大きな音で高・低の2種類の音などを鳴らしたいのであれば、やはりそれらの周波数を問題なく鳴らせる特性のスピーカーで鳴らしたほうが良いのではないですか?
もちろん必要な音をじゅうぶんに鳴らせる大きさ(電気的)のスピーカーを使い。必要なパワーで駆動できるアンプ回路なども使って。
それでは最後に「音」について。
ご希望なのは「カーセキュリティーのような『キュイーキュイー音』なのですよね・・・。
「そういう音」が必要だと思われているという事はイメージとしてわかるのですが、文章中で
>音の種類はカーセキュリティーのような約2kHzと約20kHzの2種類が交互に鳴る音
・・・・え? (三回目)
音のことがわかる人間からすると「全く欲しいもの(音)と違うことを言っている」ような・・・これもまた困った状態です。
まぁ文章的に説明ができていないのはここでご希望を書かれる際にはこちらで適当に解釈しますからあまり問題ないかもしれませんが、これがもしキュイー・キュイー音を出すためのPICマイコンのプログラムを自分で作るとなった場合、単純にPICマイコンの命令語を書けるということではなく、「キュイー」という音はどのような「要素」でできているのか、またそれを組み立てるにはどうすれば良いのかを理解していないとプログラムなんか組めません。
もちろん、電子回路を設計する場合にも、「音の正体(要素・構造)」を知っていなければそれを作り出す回路図なんか書けませんよね。
クリックで再生▼
ちなみに、秋月電子の『12V大音響ブザー(PB10−Z338R)』は2800Hz(前後)で、ピ・ピ・ピ…と鳴る間隔はデータシートには書いていないのでこちらではわかりませんが、似たようなもので555などで作った2800Hz矩形波のブザー音をやはり555などの発振回路で断続して鳴らすとこのような音になります。
たぶん・・・あなた様の欲している音とは全く違うと思います。
※ 音源はPCで作成したものです 555からの録音ではありません
そこであなた様の書かれている
>約2kHzと約20kHzの2種類が交互に鳴る音
というものを作ってみると・・・。
あれ?
カーセキュリティのような「キュイー・キュイー」音ではまったくありませんよ!?
「警報っぽい」音ではありますが、カーセキュリティなどでよく聞くあの音ではありませんよね。
確かにこういう「2つの音を交互に出す警報音」というのもいろいろなところで使われていますが、どうもあなた様のご希望とは違うと思いませんか?
ではこの音を聞いてみてください。
カーセキュリティなどでよく聞く「キューン・キューン」や「ピューン・ピューン」という感じの電子音はこういう感じのものではありませんか?
(製品によって多少「音程」や「周期」は違うと思いますが)
これは●●Hzと▲▲Hzの「2つの音が交互に鳴っている」のではなく、●●Hzから▲▲Hzまで「音の周波数が低くなって、また最初にもどる」の繰り返し音なのです。
つまり、2種類の音を切り替えているのではないので、あなた様が最初に考えられていたような「555を使った順次回路などで『2つの音を切り替えて鳴らす』」回路を作りたいでは絶対に目的は達成できないことはおわかりいただけますか?
「2つの周波数の音」を切り替える、2つの周波数の音を出す回路を用意してそのどちらかを選ぶような回路か、もしくは外部からのON/OFF(SELECT)信号で「2種類の音が切り替えられる発振回路」を用意してやっても、カーセキュリティのような「キュイー・キュイー」音は出ないという事です。
先ほど作ってみたような「ピコピコピコピコ」という警報音っぽい音になるだけです。
「キュイー・キュイー」や「キューン・キューン」や「ピューン・ピューン」という感じの音を出すには
● 発振周波数を外部から制御できる「可変周波数発振回路(VCO)」が必要
となり、その発振周波数を「一定の範囲でスーっと可変する」には
● 一定の周期で「出力電圧をアナログ的に変化させられる発振回路(LFO)」
でその制御電圧を発生させる必要があります。
「電子音」を鳴らすのに「VCO」や「LFO」を使う・・・というのは「30年くらい昔のアナログ・シンセサイザーの世界」を知っている人なら、とっても基礎的な内容なのでかなりのお年の方なら頭に入っているでしょう(^^;
まぁそんな昔の話でなくても、これは「音」というものを電子的に発生させるには必須の知識であり、「音の性質や特性」がわかってかつ「それを電気的に再現するにはどのような回路を使えば良いのか」などの知識とあわせてはじめて実現可能なものです。「マイコンプログラムで音を鳴らす」ような作業でも必須のものです。
「音」に関して言えばとっても重要な「音色」を構成する要素についても考えなければなりませんが、今回は「555で発振させる」という事でけたたましい警報音に聞こえる「矩形波」のままで良いと思います。
さあ、このあたりからあなた様が最初に想像していた回路とは全く違う世界に足を踏み入れてしまったような気がしませんか?
本来なら「VCO」や「LFO」はオペアンプを使ったアナログ回路で作るのが普通なのですが、やはり今回のご希望に沿えば全部タイマーIC 555で作ってしまうのが一番でしょうね。
できるだけ555で済ませられる回路で考えます。
(というか、昔からある回路なので・・・)
ちなみに、「●●Hzから▲▲Hzまで音が下がる」のではなく、「▲▲Hzから●●Hzまで音が上がる」タイプの回路にするとこんな音になります。
そして、それらを組み合わせて「●●Hzと▲▲Hzの間で音が上下往復する」タイプの警報音はこんな感じです。
これは昔からある「アメパト・サイレン」などと呼ばれる外国のパトカーなどが使っているサイレン音に似た警報音です。
ここまでくるともう悪ノリの域ですが(笑)
だいたい・・・、いまサンプル音を作ってみたような感じの警報音ならタイマーIC 555を2個くらい使った回路で発生させることができます。
(一部はオペアンプなどとの組み合わせのほうがいいかも)
たぶん、先にも載せています「カーセキュリティーのような『キュイーキュイー音』」が出る回路図を示せばそれで良いとは思いますが、万が一・・・という事もありますし、他にもタイマーIC 555で警報音っぽい音を出したいというご希望の方が見ればカンタンに作れるような回路図を各パターンで出しておけばもう後々「別の音を出したい」というご質問も出ないと思いますので、少しお時間を頂きますが複数の回路図を書いて掲載いたします。
もう今日は、これだけ説明文を書きましたし、パソコン上でサンプル音を作るPerlスクリプトも書いたので、時間を使い切りました。
8月に入ると例年通り仕事が忙しくて『気の迷い』のために割ける時間がほとんど取れませんので、回路図の掲載などは少しお時間を頂戴します。
気長にお待ちいただけると助かります。
まぁ・・・・555等で作らなくても、「ああいう警報音を発生させる専用のサウンドIC」を買って、LM386等のアンプでスピーカーを鳴らせばそれで完成!という話でもあります(^^;
お返事 2013/7/31
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投稿 |
お忙しい時期に、的を得ずとてもややこしい質問をして申し訳ありませんでした。
仰る通り基本が出来ていないのが現状です。
質問をする直前から勉強を始めた次第です。
タイマーICに関しても今回使用するのが始めてで、購入したのがLMC555でした。
圧電ブザーも大音量しか見ていなくてお恥ずかしながら詳細を見ていませんでした。
全くの素人の行いです。
明日にでもNE555を購入して自分でも勉強し直します。
音に関しても一番最後にある音で十分です。ありがとうございます。
お忙しい所恐縮ですがよろしくお願い致します。
金ちゃん 様
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お返事 |
何回かに分けて回路図のほうを掲載してゆきます。
まずは、最も基本的な「タイマーIC 555 を使った電子ブザー」の回路図です。
▼クリックすると拡大表示
タイマーIC 555 を一個使って、最も基本的な「発振回路」で単一の周波数を発振させ、その出力(発振信号)でスピーカーを鳴らす回路です。
タイマーIC 555 (LMC555では無い)の出力は最大定格±200mAまでの出力が取り出せますので、普通のインピーダンス8Ωのダイナミックスピーカーを直接駆動できます。(直接と言っても直結ではなく、間にカップリング用の大容量電解コンデンサは挟まないといけません)
電源電圧が5Vで、スピーカーが直径数センチ(8Ω/2〜3W程度まで)の大きさのものでも、部屋の中では十分にうるさいくらいです。
