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★★ 迷い箱 ★★の投書とお返事
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No.2008_0531_2
 はじめまして。
 「ソーラー発電で暗くなると自動で点灯するLEDライト」を作って、行灯やちょうちんなどの光源にしたいと考えているのですが、明るさのイメージはろうそくより少し明るいくらい。予算は300円くらいで仕上げたいです。
 既製品を探しているが見つかりません。
 手作りは経験がなく、アドバイスを頂きたくお便りしました。
 更に言うと、キャンドルの炎を再現したゆらゆらLEDを採用したいのですが・・
 どうぞよろしくお願いします。
かつ 様
お返事  既製品ほ探してみつかりませんか・・・

 ホームセンターの庭園用品コーナーは探されましたか?
   ・太陽電池搭載で昼間に自動充電
   ・バッテリー内蔵
   ・暗くなると自動点灯
   ・ランプは白色高輝度LED (ほかにロウソクに近い黄色などもあり)
という「ソーラーガーデンライト」という製品が安い物でだいたい498〜598円で売られています。

 かつ様の欲しい機能が入っていて、予算は300円を少し超えますが500円台で手に入ります。
 予算は大幅に越えますが2000円〜数千円で行灯型なども売られています。

 「キャンドルのようにゆらめくLED」は単体でそういう製品が存在するのは見たことがありませんし、売っている所も知りません。
 市販の「ゆらめくキャンドルLEDランプ」は専用の「LEDキャンドルIC」とアンバーや黄色のLEDを組み合わせてロウソクのような光の色とゆらめきを表現していますので、アンバーまたは黄色のLEDを使用したソーラーガーデンライトにLEDキャンドルICを組み込めばご希望通りのゆらめくランプが出来上がります。
 同じように専用ICとLEDをパッケージングしたキャンドルランプは100円ショップでも入手可能ですから、100円ショップのキャンドルランプを分解するのも手ですね。

 ちなみに、電子部品店で部品から集めると
   ・太陽電池 600円〜
   ・昇圧回路部品 500円〜
   ・自動点灯用回路部品 200円〜
   ・LEDとゆらぎ点滅IC 100円〜
   ・単三バッテリー 100円〜
で合計1500円以上はかかると思いますので予算を大幅にオーバーしますよ。
お返事 2008/5/31
 
No.2008_0531
 ダイソーで購入した、315円のシガーソケット用携帯充電器をバラして、中のICのMC34063をググってここにたどりつきました。
 秋月で購入したFMトランスミッタキット(1000円)と、MP3プレーヤーの電源を連動させたくて、シガーソケットのパイロットランプ用のLEDから、FMトランスミッタ用の電源をとり、5V出力から、MP3プレーヤーの電源を取ることを考えています。
 また上手くいったら投稿します。って迷惑かな?
ゆり 様
お返事  秋月のFMトランスミッタキット(1000円)というと低電圧動作のNJM2035を使った電池一本で動くFM送信機ですね。

 NJM2035なら定格さえ超えなければかなりアバウトな電圧でも動作するので多分大丈夫でしょうね。消費電流も少ないですし。
お返事 2008/5/31
投稿  早速のお返事ありがとうございます。
 FMトランスミッタキットを組み立てて、さてラジオで聞けるかなと、コイルを回して周波数を合わせようとしましたが、受信できませんでした。
 嫌な予感がしてキットのQ&Aを読むとアナログタイプのFMラジオに適していると書いてあるではありませんか!
 家にはデジタルタイプしかないし、車ももちろんデジタルタイプ。
 バカな目論見はもろく崩れ去りました。
ゆり 様
お返事  目論見は崩れ去りましたか・・・・・それは残念。

 FMラジオにはデジタルもアナログも関係無いので受信できないのであれば単純に「製作ミス」で動作していないだけだと思いますが。

 その送信機は発振回路にはLC発振回路方式を使用している純アナログ方式なので送信周波数の調整も「コイルの長さを調整する」というこれまたアナログ的な手作業です。精度は人間の腕にかかっています。
 ですのでたとえば78.0MHzで送信したいと思っても、高価な周波数カウンタなどを繋いで数値を見ながら調整でもしない限りは77.8MHzになったり78.1MHzだったり、思った通りの周波数にきっちり決めるのは非常に困難でしょう。
(しかも完成してからも周囲の状況などで勝手に変化してしまいますし)

 FMラジオを目的の周波数にあわせておいて、コイルを調整して音が出るところにコイルの長さを合わす、いちばん大きくクリアに音が聞こえる所までコイルを調節したら最後はラジオのダイヤルを微調整して最も良い音になる周波数にあわせる。
 これが手作りFMトランスミッターの調整方法・使用方法ですから、最後に「ラジオのFM規格の周波数ステップ(0.1MHzごと)に合っていないトランスミッタのズレた周波数にラジオのほうを合わせる」という作業の時にデジタル式のFMラジオでは0.1MHz単位でしか周波数を変えられないので場合によっては良い音で聞こえる点に調節できないことがあります。
 たいていは±0.2〜0.3MHzの幅で受信できてそのうちどこかで最も良い音の点がありますからデジタル式ラジオでも全く問題は無いのですが、調整のしやすさや本当に送信機の周波数とピッタリ合わせて最適の音で聞けるかどうかではアナログ式のFMラジオのほうが有利です。

 ラジオで聞こえないのは「製作失敗していて回路が動作していない」「ラジオの受信周波数以外の所で電波が出ている」のいずれかですから、しっかり回路を見直して製作間違いやハンダづけ不良が無いかを確認、非常に根気良くコイルを延ばしたり縮めたりしてFMラジオから「ボツっ」という何かを叩いたような音が出ないかを確認する。「ボツっ」という音はコイルを動かしている途中で丁度ラジオの周波数と合った所で一瞬だけ音が出て、その後まだコイルを動かし続けたからまた周波数が外れて音が出なくなった印ですから、「ボツっ」と音の出る所で手を止めなければなりません。
 「ボツっ」という点で手を止めたら後はもっと根気良くコイルを目に見えない程度の幅で延ばしたり縮めたりするとラジオからちゃんと音が出ます。
 または「ボツっ」という点で手を止めたらラジオのダイヤルを回して付近の周波数を探したらどこかでトランスミッターの電波を受信できるでしょう。ただその周波数が使用したい周波数かどうかは別ですので、最後はコイルを微調整して使用したい周波数に微調整をしなければなりません。

 またコイルは周辺の「物」の有無で共振周波数が変わりますから直接手で触れて延ばしたり縮めたりしてはいけませんよ。手が共振周波数を狂わせる原因になります。
 専用の調整用ドライバー(調ドラ)を使うのがいちばんですが、一般家庭には無いでしょうから「つまようじ」や「割り箸の端をマイナスドライバーの先のように薄く削ったもの」で代用できます。要は金属や人間の手のように水分が多くて電磁的に共振周波数に影響を及ぼす物で無ければなんでも良いです。

 同様の理由で、「家の机の上で調整したものを車に積んで動かしたら送信周波数がズレてしまう」なんて事もあたりまえのように起こりますので、そういう物だと思って使用しなければなりません。
 クリスタル(水晶)発振回路やPLLシンセサイザー回路などの指定の周波数でビシッ!と安定したものではありませんので、簡易的な実験回路程度のトランスミッターである事はよく認識して使用しましょう。
お返事 2008/5/31
投稿  丁寧なお返事をありがとうございます。
 また、わたしの返信が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
 お返事の通りにつまようじで調整したところ、ちゃんとラジオから聞こえました。ありがとうございます。
 ただ、ノイズがひどくて音楽を聴くのには向かないと思いました。
 エレキジャックのNo.4に音の良いミニFM放送局の記事があり、秋月キットの改良の仕方が書いてありました。改良箇所は、NJM2035の規格に合わせて帯域幅を調整するのに、R8を1kから2kに変更し、R9を68kから150kに変更すると広がっていた帯域を狭めることができるようです。さらにC15からC18のコンデンサを温度補償コンデンサにすると手かざし回路が少しはましになるらしいのです。(わたしは時間が取れなくてまだやっていません。)
 交換して少しまし?になったらまた報告します。
ゆり 様
お返事  無事動いていて、FMラジオで受信できたのですね。なによりです。