※ 音量は調節できません
「周波数(音程)」はVR1で約65Hz〜12KHzの間で調節できます。
周波数が低いと「ブー」という音に聞こえ、高いと「ピー」という音になります。
初心者の方は「どのような音が出るのか?」VR1を回して確かめてみると良いと思います。
『電源を入れれば単純に「ブー」や「ピー」と鳴る回路』のほうは、書いて字のとおりその回路図通り作って電源をつなげばブザーが鳴ります。
つまり、この回路単体で市販の「ブザー」商品のように扱い、「電源スイッチ」や「リレー」等でこの回路の電源をON/OFFしてブザーを鳴らすような用途の場合の回路図です。
『外部コントロールでブザーを鳴らす制御できる回路』のほうは、この回路の電源は常に供給しておき、「鳴らす/鳴らさない」はタイマーIC 555の「リセット端子」に入力する信号で制御する使い方の場合の回路図です。
通常の電子回路の中に組み込んでしまって、その電子回路の操作やセンサー回路などの出力でブザーを鳴らす使い方です。
PICマイコンの出力ポートに繋いで、マイコンでブザーON/OFFを制御するようなときにもこの端子に接続します。(555の回路の電源はマイコンと同じ5Vで)
リセット端子は電圧がLOWレベルで555の内部が停止(リセット)、HIレベルで555の内部が動作ですから、「リセット」という呼び方は555をタイマー回路として使う場合にあわせた言い方なので、ブザー用途のここでは「イネーブル(許可)」端子と呼んだほうが理解しやすいでしょう。
そして、この「イネーブル(許可)」端子はスイッチやIC出力などの論理回路に接続する以外にも、555の入力インピーダンスが高いという性質を利用して「お風呂ブザー」のような金属接点を水に漬けたらブザーが鳴るような回路としても使えます。
光を感知するCdsと半固定抵抗などと組み合わせて「暗くなったら鳴るブザー」や「明るくなったら鳴るブザー」のような回路も比較的カンタンに作れます。(ここではその回路図は示しませんので、興味があれば研究してみてください)
というわけで、555でブザーを作る際の超初歩的な説明はここまで。
次は「プ・プ・プ…」や「ピ・ピ・ピ…」のように鳴る「断続音ブザー」を555で作る説明に続きます。
お返事 2013/8/2
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投稿 |
とても理解しやすい説明をありがとうございます。
早速部品を手配して回路図を参照の上、ブレッドボード等で実験をします。
合わせてPICの制御も勉強します。
金ちゃん 様
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お返事 |
「プ・プ・プ…」や「ピ・ピ・ピ…」のように鳴る「断続音ブザー」の回路図です。
▼クリックすると拡大表示
タイマーIC 555 が2つに増えました。
右側のIC2の側は前回の回路図の「555ブザー用発振回路」と変わりはありません。
今回増えた左のIC1の側の「鳴動断続用"ゆっくり"発振回路」のほうが今回の変更の要です。
「その1」のタイマーIC 555が一個の発振回路のところで説明したように、555のRESET端子(4番ピン)は555を働かせるか、動作を止めるかの制御に使うことができます。
(「タイマー」用途のICなので「リセット」という名前が付いていますが)
ということで、「音を発生させるための555」のRESET端子を外部から素早くON/OFFさせてやれば、たとえば「ピー」という感じの音を出していればそれが「ピー・(休み)・ピー・(休み)・ピー・(休み)…」と断続的に鳴ったり止んだりを繰り返すように聞こえるはずです。
なので、もう1つ555を用意して、ブザー音が断続して聞こえるくらいのゆっくりした周波数で発振する回路を作って、その出力で音を出すほうの555のRESET端子を操作して音(発振動作)をON/OFFしてやります。
「断続周期」はVR1で調節できます。
断続を操作する信号の発振スピードはLED1「断続」で確認することができます。
LED1が光っている間は「鳴動」、消えている間は「休止」です。
これは実際の回路から 録音したブザー音です
IC2で「ピー」という音を発振させ、IC1で1秒間に約5回程度のゆっくり発振でコントロールすると、このような「アラーム時計の目覚まし音」のようなブザーが鳴ります。
IC2で「プー」という音を発振させ、IC1で0.8秒周期くらいのゆっくり発振でコントロールすると、このような「車のバックブザー」のようなブザーが鳴ります。
とても単純な断続ブザーなので、あまり派手な警報装置には使えませんね。
しかし、タイマーIC 555を外部の回路から操作する方法の勉強は、この使い方をマスターしなければ先には進めません。
【次回予告】
次回は
「ピーポーピーホー…」や「ピコピコピコピコ…」のように鳴る「2トーン回路」の回路図です。
予告として先にサンプル音を載せておきます。
よく制御版やセンサー装置の警報に使われるような「ピーポーピーポー」音です。
あたかも「異常発生!」というイメージですよね。
もっと周期ほ短くして、音程も少し変えてやると・・・。
駅のホームで列車到着時や発車の際に聞こえる「ピロピロピロピロ」というかなりけたたましい音になります。
これらの音は、鳴らす音が2つに増えたので、もう一個555を増やして合計3個にする・・・・なんてことはしていません。
使う555は2個だけで、このような2つの音が交互に鳴るブザーも作れてしまいます。
どんな回路かは、次回のお楽しみ。
お返事 2013/8/4
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投稿 |
早速のご対応に感謝しますのと同時に555でこのような音がでるのに驚きました。
早速ブレッドボード上で試してみました所、理想の音域に近づいているのとIC1とIC2のOUT〜INの接続方法にそのような使い方があるのにも驚きました。
説明文も非常に理解しやすく、じっくりと組み立てて文章を見直すのと同時に動作を理解しながら抵抗値やコンデンサの値を変えながら音域の変化も同時に試しています。
(長時間、色々と試すと頭痛がしますが・・・)
でも本当に勉強になります!
もう少し555の動作等を理解してからマイコン制御へと進みたいのと
一度に全てを済まそうとした考え方が恥ずかしく思います。
お忙しい所、お時間を割いて頂きありがとうございます。
その3も楽しみに待っています。
それまではもっと色々と試します。
金ちゃん 様
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お返事 |
多分、電源5Vの状態でも室内で聞くなら十分にうるさい音量だと思いますので、実験で長時間聞いていたら耳が痛くなると思います(^^;
そういうときは、スピーカーと直列に数十〜100Ω程度の抵抗を繋いで音量を下げてみてください。
「ピーポーピーホー…」や「ピコピコピコピコ…」のように鳴る「2トーン回路」の回路図です。
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説明より先に、この回路図で鳴らしたサンプルサウンドを先に載せます。
これは実際の回路から 録音したブザー音です
「ピーポーピーホー…」という感じの警告音です。
機械の異常報知などにはこういう音が適しています。
ちなみに救急車のピーポーピーポーサイレンは「和音」方式のため、この回路とは音が違います。
「駅の警告ブザー」みたいな音です。
まぁ、ほかにもこれをさらにゆっくりと断続させるとビジネスホンの呼び出し音に似た感じになるとか、色々と応用はできると思います。
基本的にIC1の「鳴動断続用"ゆっくり"発振回路」とIC2の「555ブザー用発振回路」の各部分はほとんど前回と変わりはありません。
但し、目的の音で鳴らせるよう、抵抗値などは一部変わっています。
実験のために抵抗やVR、コンデンサの値を変えてみるのは結構ですが、たぶん・・・あまり変更範囲を広げても警報音目的のブザーとしてはあまり意味が無いと思います。
今回大きく変わっているのは、IC1とIC2を接続するところです。
前回はIC2の「555ブザー用発振回路」を鳴動/停止させるのにIC2のRESET端子をコントロールしましたが、今回はIC2のCNT端子を外部からコントロールしています。
IC2のRESET端子はIC1のRESET端子と共通接続に戻して、ブザー全体が鳴る/鳴らないの作用に戻しています。
タイマーIC 555の「CNT端子(5番ピン)」とは一体なんなのでしょうか?