 まぁ回路図を見たがきりは高級オーディオのようなハイファイ音を通すようには出来ていませんので、音質や安定度はそれなりでしようね。

 改良してみて音が良くなったり周波数が安定すると良いですね。
お返事 2008/6/5
 
No.2008_0527_2
 私がお願いした「電撃殺虫ラケット」ではお世話になっています。テストが進んでいるとのこと、結果・考察を楽しみにしています。
 さて別件で質問をひとつ。
 他の記事を読んでいて興味をそそられ「ダイソーの315円LEDセンサーナイトライト」を買いました。説明書きに「逆さまや横にして使ってはいけない」むねの表記があるのですが理由がわかりません。教えてください。よろしくお願いします。
N.M. 様
お返事  理由は・・・・「電気に詳しくない担当者が書いた説明書だから」です(笑)

 従来のナツメ球式のナイトライト(センサー式でもセンサー無しでも)では、ナツメ球が発熱しますのでケースの構造が上向に熱を逃がすように出来ています。
 もし横や逆さに使うと熱が逃げず、ケースが過熱や変形、またホコリが溜まった場合には発火の危険性がありました。
 ですので電球器具では必ずと言ってよいほど「横や逆さにしない、物を被せたりしない」という注意書きがあります。

 LEDセンサーランプでは発熱はほとんどありませんので横にしても逆さにしても熱がこもって危険な状況になる事はまずありませんが、たとえ担当者の無知が生んだ怪しい説明書であっても、万が一何かの拍子で発火したりした場合に「説明書に書いていた注意を守らなかった消費者の不注意」と裁判で負けてしまわないように、使用時は注意書きに書かれていることは守って使用しましょう。
お返事 2008/5/27
投稿  「ダイソーのLEDセンサーナイトライト」についての質問にさっそくご回答いただきありがとうございました。
 なるほどそういうことですか。私は電気工事士の資格を持っていますが、ダウンライトなど白熱電灯の熱によるトラブルが予想される器具については加工も気を遣います。この商品はLEDなのにどうして?と不思議に思っていました。これでスッキリしました。
N.M. 様
お返事  電気工事士資格をお持ちの方ならダウンライトの放熱について説明書でどう書かれているか(天井裏でグラスウールを被せるな!とか…)、実際の施工での注意点はよくご存知ですね。
 従来の豆電球器具ではまさにその通りの熱対策が重要でした。

 LED式になってからはそのような心配もほとんど無いはずなのですが、「安全を重視した心配りの行き届いた説明書」なのだと思っておきましょう。

 もしかしたら私たちの電気の知識では計り知れない「気」や「風水」など中華独特の要因があって横に向けたり逆さにするといけない理由があるのかもしれません。
 古来の風習で文字を書いた紙を逆さに貼ると特定の意味を成すという物があります。
 もしかしたらナイトライトも「明かり・灯火(ともしび)」ですから神秘的な力があり、「夜中に悪霊や妖怪が寄ってくるから逆さにはしないでください」と直接的な注意書きが書かれていると怖くて買えませんのでオブラートに包んだ表現になっているのかもしれませんよ!?
お返事 2008/5/28
 
No.2008_0527
日記的駄文 2008/5/27
 いろいろな所でオキシライド電池が投売りされているようなので市場調査?を兼ねてスーパーマーケット等を数件買い物に回っているとマックスバリュで写真の新しい電池を発見。

 「またeneloopのパチモンか!?」と思いよく見るとかなりeneloopに近いデザインと、パッケージや充電器にもそこはかとなく三洋風味が感じられます。
 型番はHR-3UAEとどう見ても三洋の型番。電池側面の注意書き部分はeneloopと全く同じですので三洋OEM製品の可能性大。(どこにも三洋製とは書かれていません)
 しかも先週までeneloopが売られていた棚からeneloopが全て無くなっていて、かわりにこのHR-3UAE電池と充電器セットや単三から単二や単一に変換するスペーサーまで全部TOPVALUマークのこのシリーズに入れ替わっています。
 eneloopの代わりにTOPVALUブランドで売り出す作戦の新電池のようです。

 よく見ると約1300回使用可能とeneloopより更に300回も使用可能回数が伸びています。

 「とりあえず買って帰らねばなるまい!」

 単三タイプを選んでレジを通して購入し、早速持って帰ってパッケージの写真撮影などをしながら裏の説明書きを読んでみると・・・
 容量が Typ.1000mAh / Min.950mAh ですと!?
 なんとeneloopの半分!
 一体何に使えと・・・・

 eneloopのパチモン以下ですよこれでは。
 しかも値段はeneloopとほとんど変わりありませんでした。(パックで100円安い程度)

 確かにこの電池、持った感じは販売見本用のモックアップかと思う程軽いです。
 eneloopが一本26gなのに対してHR-3UAEはたったの18.5gと重さ3割引!
 ミニ四駆レースの公式レギュでニッケル水素充電池が禁止されていなければきっとみんな軽量化の為に飛びついたでしょう(笑)
 ボディのサイズはeneloop-Rと同じのようですね。

 このスカスカ感はかなりのものですから、ぜひ居酒屋ガレージ店主様に金ノコギリでゴリゴリと輪切りにしてもらって中がどうなっているのか調査して頂きたいですね(^^;

 「充電済みで買ってすぐ使える」という事なので、まずは充電せずに放電テストを行いましょう。
 しかし他の電池と同じ500mAの定電流放電をして良いものかどうか悩みますね。
 1000mAhの電池なので0.2Cで200mA程度が正しく容量を測る為の電流値のはずですが、他の電池と使用感を比べるには同じ土俵に立たせるべきですし・・・

 色々と調べて見るとイオングループと三洋電機が共同開発した新ブランド電池だという事ですので中身はeneloopタイプの電池で、容量を少なくしたぶん繰り返し回数が300回増えているようですが、なぜ1000mAhまで容量を減らしたのか・・・
 ちょうど今日の「電池・バッテリー・充電器」のほうへのThief様の投稿でPanasonicのエボルタをサイバーギガ01で測ったら約1300mAh強だったという事ですので、「普通の(TOPVALUブランドの?)アルカリ乾電池とほぼ同じ容量でいいんじゃないの?」というコンセプトで容量を減らしてきたのかもしれませんね。

 なら値段も半分に・・・いやせめて重量比ぶんで3割引で・・・
投稿  TOPVALU電池を使うなら、VOLCANOの方が良さそうですね(笑)
 自己放電がVOLCANOよりも少ないのなら、まだ使い道はありますが…
 是非自己放電試験を行ってみて下さい。お願いします。

 それにしても容量が少な過ぎですね。
Thief 様
お返事  VOLCANO NZのほうが容量はありますし、元から小容量電池なので自己放電もそれほど大きくは無いのでそこそこの放置後にもそれなりに使えますから、わざと充電せずに置いておくような使い方以外では105円というリーズナブルな価格ともあいまって使いではありますね。

 TOPVALU電池は本当にどういうシチュエーションで使えばいいのやら・・・

 放電試験や自己放電テストの結果を見てから考える事にしましょう。
お返事 2008/5/28
投稿  私もこの電池を店頭で発見して買おうかと思いよく中身を見てみると容量が1000mAhとエネループの二分の一しかありません。仮に2000mAhで2時間使える機器があると仮定すると2×1000で2000時間の使用が可能ですが1×1300では1300時間しか使えないという結果になります。
 これでは100円くらい余分に出してエネループを買ったほうが良いでしょう。
 あと、充電池はどちらかというと「充電回数」より「一定の容量」で買うのものだと私は考えています。なのでいくら1300回使えても1000mAhしかないようでは何の意味もありません。
 充電池は「普通の電池より長く使える」ということが重要ですのでこんな電池は資源の無駄使いです。
全一快特 様
お返事  実際に「1300回使える」性能かどうかもそれなりに使い込んでみないとわかりませんからね。
 JIS試験では1300回以上クリアしているという意味ですから、容量が少ないぶん最後(放電深度100%)まで使ってしまうような使い方も多くなるかもしれません。
 そうなると「250回使ったエネループ」のように1000回を達成できずに寿命が来てしまうのは原理上しかたありませんので、トータルで考えて「電池を使用できる時間」は結構短い電池になってしまいそうな感じですね。