ふだん良く見る回路図では、タイマーにしても発振回路にしても普通は0.01μF程度のコンデンサでGNDに接続されているだけ(稀にオープン)で、ここに何か別の回路や部品を繋いでいるのはほとんど見ないと思います。
そう、ふだんならそれで正解なのです。
でも、ふだんは何にも使わないような端子がわざわざ外に出ているわけではありません。
555の内部では右図のように、「トリガ判定用コンパレータ」と「スレッショルド判定用コンパレータ」の2つのアナログコンパレータと、それぞれのコンパレータの判定電圧を決める基準電圧を決めるための分圧抵抗が接続されています。
分圧抵抗は3つとも同じ値(555のデータシートでは各5KΩ)なので、Vth=2/3Vcc、Vtrg=1/3Vccと設計されており、発振回路として設計する場合はタイミング用コンデンサの両端電圧はVtrg以上〜Vth以下の範囲をスイングします。
それで、Vth電圧が出ている「CNT端子(5番ピン)」は、ふだんは基準電圧にノイズが乗って誤作動しにくくするために小さなコンデンサをつけて安定化させるのが常套手段です。
0.01μF程度のコンデンサでGNDに接続されているのはそういう意味です。
まぁ別にコンデンサなしでもよほどの事が無い限りは誤作動しませんけど。
しかし、Vthの部分をわざわざ外部に出しているのは単に安定化のためではありません。
抵抗分圧されて製作されている基準電圧であれば、その分圧抵抗比を変えれば基準電圧も変更できる!ので、「CNT端子(5番ピン)」に外部に抵抗をつけてVccまたはGNDと接続してやる事で、基準電圧を引き上げる/引き下げる事が可能です。
また、強引ですがCNT端子に外部から強制的に電圧を入力して、その外部電圧を基準電圧とするというふうな回路としても使用できます。但しその場合は555の内部分圧抵抗のことを十分考慮して、555を壊さないような設計が必要です。
CNT端子とVccとの間に抵抗を入れてVthを引き上げる場合のVth電圧の計算式はこのようになります。
この場合タイミングコンデンサの電圧スイング幅は大きくなりますから、発振周波数は低くなります。
またCNT端子とGNDとの間に抵抗を入れてVthを引き下げる場合のVth電圧の計算式はこのようになります。
この場合タイミングコンデンサの電圧スイング幅は小さくなりますから、発振周波数は高くなります。
そして、この接続方法でCNT端子に接続した抵抗をVccに繋ぐかGNDに繋ぐか、または開放してしまうか(基本周波数で鳴る)を何らかの回路で切り替えてやれば、1つの555で2種類の音を出すことができるようになります。
「ピーポーピーホー…」や「ピコピコピコピコ…」のような音を出したい場合、ある一定間隔で音を切り替える必要があるので、それならば音の切替にも同じように555をつかった「鳴動断続用"ゆっくり"発振回路」の回路がそのまま使えそうです。
そして、555の「出力端子」(3番ピン)は内部ではバイポーラトランジスタによるプッシュプル・バッファ構造であり、今回のようなVccに繋ぐかGNDに繋ぐかを切り替える回路・・・のようなものにはぴったりなわけです。
基本的にはこういう考え方で、今回の回路図ではRextはVR2+R5で可変できるようにしています。
さてさて、555の内部回路の構造とかややこしい計算式とかが出てきて、初心者の方には敷居が高い記事になってきたと思います。
その内容についてはあまり理解できないかもしれませんが、(ブレッドボード上ででも)回路図の通りに作ってみて、各VRを回していろいろな音を出して、実際には2種類の音が交互に鳴るだけなのにその音程や切替間隔、また音程の変化の深さでかなりイメージの違う音になることを確かめてみてください。
【次回予告】
次回は
「ヒューンヒューンヒューン…」と鳴る「海外パトカー風ブザー回路」の回路図です。
予告として先にサンプル音を載せておきます。
PCで作ったサンプル音よりは少し周波数の高いサイレン音を録音してみました。
センサーによる侵入者警報なんかならこのような音でも良いですね。
次回をお楽しみに。
お返事 2013/8/5
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投稿 |
お世話になります。
仰る通り段々と難しい内容に頭が混乱してきました・・・(+_+)
しかし今はボード上で仰る通り回路図に習って組み込み、様々な変化を耳で感じ取るようにします。
とにかくデーターシートを片手に少しづつ前に進むように勉強します。
いつもお忙しい中、早急なご対応に非常に感謝しています。
金ちゃん 様
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お返事 |
何もできなくなる8日までには全部終わらせたいので急いでいます。
「ヒューンヒューンヒューン…」と鳴る「海外パトカー風ブザー回路」の回路図です。
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前回から何が変わるっているかというと、IC2のCNT端子を外部から
コントロールする部分に電解コンデンサ(C5)がつきました。
(その部分の半固定抵抗はなくなりましたが、この組み合わせで最適な数値の固定抵抗に変えています)
さてこれで何をしたかというと、R5とC5でIC1の出力電圧を積分することで、IC2のCNT端子に与える制御電圧の変化をなめらかな変化にすることになります。
また「積分」とか難しい言葉が出てきましたが、積分回路や微分回路(微積分は高校数学の内容です)はアナログ電子回路ではよく使う回路なので、意味は調べて覚えておくと良いと思います。「気の迷い」の回路図でもかなりの頻度で出てきています。
IC2のCNT端子に与える制御電圧の変化がなめらかな変化になったことにより、単純にIC1の出力のHI/LOWの「矩形波」によりIC2の発振周波数をきっちりと2つの周波数に切り替えるのではなく、なめらかに変わる積分回路の出力電圧でIC2の発振周波数もなめらかに変化する効果があります。
ということで、「ピーポーピーホー…」という感じの2種類の音が切り替わるブザーから、「ピー」と「ポー」の間を「ぴょ〜」と上がったり「ひゅ〜ん」と下がったりを繰り返し、早く鳴らせば「ヒューンヒューンヒューン…」という感じに聞こえます。
これは実際の回路から 録音したブザー音です
「予告」で載せた「ヒューンヒューン…」サイレン音です。
IC2の音程を変えると結構イメージの違う音になります。
回路図にはもう一箇所前回とちがうところがあります。
IC2のRESET端子をIC1のRESET端子と共通でつなぐか、IC1の出力端子につなぐかを切り替えるスイッチ
(SW1)が増えています。
IC1のRESET端子と共通でつないだ場合、上記のような「ヒューンヒューン…」サイレン音が鳴ります。
IC1の出力端子につないだ場合は、「その2」で掲載した「プ・プ・プ…」や「ピ・ピ・ピ…」のように鳴る「断続音ブザー」と同じように、
IC2はIC1の出力がHIの期間だけ発振して、LOWの期間は休みますから今回も半分は休みます。
IC1の出力がHIの期間だけ発振するということは、その期間は積分回路の出力電圧はLOWからHIに変化する期間であり、IC2のCNT端子電圧は低い状態から高い状態に変化するので、周波数(音程)は「高い→低い」の変化をする機関です。
ということで、SW1を下側に倒した場合は「ピュウー・(休み)・ピュウー・(休み)・…」という感じの警告音を鳴らすことができます。
間隔を外国のパトカー風サイレンより少し短くして警報音っぽくしてみました。
かなりご希望の音に近づいてきたと思います。
でも・・・これではまだカーセキュリティのキュンキュン…と鳴る音とはちょっと違いますよね・・・。
(いやまぁ、こういう音のカーセキュリティもありますけど)
もっと人を威嚇するような感じを強めるためもう少しだけ回路図を変えて、次回は目的の「キュンキュンキュンキュン…」と鳴る「カーセキュリティ風ブザー回路」の回路図です。
【次回予告】
次回は最終回です。
予告として先にサンプル音を載せておきます。
先ほどの「ピュウー・(休み)・…」よりずっと強い感じの警報・警告音になっているでしょ?