 それでも、毎日懐中電灯で電池が切れるまで使って充電するような使い方でもしない限り、毎日ちょこちょこ使うか、全く使わずに機器に入れっぱなしにするような一般家庭内での使用目的ならこの程度の容量でも気にしないで数年は使って「何回使ったか?そんなの数えて無いからわかんないよ!」という感じで気づかないうちに使い捨てられるような気もします。
お返事 2008/5/31
 
No.2008_0525
 はじめまして。
 HP楽しく拝見させていただいています。

 アルカリ乾電池用の充電器というあやしい?商品が結構販売されていますがその効果の程はどんなものなんでしょう??
 充電可能回数や容量変化が知りたいです。

 あと、私は単一乾電池を大量に使用するのですが各社単一ニッケル水素充電池の比較も見てみたいです。

 もし機会がありましたら実験よろしくお願いします。

 これからもがんばってください。
(匿名希望) 様
お返事  匿名希望様はじめまして。

 アルカリ電池用充電器はかなり昔からホームセンター等で売られていますね。
 微弱電流でアルカリ電池に充電するものですが、元々アルカリ電池は充電用には作られていませんので液漏れや過熱、破裂の危険性が伴いますので私はアルカリ電池への充電行為や充電器の使用は行わないことにしています。
 ですので「気の迷い」でアルカリ電池に対する充電実験をすることはありません。

 日本で売られている市販品ですから電池が破損した時にはメーカーが責任を取ってくれるのでしょうが、電池が破損する事を前提にした実験は行わないようにしています。

 単一型のニッケル水素充電池に関しては私の生活では使用する機会がありませんので、沢山買って比較実験をすることも無いと思います。
 e-keepの単一型は幸い日本LEXEL様よりサンプルを頂戴致しましたので現在も自己放電のテスト中です。
 他各社の単一型充電池は手持ちがありませんのと、今後も購入予定はありませんのでテストをする事は無いと思います。

 ご期待に沿えずに申し訳ございません。
お返事 2008/5/25
 
No.2008_0510
日記的駄文 2008/5/10

 今年はじめて部屋に蚊が出ました!
(あ、蚊じゃなくて別の似た虫かも・・・)

 よーし!ここは電撃蚊取りラケットの出番!・・・と思いきや、

 しまった!ラケットは全部分解していて迎撃不能!(T-T)

 ああ、虫が悠々と部屋の中を飛び回っているよ・・・
 少し早いけど液体ベープを押し入れから引っ張り出すか。

 このムービーは実験回路を設計中のテストの様子。

 一ヶ月使用したのと同じだけ自動的に稼動・停止を繰り返すマイコンタイマーで電撃蚊取りラケットに通電する装置の組み立て中、高圧放電部も一回に付き一度は「蚊が当たった」とみなして放電させる為のリレー回路を作っていたら、やはりというかなんというか最も電圧の高い回路基板では通常のリレーが役に立ちませんでした。
 そこでムービー撮影用にリレー部だけミノムシクリップで配線して撮影。

 リレー内部は見えないので過去に分解したことの有るリレーでは接点間隔が約0.5〜0.8mm。普通の定格では耐圧約1000Vまで。(接点として使えるのはAC125Vとか250Vまで)
 それに対してこの電撃蚊取り基板(4つのうち1つだけ)では出力は約2500V。ゆうに定格の2倍以上の高電圧で、裸電極同士で確認したところ接点間隔約3mmでコロナ放電が始まり電流が大気中を突破して流れます。綺麗なカミナリ色の放電が見られます(^^;

 という事で、最高圧基板ではこんなリレーでは電流を遮断することができません。

※他の3つはこれほど高電圧ではなく、リレー内でも放電は起こりません。

 ムービーの最初はリレーをONにしていて電流が流れていますので直列に入れているネオン管(保護抵抗も直列)が光っています。
 途中でリレーの電源を切って接点をOFFにしていますが、電撃蚊取り基板のチャージで電圧が上がって一定の電圧になるとコロナ放電を開始して電流が流れてしまいネオン管が点灯。点灯してコンデンサの電荷を消費すると電圧が下がるので放電も止まりまたチャージが始まります。その繰り返しでネオン管がパッパッと点滅を繰り返します。
 リレーがOFFでも平気で高圧電流は流れ続けてしまいます。
 恐るべし! 2500Vの高電圧。

※ ムービーは削除しました ※

 接点⇔コイル間の耐圧もたしか1000〜1500V程度のはずですから、高電圧がコイル側にもリークしてコイルを動かす為の低圧回路(マイコンやデータロガー側)にも飛び込んでくるかもしれません。じゅうぶんに注意して回路を設計しないとパソコンまでオシャカにしてしまう危険性もあります。

 このテスト回路を動かしていると、高圧部の配線から数センチ離れたところに置いてあったPCのキーボードが誤作動して激しく多数のキーコードを連打するようになりました。
 高圧放電をしている所のスパークや配線経路から出るノイズがキーボードの電子回路に影響を与えて誤作動させているようです。
 放電を止めてもしばらくは謎のキーコードを連打し続けてキーボードは使用不能でした。最悪の状況で壊れたかと思いましたよ。

 美しい放電火花、スパークするエネルギーの輝き。そこはかとなく広がるオゾンの香り。
 これだから高圧実験はいくつになってもやめられません(笑)
 
No.2008_0502
日記的駄文 2008/5/2

 「金鳥の夏、日本の夏」・・・というとちょっと古いCMになりますが、とうとう今年も夏の足音が聞こえてきました。(まだ梅雨にも入っていませんが…)

 「電撃殺虫ラケットを調べてください」で投稿のあった電気式の蚊取りラケットの販売が近所のホームセンターで今年も相次いで開始されました。

 投稿されたのが冬だったのでテストできませんでしたが、今年も販売が開始されたので右の2種類を購入してみました。どちらも一本398円です。

 本当に一ヶ月で使えなくなるのか?
 これからぼちぼちと実験装置を作ってテストしてみたいと思います。


 もう二本買い足しました。。
 名前は「一撃!電撃殺虫ラケット」と上に載せているのと似ているので以後はネット部の造形からこれは「クモ型」または「一撃!」と呼びます。498円。

 もう一本は「カットリくん」598円。
 ネットで検索しても販売店や使用者のブログなどが沢山出てきます。
 今回購入した中では最も高価な品ですが、袋に書かれている電圧は最も低いのです。果たして本当の電圧は?

 この二本はドン.キホーテ道頓堀店で購入。

5/5 追記


 4本の電撃蚊取りラケットの中身を見てみるとそれぞれ個性の違う出力回路で電圧も違い、なかなか面白いです。

 写真は基板を取り出してテスト用に配線したもの達の勢ぞろい。

 回路を見るとやはり中華な・・・(以下記事にて)
5/6 追記

 ところで、どなたか大阪市内or近郊で「蚊取リーヌ」(380円くらい)を売っている店をご存知ありませんか? パッケージのイラストがあまりにイカス!ので(笑)
 ほかにもネット通販で最強電圧の「5000V」DR-5000を大阪で直接買えるお店とか。
5/7 追記

 ホームセンター・オージョイフルで「カットリくん」と同じ製品が「電撃殺虫ラケット」という商品名(どれも一緒かい!)で398円で売られていました。パッケージはクモ型の「一撃!」と非常に似た黒色の紙ベースですがイラスト等が異なります。(虫の絵がやたらリアル/笑)
 ドンキで買うと598円。オージョイフルだと398円。この差は大きい・・・。
※ただ、なんとなく・・・スイッチの位置が逆っぽいのでコピー商品かもしれません。(要確認)

 ホームセンター・ダイキでは懐中電灯機能つきの「ムシコロラケット」が980円とかなり高額で販売されていました。さすがにこの値段では買えません。懐中電灯部がLEDならちょっと触手が動いたかもしれませんが、豆電球でした。

 投稿者様情報によると地域によっては電撃ラケットは298円が相場という事で、関西は最安値商品でも100円程度高いですね。
5/8 追記
投稿  蚊取リーヌ発見しました。
 ETSなんば店(BestDo!の隣あたり)
ttp://www.ets-trade.com/shop/nanba.html
 店頭左脇に青と赤の2色並んでました。
 価格は480円か490円でした。
れい 様
お返事  なんば店ですか。
 日本橋店のほうはよく前を通るのに、なんば店はほとんど中を見ませんね。
 こんど恵美須町に行ったら覗いてみます。