これくらいの音であれば、侵入者センサーや防犯センサーで使えばかなり人を脅かすことはできそうです(^^;
お返事 2013/8/6
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投稿 |
お世話になります。
2つの端子間の接続方法やコンデンサに抵抗値の数値により、こんなに色々な音(発振)が出来るのに、ただただ驚いています。
熟知されている方々がご覧になられると何と普通かも知れませんが、私にとっては毎回凄い!ばかりで、ブレッドボード上で組み立てるのが非常に楽しく色々と数値を変えたり自分なりの発振周波数を決めつつあります。
微分・積分についても、今一度過去の解答欄を参照しながら勉強していきます。
いつも本当にありがとうございます m(__)m
金ちゃん 様
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お返事 |
実際に目の前で音が出て、調整用VRを回すと変化するのを自分の耳で聞きながら試せるのは実に楽しいと思います。
そうやって「自分の手で何かを動かす」ことができるのが電子回路工作の醍醐味なんですけどね。
さて、それでは最終回。
「キュンキュンキュンキュン…」と鳴る「カーセキュリティアラーム風ブザー回路」の回路図です。
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パッと見、前回の回路より部品が増えているのは、やはりIC1の出力電圧を積分してIC2のCNT端子に入力する部分です。
ここにショットキー・バリアダイオードと抵抗が増えました。
が・・・、実はこれが「キュンキュンキュンキュン…」と鳴るようになる秘密では無いのです。
今回の回路の本当のキモはIC1の「鳴動断続用"ゆっくり"発振回路」のほうの変更なのです。
一見すると部品の数や種類も変わっていなくて、どこも違わないようにも見えますが、実はVRの付いている位置が違う(それに伴いほかの抵抗の値も違う)のです。
今までの「555の発振回路」だと、「DISCHARGE端子(7番ピン)」とVccとの間に1KΩ程度の抵抗、そして「DISCHARGE端子(7番ピン)」とタイミング用コンデンサとの間に1KΩ(上の抵抗)よりずっと大きな値の可変抵抗(VR)という組み合わせにしています。
これは「555の出力の"デューティ比"をなるべく50%に近くする」ような設計です。
"デューティ比"とは出力期間一周期中の出力がHの期間の比率です。
以前の回路図の中の、IC1の出力のとろこに載せている出力波形を見れば、出力がHの期間とLの期間がほぼ同じで、「断続ブザー」や「2トーンブザー」として使用した時には「鳴っている/止んでいる」や「1つ目の音/2つ目の音」のそれぞれの期間(時間)がほぼ同じだったはずです。
ではなぜ今回はその部分を変更しなければならないかというと・・・。
「キュンキュンキュンキュン…」という音を出すにはそのうち半分の期間が要らない!からなのです。
ちょっと時間が無いので説明図は省略しますが、一回の「キュン」という音は「早く、周波数が高いほうから低いほうに下がる」成分からできています。
これは前回の回路図のスイッチを切り替えて「ピュウー・ピュウー…」と鳴らしている一回の「ピュウー」の部分に相当し、前回の回路ではその繰り返される「ピュウー」と「ピュウー」の間に無音部分があり、セキュリティアラームっぽくは聞こえませんでした。(無音部部が無いとアメパトサイレン)
そう、セキュリティアラームの音は「早く、周波数が高いほうから低いほうに下がる成分」が「間に休み無く繰り返されている音」なのです。
IC2でそういう音を発振させるには、CNT端子に入力する電圧を「低い電圧(周波数は高い)から高い電圧(周波数は低い)」にゆっくり変化させ「ピュウー」という一回の音を出し、次に「休み無く一瞬でCNT端子の電圧を最初の低い電圧(周波数は高い)にもどす>」作業をしこれを一周期とし、それからまた次の周期をはじめる」という制御を行なえば良いということになります。
図が無いのでイメージしにくいかと思いますが、専門用語ではこういう電圧波形を「ノコギリ波」と呼びます。
正確な「ノコギリ波」は普通はオペアンプなどを使って発生させる回路を作るのですが、今回はここまでずっとタイマーIC 555で発振回路を作ってきているので、ノコギリ波発生回路も555で擬似的に作ってしまえ!という設計です。
完璧な「ノコギリ波」ではありませんが、セキュリティアラームの音は擬似的なノコギリ波で鳴らしたもののほうが本物?に近いようですし(^^;
それで、「IC1の出力のH周期は音が一回出る期間の長さが必要」「IC1の出力のL期間は電圧が元に戻る一瞬で終わらせる必要がある」という設計方針が導き出させるので、IC1の発振回路は「デューティ比を可変して、H期間をVRで調節できる発振回路(しかもLの期間は極端に短い)」回路として設計しなおしたわけです、
H期間を長くとるにはタイミングコンデンサに充電される時間を長くするので、電源(Vcc)とコンデンサの間の抵抗値を大きくします。この充電抵抗の大きさでH期間の長さを調節できるようにここにはVRもつけます。
L期間を短くするにはタイミングコンデンサを放電する時間を短くするので、コンデンサと555のDISCHARGE端子(7番ピン)の間の抵抗値は小さくします。<
コンデンサが充電される際にはVccからDISCHARGE端子に繋がっている抵抗と、DISCHARGE端子からコンデンサに繋がっている抵抗を直列に通って充電できますが、このうちコンデンサ−DISCHARGE端子間の抵抗は「L期間を短く一定に」という目的から値を自由には変更できません。
従ってH期間の時間を調節できるようにするにはVccからDISCHARGE端子に繋がっている抵抗の部分を可変できるようにする必要があるので、この部分にVRをつけて「アラーム音の(一回の周期の)長さ」を調節できるようにします。
図やグラフが無いとちょっと理解し辛いと思いますので、今回のこの部分も「555の発振回路の設計手順とはそういうものだ」程度に思っていただいて構いません。
さて、それでIC1の発振回路ではデューティ比可変の矩形波発振回路はできたわけですが、残念ながら555の出力波形は矩形波(デジタル波形)であり、今回欲しいノコギリ波(アナログ波形)ではありません。
ですからやはりここでIC1の出力をIC2のCNT端子にアナログ波形で入力するには積分回路で「なだらかに変化するアナログ電圧」に変換します。
でも、前回使ったような抵抗一本+コンデンサ一個の積分回路では、今回はH期間が長くてL期間がとても短いので、積分用コンデンサはH電圧で充電ばかりされて、電圧が上がったままになるのでそのままではいけません。
とても短いL期間でもじゅうぶんにコンデンサを放電させてやる必要があり、そのための部品が今回増えたショットキー・バリアダイオードとそれと直列に繋がれた抵抗です。
IC1の出力のとても短いL期間には、このショットキー・バリアダイオードと抵抗(小さな抵抗値)を通して素早く積分用コンデンサを放電します。
IC1の出力のH期間にはショットキー・バリアダイオードに対して逆電圧になるのでショットキー・バリアダイオード側には電流は流れません。
こうすることで積分回路の出力電圧は擬似的なノコギリ波となるので、これをIC2のCNT端子に入力してやれば「ピュウーピュウーピュウー…」や「キュンキュンキュンキュン…」という感じの間に休みの無い、周波数が高いほうから低いほうにだけ変化するブザーになります。
これは実際の回路から 録音したブザー音です
こうして作ったのがこの「キュンキュンキュンキュン…」という感じのカーセキュリティのアラーム音のような警告ブザー音です。
もちろん音程や周期は自由に可変できます
もっと大音量が必要であればオーディオアンプICなどを使ってもっとハイパワーでスピーカーを鳴らしてやれば良いと思います。
『圧電スピーカーがコイルで大音量で鳴りません』で説明しているように、555の出力で圧電ブザー(非自己鳴動タイプ)を大音量で鳴らすこともできます。(部品は100円ショップの防犯ブザーを分解して入手してください)
◇ ◇ ◇
さて、5回に渡って分割して説明してきましたが、街中によくある製品なので「カーセキュリティのようなキュイーキュイーと鳴る回路を、(できれば)555で」というご希望に対しては、ここまで段階を踏んで説明してきました・・・
『その音がどのような成分でできているのか「音」の成り立ちを理解している』
『それは(使用ICを特定せずに)どのような電子回路で発音できるか「電子音のつくりかた」を理解している』
『555の中身を知っていてどんな発振回路が作れるか、またその回路ではどんな音が出るのかを理解している』
などの知識を総動員して設計する多くの作業が必要な回路設計です。
タイマーIC 555は、普通はただの「タイマー回路」か今回も基本の部分では使っている「単純な発振回路」のどちらかとして使われる事が多いですが、データシートの中のたくさんのサンプル回路図をご覧になられるとわかると思いますが、名前こそ「タイマーIC」となっていますが「タイマー」以外に実に多くの応用回路が作れる多機能ICである事がおわかりいただけるでしょう。
ただ、それらの応用を実際に自分の目的に使おうと思うと様々な電子回路の知識が必要となるので一筋縄にはゆきませんが、もし興味をもたれたら何か別の用途でも555を使った回路でできないか探ってみるのも面白いかもしれません。
お返事 2013/8/7
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投稿 8/8 |
お世話になります。
初歩的な事から応用まで詳細に渡りご指導頂きまして非常に有難く感謝しています。
今後も色々と参考にして少しずつ自分のモノにしたいと思います。
音色(周波数音)においては理想の音がお蔭様で実現しました。
お忙しい中、本当にお世話になりました。
ありがとうございましたm(__)m
金ちゃん 様
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投稿 |
横入りですみません。555の二回路入りが556ということですが、HC123ではこのようなブザー回路は作れないのでしょうか?