 もう先の4種類はテストがほぼ終わっているので蚊取リーヌは中を見る程度になりそうです。
お返事 2008/5/17

 「ビビッと蚊取リーヌ、ハエトリーヌ」を購入しました。

 カトリーヌちゃんのイラストが絶妙です。

お返事 2008/5/25

投稿  「電撃蚊取りラケット」ではお世話になっております。
 今朝の折り込みチラシで「蚊取リーヌ」を発見しました。なんと199円です!
 「トライアル」というディスカウントショップのチラシです。
 この店は私の生活圏から多少はずれているため、これまでチラシの中身をチェックすることはほとんどなかったのですが、今朝なにげなく見ていて偶然発見しました。(これまでも売られていたのかもしれません。)
 この店は本社は福岡市ですが全国に店があるようで、大阪方面のチラシ(裏面です)も見てみたらやはり199円でした。最安値ですね。
http://www.trial-net.co.jp/index.html
 以上、お知らせします。
N.M. 様
お返事  トライアルですか。
 なにかと破格の値段の商品では有名なホームセンターですね。

 今週末にでも見に行ってみます。
 2008/2/7に「激安電池の比較」という投稿でもアルカリ単三電池が4本57円とお知らせ頂いています。

 幸い、自転車で行ける距離の店で昔はコーナンだった店がトライアルに変わっているようですし(^^;
お返事 2008/5/25
 
No.2008_0428
日記的駄文 2008/4/28

 ガレージで目印灯に使用していたLED常夜灯(ナツメ球)が消えているのに気づきました。

 100円ショップ物ではなく、ホームセンターで買ったオーム電機の380円程度の品(青色)です。
 約2年間常時点灯させていた物です。

 とり外してみるとボディの白いプラスチックが熱で焼けています。この場合の「焼け」は燃えたという意味ではなく比較的低温でも長時間熱せられた時につく加熱跡のことです。
 何か部品が長期間の熱でやられて通電しなくなっているのでしょうか?

 中身の構造は以前の100円ショップのナツメ球の分解の時に分かっていますから、口金の先と側面のハンダを先に吸い取って中の回路を浮かせておきます。

 キャップはハメ殺しなので引っ張れば取れると思ったのですが良い工具が無かったのでフチのプラスチックを壊して取り外しました。(もう使わないし…)
 ボディのプラスチックも長期間の加熱から来る劣化でかなりボロボロと崩れるように破砕されます。
 LED裏の白色に塗られた基板も一部が加熱されて焼けていますね。

 そして基板部を引っ張って取り出します。
 100円ショップ品よりなんだか高級感があります(笑)
 LEDは砲弾型ではなく、広角タイプの帽子型が使用されています。
 普通のシリコンダイオードを無理やり組み合わせてブリッジ接続しているのではなく、チップダイオードを両面基板に載せて専用のブリッジ回路を作っていますね。
 100Vからの降圧はコンデンサ降圧方式に変わりはありません。整流後の平滑コンデンサはありませんでした。

 基板の一部に何かスパークして焼け焦げたような跡があります。これが故障の原因でしょうか?

 試しにLEDに電圧をかけると一応光ります。しかし基板にAC100Vをかけても光りません。

 各部品を分解して測定したらコンデンサ、抵抗、ダイオード(ブリッジ)は正常値でした。見た目も高電圧や高温で壊れた形跡はありません。

 そこでLEDのVfを測ってみると、約1.6V/10mAと極端に低くなっています。これでは設計値通りの電流制限抵抗値ではとても光りません。
 本来であれば過電圧でLEDが壊れる程度の電圧をかけてやっとうっすらと光ります。(右写真)

 どうやらLEDが極端に劣化して故障したようです。
 LEDが劣化したのが時間的なものなのか、湿気か何かで一回スパークして過電圧がかかったのが原因かはわかりません。
 スパーク跡も本当にスパークしたのか? 製造時についたコゲ跡のようにも見えますのでなんとも・・・