通りすがりの者ですが 様
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お返事 |
たいへん申し訳ございませんが、74HC123は「ワンショットタイマー回路/単安定バイブレータ/モノマルチバイブレータ」二回路入りのICですよね?
単安定ですからトリガー信号が入ったら一定時間ONする(一回だけ働く)タイマー動作をする回路であって、一定周期で発信させて「音を鳴らす」ような発信回路には使えないのですが。
555は名前こそ「タイマーIC 555」ですが、今回のような音を鳴らすような用途ではタイマーとしての単安定回路(単安定マルチバイブレータ/ワンショット回路)としてでは無く、発振回路として『無安定マルチバイブレータ』としての使用方法で使うのが一般的ですから、原理的に言ってほかの単安定マルチバイブレータICでは代用できません。
たとえば74HC123の中の2つの単安定マルチバイブレータ(ワンショット)を両方使ってやっと一個の『相安定マルチバイブレータ』という発信回路を作ってやって音を出すような回路は設計できると思います。
でもそうなると単純なトーン信号を作るのに74HC123を一個、その音を断続させたりするのにまた74HC123をもう一個とか、74HC123を複数個使わなければならないので、555の2倍ほどピン数の多い大きなICを結局は555と同じ数だけ並べることになり、場所も取るし周辺の部品数も多くなって不効率だけとは思いませんか?
またそうやって74HC123で発振回路を作ったとしても、こんどは555の5番ピンのようなコントロール入力端子はありませんので、記事後半のようにコントロール端子に与える電圧で発振周波数を変化させて「かわった音」を鳴らすような回路にはそう簡単にできるとは思えません。
もしかしたら・・・74HC123のモノマルチバイブレータ一個でトーン信号を発振させる回路というのも設計次第では作れるかもしれません。でもそれは周辺に抵抗やコンデンサや、もしかしたらトランジスタなどの部品をいっぱい付けてやっと完成する回路のように思えます。
そこまでして本来そういう用途で使えないものを、わざわざ使う意義も無いと思うのですが。
お返事 2013/11/21
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投稿 11/27 |
有難うございました。よ〜く解りました。
今回のブザー、555が一つしかなかったので取り敢えずそれで作ってみました。12Ωのスピーカーしかなかったのですが音は小さいですが鳴りました。
面実装タイプの123が複数ありましたのでそれを代用できないかと思い問い合わせ致しました。
無安定単安定などデータシートなどにも書いてありましたが、具体的にどういうモノかピンときませんでしたが、ご説明戴きますとなるほどと納得致しました。
電気知識無能で電気工作してます。基本的な細かいことなどは全く理解出来ておりません。ネットで勉強するぐらいです。分圧ぐらいは計算出来るようになりました。このページは専門的知識のある方も、そうでない人にも親切ですね。
感謝致します。
通りすがりの者ですが 様
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ワットメーター付きテーブルタップが惨い!
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ワットメーターの付いたテーブルタップを買ったのですが、電圧降下が激しいので、開腹してしまいました。
なんと電流センサーがコイルではなく、チップ抵抗のシャント抵抗が付いているではありませんか。
抵抗値を測ってみると、なんと2.5オームもありました。
1500Wまで可とありますが、70Vでは法律違反の電圧では?
(たしか下限は90Vだったような)
NSR500R 様
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お返事 |
2.5Ωとは大きいですね。
1500W(と書かれている)最大限で使おうとすると単純計算で15A×2.5=37.5Vもの電圧降下ですか!?
(本当はここでドロップして負荷にかかる電圧が下がるのでもう少し減るとか、負荷が物によっては動作しないとか・・・)
単純計算で、仮にそのテーブルタップに15A流せた時の発熱も15A×37.5V=562W !!ですから、電気ストーブくらいの発熱ですよ?
普通はそのチップ抵抗が焼け切れるか、発熱でテーブルタップが溶けます。
抵抗式なので電圧降下が惨いというのはウソでは無いと思いますが、本当に2.5Ωもの抵抗値があるのでしょうか?
「測ったら」という事ですが、何か誤差を含んでいませんか?
現物を見ていないので測定回路のほうがどうなっているのかわかりませんが、最近はマイコン等と接続するのが容易な「シャント抵抗型・電流センサーIC」が結構出てきていて、電流検出用抵抗に繋いで電流を測定しその結果を電圧やシリアルデータで出力する、従来はオペアンプと電子部品等で作っていた回路が4〜8ピンくらいの1チップに入ったものが良く使われています。
ですので「コイルではなくて抵抗式だった!」というのは別に珍しいことでは無いのですが、実際にそこで使われている抵抗の値が問題ですね。
専用ICなどの場合、普通は0.1Ω以下くらいです。
実際に電流を流しての電圧降下などを詳しく測定して、そり結果本当に2.5Ωもあるならメーカーに問い合わせるなり、その情報を元に家電製品の安全性などをチェックしている消費者センターなどと相談してみるのはいかがでしょうか?
お返事 2013/7/22
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投稿 7/23 |
横レス失礼します。
まさか、抵抗値、テスターの抵抗レンジで測定してないですよね!?
jr7cwk 様
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長期間、投稿者様からのお返事が無かったので、このトピックへの投稿受付は終了しました。
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プリセット選局のできるラジオをロジックICで作りたい
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2回目の投稿です。
注意書き拝読しましたが、失礼ありましたらすみません。
また、さっきとは、別の話題ですが連続して投稿してしまいましたが、よろしいのでしょうか?
今回はラジオの同調回路で困っています。
ラジオの回路もたくさん種類があって、電源すらいらないラジオもありますが、教えてください。
普通は、ポリバリコンなどで、ダイヤルを合わせ調整しますが、指定した周波数に合わせたいときの方法が知りたいです。
例えば、○○Hzに合わせたい。とかです。
あらかじめ計算してコンデンサの定数を放り込んでロータリースイッチなどで切り替えれば良いのかと思いましたが、それも、1、2局ならまだしも、AM、FM合わせて、全国が対象なので(各放送局が1周波数としても)100局以上になるとは、思います。
市販のラジオみたい(機種によりますが)に早送り、早戻しのボタンがあって、それを長押しすれば、サーチした放送局になって、1回押すだけなら、1Hzずつ周波数が増減していく仕組みが利用できれば良いとは思ったのですが。
FMだと、9の倍数で数が増えていくので、1回だけボタンを押しても9の倍数で増減するラジオも多いですね。
しかも、発展系として、GPSを搭載して、ラジオの機械がある場所と、時間、曜日(曜日はGPSでは取得できないので問題ですが…)を判断して、あらかじめ決めておいた放送局に合わせる事もしてみたいのですが。
例えば、その機械が長野県にあると仮定し、金曜日の10:00〜10:15までの間は、A局もし、同じ時間帯で木曜日でも、その日が祝日なら B局。10:15以降は、C局などです。
GPSとかになってくるとマイコンの出番ですよね。
ただ、場所や、時間・曜日指定は別としても、指定した周波数(1、2局では無くて大量のプリセット数)に合わせる同調回路はロジックICだけでも組めますでしょうか?
よろしくお願いします。
石崎友寛 様
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お返事 |
電子部品(専用に開発されたLSIやDSPでは無い)で作る「普通のラジオ」というと、一般的に用いられるストレート/スーパーいずれの方式でも「ボリバリコンを回して同調する」のが最も一般的だと思います。
※ ここから先は、あなた様が最低限スーパーヘテロダイン方式のラジオくらいは実際に組み立てられた経験があり、ラジオ回路の動作原理に理解があり、組み立ててから実際に「ダイヤルの表示通りの周波数が受信できる」ようにするあの地獄のような局発調整や中間周波段調整を経験されているものとして話を進めます。(安易にデジタル選局にしても高周波回路部分がアナログのままではあの地獄が無くなるわけでは無いですし)
バーアンテナとポリパリコン(ポリエステル絶縁体・可変容量コンデンサ)を使った一般的な同調回路ではコイル(バーアンテナ)とコンデンサ(バリコン)でLC共振回路を作成し、コイルとコンデンサの値から共振する周波数の電気信号(希望する放送局の電波)のみを強く取り出せるしくみを使います。
この図に簡単に検波用のゲルマニウムダイオードと少しの部品をつなぐだけでも、放送局から来た電波の電気でイヤホン(超高感度のクリスタルイヤホン)を鳴らして音を出すことができる「ゲルマニウムラジオ」(電源は不要)を作ることができます。
普通はスピーカーから大きな音でラジオを聞きたいので、アンプを通してスピーカーを駆動できる電子回路などを接続しますし、これだけの同調回路では希望の放送局以外の混信が結構ひどいので、希望の放送局の周波数の電波だけを綺麗に取り出せるように選択度を増すための高周波回路なども組み込むのが一般的です。
そして、このような同調回路でボリバリコンを固定容量のコンデンサに置き換えるという事であれば、次の計算式から容量を求めるのは容易でしょう。
これはLC回路における共振周波数(f)を求める公式です。
従ってあわせたい周波数(f)、コイル(この場合はバーアンテナの一次側)インダクタンス(L)の数値がわかれば、それで同調するようにさせるコンデンサの容量(C)は求められますよね。
まぁ、これで必死で計算しても、各放送局用の容量ぴったりのコンデンサなんか実在しないのが現状であり、もしコンデンサを並べるなら必要な容量になるように既存のコンデンサを数個組み合わせてやっと1局ぶんのご希望のコンデンサになり、それを必要な局数ぶん並べたら・・・・それはそれはとてつもない数のコンデンサの塊になって、簡単に持ち運べるような物では無くなってしまうと思います。
まぁ利用形態が書かれていないので、全国に移動して使うとしても車の荷台に積んで運ぶとかなら、どんなに大きくなっても問題は無いですよね。ポータブルラジオの感覚で人間がちょっとカバンに入れて・・・なんて考えなければ。
そして、私が自分では絶対にそういう方法では作らないだろうという問題点として、コイル(バーアンテナ)のインダクタンスは周囲の状況によって微妙に変わるという点があり、バーアンテナを買ってきて説明書に書いてあるインダクタンス値を信じて計算してコンデンサをつなげても、多分希望の局は聞こえないんじゃないかな〜という悲観的な予想はできます。
莫大な数のコンデンサを山積みにするのが嫌であれば、1局につき1個のトリマコンデンサ(可変容量コンデンサ)をつなげて、トリマのツマミを手作業でチューニングをあわせてそのまま固定しておく方法で、必要な局数ぶんのトリマコンデンサをずら〜っと並べるだけには小さくなります。たぶんこれでやっと持ち運べるレベル、昔のラジカセくらいの大きさにはなると思います。
トリマで調節するので、ラジオの組み立て後のバーアンテナの状態・インダクタンス値でのチューニングとなるので、これで聞こえるように調整するのですからご自分の好きな聞こえ方(同調具合?)が選べますよね。
この方法でも「ロータリースイッチ」でガチャガチャとコンデンサを切り替えるので、大量の放送局を切り替えるとなるとやはり大量のトリマコンデンサと・・・・それだけの接点数のロータリースイッチ(実在するのか!?)が必要となります。
AMラジオだけでも周波数範囲531〜1602kHzを9KHzステップで割ると、全周波数割り当てをガチャガチャ切り替えようとすると120局ぶんものコンデンサとスイッチ接点が・・・。
さらにFMラジオの機能も同じようにガチャガチャ切り替えると・・・・どれだけの大きさのラジオになるのやら。
市販のデジタルチューニング式のラジオはこんな巨大なブツでは無く、ポケットに入る大きさです。
まぁ大きくてもお弁当箱サイズくらい。(ラジカセ等は除く)
なぜそんな小さな回路で、しかもきっちりとAM 9KHzやFM 0.1MHz単位で選局できるかというと・・・(少し前の方式なら)同調回路がPLL(半デジタル)方式だからです。
希望の周波数をあわせるのにPLL回路で発生させる「ある一定の決まりの周波数」をデジタル式にきっちりと「xxKHzのyy倍」という風に選ぶことができ、そのxxKHzをAMなら9KHzFMなら0.1MHzに設計してやれば「1ステップ=1局単位の割り当て周波数」となり、きっちり指定の周波数を選ぶことができます。
ただ・・・・昔は少しだけありましたが、今では個人が電子工作で使えるようなAM/FMラジオ用のPLL ICなんてものは製造中止されて久しく、手に入りません。
ではなんで市販のメーカー製のラジオは今でもそういうデジタル式にちゃんと選局できるラジオが発売されているかというと・・・。PLL方式よりさらに進化したデジタルダイレクトチューニング方式や専用にプログラムの組まれたDSP方式で商品専用のチューナー回路が組み込まれているからです。
とても一個人に手が出せる部品ではありません。
DSPも市販のDSPチップを買ってきて自分でプログラミングするのであれば、自作できるかもしれません。
普通のマイコンのプログラムを組むより数倍は難しいですけど。
PLL方式では、専用のICは手に入りませんが、汎用のPICマイコンなどをPLL ICに見立てて動作せるプログラムを作り、それでPLLラジオを作っていらっしゃる方もネット上では見かけられましたので、そういう方の工作情報を参考にPLLを自作されるのも良いかもしれません。
さて、専用のICなどが入手できないとなると・・・昔からあるラジオの回路図をいじって、外部の電圧などでアナログ的に同調周波数を変えられるようにするという方法をとることになり、その方法自体はそれほど難しいものではありません。
そういう回路図は昔からあり、実際にそういう方法で作られたラジオも実在します。
先に出ていたバーアンテナとボリバリコンで同調する回路のうち、ポリバリコンをバリキャップ(可変容量ダイオード)という部品におきかえるだけです。
バリキャップ(可変容量ダイオード)は基本的にはコンデンサのような働きをし、その上で端子間にかける電圧によりその容量が変わるというとても珍しい特性を持ったダイオード(コンデンサ?)です。
バリキャップにも品種がいろいろあり(あった?)、使われる同調回路のボリバリコンの容量範囲に合った静電容量を示すバリキャップを使う必要があります。
そして、とても残念なことにほとんどの品種のバリキャップは既に製造中止・廃品種となっていて今ではもうほとんど入手することができません。
一部商品は流通在庫で残っているようです。
さて、もしバーアンテナ(やコイル)とうまく適合するバリキャップが入手できたとして、それで目的の局を選局するにはその局の放送局と同調できるようバリキャップをコントロールする電圧を与える必要があります。
そのコントロール電圧を単純にボリュームなどで任意の電圧を与えるようなもの・・・ではボリュームを回すのとバリコンを回すのとなんら変わらないことになるので、そこはやはり何らかの電子回路から「任意の放送局を選局する電圧」をビシッ!と与えるようにしないといけません。
そこで問題となるのは、バリキャップの電圧−容量グラフは単純な直線(比例関係)では無い!ということで、逆電圧が大きくなると容量は小さくなるとかその値は対数関係とか・・・やはりこのあたりはよくある半導体の特性っぽいところが影響してきます。
なので、、、とても整理された動作をする回路を設計したとして、仮に「0.531Vを与えると531KHzを受信」「1.008Vを与えると1008KHzを受信」「1.602Vを与えると1602KHzを受信」などというとても都合の良い回路なんて、実際の製作は不可能か、対数や逆電圧をオペアンプ等で処理してうまく見た目はただの直線的に対応する同調用電圧を作る部分だけで回路が複雑になって設計も調整もとても大変な代物になるということは想像がつきます。
そういう単純な電圧−周波数の関係が成り立った同調回路を設計しないと、ロジック回路で選んだ数字(=周波数)からカンタンにその周波数に同調するようなラジオ受信部として働かないわけで、ロジックICで選局する部分を極力少ない部品にしようとするとアナログ回路であるラジオ受信部がとんでもなく面倒なことになります。
では普通はどうするかというと、やはりここはPICやAVRのようなマイクロコントローラ(マイコン)の出番で、マイコンのD/Aコンバータ機能や外部に高精度のD/Aコンバータ回路を繋ぎ、そこで作った電圧で同調回路のコントロール電圧を制御することで物理的な「制御電圧」と、それに対する人が見た論理的な「周波数」との対応をプログラム(自分で研究して作った変換情報テーブル)で変換することで、人間が操作する際には直感的に「1008KHz」などと指定することができるようになります。
たとえば・・・・よくあるスーパーヘテロダイン方式のラジオ回路だと、このように「同調回路」の部分ともう1つ「局発回路」の部分の2つの高周波に関する回路の周波数を個別に制御します。
もしAM/FM両対応のラジを作るなら、AM受信用回路とFM受信用回路の2つを別々に用意する必要がありますから、マイコンによる制御も別々で行なうのでパラメータを決めるための実験などがとても大変な手間になりますね。
そしてこれをマイコンを使わずに、全部ロジックICで組み立てるとなると・・・、膨大な数のラッチを並べるとか、メモリーIC/LSIと組み合わせてまずは手動で9KHzステップ(AMの場合)でチャンネルを選べるようなD/A用データを120局全部記憶させるとか・・・・目がくらむような作業をしないといけないと思います。
それをさらにFMラジオ部でも・・・・ねぇ。
そこまで準備してやれば、あなたのご希望の「ボタン1つで9KHzステップで1局ずつ上下させられる電子同調式ラジオ」は作れると。
ただ、その場合はとてもポケットに収まるような大きさではなく、少なくともカバンに入れて運ばないといけませんよね。小さなカバンでは入らないかも。
マイコンを使えば、周波数表示やチャンネル(メモリー)番号表示の液晶表示パネルまで入れても、なんとか大きなポケットに入れられるサイズまでは小さく作れるかもしれませんね。製作される方の技術力によりますが。
実際のところ、このように「ロジックICなどで、ボタンでポンポンと選局できるとか、地域(メモリーしておく放送局一覧)をカンタンに切り替えてそれだけを選べるようにするとか」・・・夢のまた夢です。
さらに「GPSを繋いで、地域を自動判別させる」なんて、もうロジックICなんかではどうにもなりません。
(いや、なるかもしれませんけど、またその部分で膨大な数のICとか・・・)
制御部分をマイコンで作っておけば、GPSモジュールとはシリアル通信で情報のやりとりをすれば、比較的容易に現在位置は読み取れるかもしれません。
そういう機能も含めて、チャンネル切替的に選局できるラジオを作りたいのであれば、ぜひマイコンか何かで制御する方法を模索されることをお勧めします。
あ、あとマイコンを使う場合、マイコンが発生するノイズとどう戦うか!?が勝負となります。
マイコン内や周辺ではデジタル回路が超高速でON/OFFしていますから、そこで様々な周波数のノイズが発生しています。
昔マイコンを自作した時には「AMラジオに近づけて、ピーとかガーとかノイズが混信して聞こえたらマイコンは動作している!」という風なテスト方法をとっていたくらいですから、いくらPICやAVRのような超小型マイコンでもラジオ受信回路の近くに一緒に入れてしまうなら、それなりのノイズ対策技術とかもしノイズが乗るようならどこを変えたらいいのかとか、そういう経験則に基づく工作技術も必要になってくると思いますよ。
まぁそれも自作ラジオ作りの醍醐味ではあります(笑)
うちのほうでは、手元にスーパーヘテロダイン受信機とかの「ラジオ」を組み立てるための部品が全くありませんので、テストも何もできませんから部分的にでも実際に動作する回路図を示すことはできません。
(そもそも、ラジオの設計は専門外ですし)
お返事 2013/7/20
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お返事 |
追加で・・・・。
デジットで今年春から販売されている「DSPラジオモジュール 600円」「DSPラジオモジュール・パーツセット 1400円」を改造して、外部から電圧で同調周波数をコントロールできるようにすれば、ラジオ部は自作しなくてもこれ一個でDSPラジオ回路が完成しているのでうまくゆきそうですね。
このDSPラジオモジュールはポリバリコンは単連バリコンのようですから、バリキャップにして変更するのも一箇所だけで済み、マイコンなどから制御電圧を与える回路もAM/FM共通で一個だけと大変単純な回路で済みそうです。(私は買っていないので、詳細などが違っていたらごめんなさい)
こういうのを買われて研究してみては?
・・・・どうせDSPなら同調ツマミの中身はバリコンでは無くボリュームで電圧制御ならもっと良かったのに(^^;
お返事 2013/7/22
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投稿 7/24 |
こんばんは
「Linuxでラジオ録音」で検索したら参考になるかも。
cas 様
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投稿 8/21 |
お返事遅くなり、すみません。
バリキャップと制御電圧による方法か
「DSPラジオモジュール」を使った方法かを実験してみます。
「DSPラジオモジュール」の場合は、ツマミのバリコンのところをバリキャップに変更との事ですね?
そのバリキャップの選定にも時間がかかると思いますが、頑張ってみます。
あと、バリキャップの選定について、アドバイスがあればお願いします。
この度はありがとうございました。
石崎 様
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タイマーIC 555を2つ交互/またはたくさん繋いで順次動作させる回路
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いつも楽しく拝見しています
今日は今作りたい物について質問させて下さい
検索しましたが出てきませんでしたがもし既にあればリンクをご教授下さい
私はいまダイエットの為にエクササイズをしているのですがその運動が2分間激しいダンスをして30秒間緩慢な運動をするの繰り返しです
時計を見ながら運動していますが疲れて来ると時々見落として何分やっているのか分からなくなります
笑われるかもしれませんが結構切実な状況です
故に激しいダンスをする時間と緩慢な運動をする時間をLEDで表示すれば時計の針を気にする必要が無くなってダンスに集中出来ると思います
最初は7セグLEDで残りの秒数をカウントダウンするタイマーを作りたいと思いましたがマイコン等を使うのは自分には無理そうなので単純にダンス時間か緩慢な運動時間かを2個のLEDで表示出来ればいいと考えました
それでタイマー555で作ってみようと思ったのですがブレッドボードの上でタイマー555を2つ繋ぐ実験をしてみましたがどうやっても上手く出来ません
タイマー555を2つ繋いで交互に2分間と30秒間LEDをつけるような回路は簡単に出来ないのでしょうか?
他にもICが必要で複雑になるなら自分には無理そうですが参考までに何か方法をご教授下さい
もしタイマー555で簡単に回路で作れるならダンス1−ダンス2−ダンス3−休憩みたいな4つLEDが有ってそれそれの時間を自由に調節出来るような物も作れるのでは無いかと考えています
マイコン等だとこんな複雑な装置も簡単そうですが出来ればタイマー555のような初心者でも使えるようなICで出来る方法を教えて下さい
メタボパパ 様
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お返事 |
エクササイズ運動ですか、それは大変ですね。
確かに7セグLEDで残り時間を「残りXX秒」みたいに表示できたら、運動中もあとどれくらい続ければいいのかわかりやすくて便利だと思います。
でもIC数も多くなって、初心者の方には組み立てるのは辛いかもしれません。
そこでタイマーIC 555を使って「運動1」「運動2」みたいに2つのLEDを交互に、かつそれぞれ時間を自由に設定して光らせるのなら回路もカンタンでどなたでも作るでしょうね。
実は・・・「表示するLEDが2つだけ」の場合は、タイマーIC 555を一個だけ使って「タイマーIC 555で作るインターバル・タイマー」という工作で済むのですが・・・・、今回のご希望の後半では「LED数をすくつも増やす」必要がありそうですので、インターバル・タイマーの回路図ではなく555ほ複数連結するような回路で考えたいと思います。
既にブレッドボード上で試してみられたという事ですが、どんな回路図で作られたのでしょうか?
タイマーIC 555で「タイマー」を作るとなると、データシートなどにあるような基本的な「ワンショットタイマー」回路を組み立てられたのだと思います。
それで・・・・そのワンショットタイマー回路を2つ繋げて交互に2つのタイマーを動作させようとされたのでしょうか?
もしそうだとしたら、それで考え方は合っていると思います。
ただ・・・、もしそうするとして「タイマーIC 555の性質や使用上の注意を十分に理解して、希望通りに働くよう設計する必要がある」のは言うまでもありません。
もし2つのタイマー回路を作って、今回のご希望の動作をさせる場合には、次のような要件を満たす回路が必要です。
(1) 電源投入(リセット)時には、「タイマー1」が起動して時間を測りはじめ、「タイマー2」はリセットされた状態のまま起動しない。
(2) 「タイマー1」の設定時間が経過してタイマー1がOFFになった時点で、こんどは「タイマー2」が起動して時間を測りはじめる。「タイマー1」はOFFになったまま。
(3) 「タイマー2」の設定時間が経過してタイマー2がOFFになった時点で、こんどは「タイマー1」が起動して時間を測りはじめる。「タイマー2」はOFFになったまま。
(4) 以後は(2)と(3)を繰り返す。
このような動作をするように、2つのタイマーIC 555の「リセット端子」と「トリガー端子」を配線してやれば良いのです。
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このように繋ぎます。
電源投入時にパワーオン・リセット回路で2つの555はリセットします。
555の特徴として、特に外部からリセットしなくても最初の電源投入時にはリセット状態になるのが普通ですが、短時間のうちに電源を入り/切りした時などに誤作動しないよう、パワーオンリセット回路は入れておきます。
と、同時に、電源投入時にパワーオン・トリガ回路で1段目の555にだけトリガーをかけるようにします。
これは『電源投入(リセット)時には、「タイマー1」が起動して時間を測りはじめる』機能を実現するためのものです。これが無いと全く動作をはじめません。
細かい話ですが、パワーオン・リセット回路とパワーオン・トリガ回路で発生する各Lowレベル信号の時間ですが、どちらも電源投入時にLowレベルに引き落とし開始され、終了するまではパワーオン・リセット回路のほうが短くパワーオン・トリガ回路のほうが長くなっています。
パワーオン・リセット回路でリセットがかかり、その信号が切れて強制リセット状態でなくなった時点でまだパワーオン・トリガ回路からトリガー入力端子がLowレベルに引き落とされている場合、555はタイマー動作を開始できます。
「1段目の555の出力がOFF(Low)になった」ことを「2段目の555のトリガー入力に入れてやる」ことで1段目のタイマー時間が終了した時点で2段目のタイマーが開始する機能が実現できます。
と、だけ書くと話はとてもカンタンそうに見えます。
でも、実はそこは555の枝葉特性をよく理解していないとうまく繋ぐことができません。
もしも、1段目の出力ピンを2段目のトリガー入力端子と直接接続してしまったら・・・・。
先のパワーオン・トリガー部分の説明でも書いた通り、「パワーオン・リセット信号が切れた時点で、トリガー入力がLowになっている555はタイマー動作を開始してしまう」という動作をしますから、2段目の555の入力は1段目の555の出力、つまり「リセット時にはLowになっている信号源」と接続されることになり、リセット信号が切れた時点で2段目もタイマー動作を開始してしまうことになりかねません。(これは微妙なタイミングなので、なる場合やならない場合があります)
また、1段目の動作が終わって1段目の出力がLowになり、2段目にトリガーをかけた後にもそのまま1段目の出力がLowになりっぱなしで2段目のトリガー入力がLowのままだと、2段目の555はタイマー時間が終わっても出力がOFF(Low)に永久にならない!という致命的な不具合も発生します。
これは、555のトリガー入力は「トリガーエッジ動作」では無く「内部の動作制御FFをセットする入力端子」であることから、トリガー入力がLowである限り、タイマー時間が経過してスレッショルド入力端子から内部FFをリセットしようと働いても、内部FFはトリガー入力端子から強制的にONにされっぱなしの状態が続くというあまり嬉しくない仕様によるものです。
それを回避するには、1段目の555の出力端子の「1段目のタイマー時間中以外はずっとLowになりっぱなしの信号」から「1段目の出力がLowになった瞬間だけ、2段目のトリガー信号をLowにする回路」というものを作って間に挟む必要がでてきます。
そういう連続した電気信号から、変化した時に一瞬だけの信号を得る(変換する)回路は「微分回路」で作れますから、今回の場合はとてもカンタンにCRを使った単純な微分回路だけで済ますことができます。
回路図中ではC7・R5がそれで、同じ目的で2段目の終了で1段目を開始される接続用にC3・R2があります。
こうして「タイマー1 → タイマー2」「タイマー2 → タイマー1」とトリガー信号を受渡して2つのタイマーが片方が終わればもう片方が開始するよう接続し、パワーオン・リセット回路とパワーオン・トリガー回路で「電源投入時にはタイマー1が動作開始」としてやることで、ご希望の「電源投入から、555のタイマー1とタイマー2が交互に動作してLEDを点灯させる回路」が完成です。
回路図ではタイマー1・タイマー2の「2つのタイマーの交互回路」を示していますが、図で示しているようにタイマー2に相当する部分の回路をいくつでも増やすことでご希望の「タイマーIC 555を複数繋いで、順番にタイマー動作させる回路(タイマーIC 555による順次回路)」というものも作成することができます。
また回路図ではLEDを一個だけ点灯させるだけではなく、タイマーで他の何かの装置を動かすための回路を接続する「出力端子」や、手動でタイマーをリセット(1段目にもどる)させるための「手動リセットスイッチ」などの接続も図示していますから、不要であればその部分は作らなくても良いですし、何か別の装置などを繋ぎたい場合はご自分の目的にあわせてトランジスタやiCやその他の回路を接続してください。
お返事 2013/6/1
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投稿 6/14 |
ご報告が遅く申し訳御座いません
やっと土日の休みに作ってみました
タイマー555を4つ繋いで順番に動く物を作って満足が行く物が出来ました
有難う御座いました
(匿名希望) 様
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