 今回は部品交換して修理する目的では無いのでこれでおしまい。

 もしスパークしたのではなく単純に連続点灯でLEDが劣化したのだとしたら、約2年、2×365日×24時間で17520時間ほど点灯して壊れたことになります。

 品質の悪いLEDだと寿命1万時間未満の物もあるという話ですから、寿命が来たのだとしたらそれほど良いLEDを使っていなかったのでしょうか。

 実は先月、同じオーム電機製のインバーター蛍光灯スタンドが壊れて捨てました。
 インバーター基板の一部がやはり焼けてこちらは回路部品が死んでいたのですが、この蛍光灯は基板まわりのプラスチックボディがぐにゃぐにゃに溶けて曲がっている状態になっていました。
 ごく短期間の発熱で曲がったのではなく、かなりの長期間に渡る加熱で徐々に曲がっていったという曲がり方で、ボディのネジを外しても分解できないほどに曲がってしまっていました。
 インバーター基板は修理可能な状態でしたが、ボディが曲がって蛍光灯取り付け部もゆがんでしまっていたので基板は修理せずに廃棄処分にしてしまったのです。

 オーム電機製品は元から「安かろう・・・」というイメージで買っているので長持ちせずに壊れる事自体にショックはありませんが、プラスチックが低温変形するような機器だといつか本当に火が出そうで怖いですね。
投稿 >整流後の平滑コンデンサはありませんでした。
 との事ですが、だとすると、サージ電圧に対し弱そうですね。
 平滑コンデンサがあれば、多少は吸収してくれそうな気がします。
jr7cwk 様
お返事  サージ吸収や電源同期の点滅については特に考えられていないようですね。

 トランスでまじめに降圧しているので(サージという観点では)比較にはならないかもしれませんが、最近急速に電球からの交換が進んでいるLED信号機のLEDバルブ基板にも平滑用コンデンサは付いていませんね。
 電源周波数(全波整流)に同期して点滅しているので人間の目には点灯しているように見えてもビデオカメラで撮影したら撮影フレーム周期と合ってしまうとLEDが消えているように写ってしまうのが事故の証拠撮影をするドライブレコーダーで大きな問題になっているのでご存知の方も多いでしょう。
 信号機のほうでは直射日光を受けて高温になる信号機内に電解コンデンサ等のような熱で経年劣化が早まる部品を入れてそれが壊れてショートして信号機が点灯しなくなる事が重大事故に繋がるという理由でコンデンサを入れていないそうですが、まさかLED常夜灯ではそんな理由は無いでしょうから、単なる手抜きでしょうね。
お返事 2008/5/2
投稿  ご返事ありがとうございます。
 常夜灯平滑コンデンサ、価格を抑える観点からの省略なのでしょうね。
 でもコンデンサで電流制限する構造の場合だと、抵抗で制限する場合以上にサージに対し弱くなりそうです。
 商品の性格からすると蛍光灯器具に使用される事が多いと思いますが、今時のインバータ式の蛍光灯器具ならともかく、昔ながらの安定器式の器具に付ける場合は点灯時のサージによる影響をもろに受けそうです。

 信号機の平滑コンデンサ事情、初めて知りました。
 確かに信頼性の面から平滑コンデンサ省略というのは「あり」そうですね。(路上に設置するので相当高温にさらさせるでしょうから。)
 しかもそれが、ドライブレコーダの撮影映像にまで影響させてしまうとは・・・盲点ですね。
(列車の写真撮影も趣味にしていますが、特急列車前部のLED式の愛称表示器や、列車側面の行き先表示器を撮影する場合、シャッタースピードの設定に注意を払う事になります。)
jr7cwk 様
お返事  昔ながらのグロースタート方式の蛍光灯器具に付けて使用していましたよ(^^;
 グロー管は今の電子式ではなく旧式のバイメタルグロー管ですから、蛍光灯を点ける際にはそれはもう素晴らしくスパークしていますね。
 LEDナツメ球内の降圧用コンデンサをビシビシと突き抜けてかなりのサージ電流が2年間に渡って毎日LEDに責め苦を与えていたことでしょう。
 100円ショップのLEDナツメ球には平滑コンデンサは入っていましたから同じような物かと思っていましたが、販売価格が高い商品のほうが手抜き製品だったというのはちょっといただけませんね。

 サージ電流のリークが早く痛んだ原因の全てかどうかは断言できませんが、無いよりはあったほうがLEDの寿命には良かったと思います。

 いろいろな照明がLEDに置き換わっていますが、ダイナミック表示のLEDパネルが写真に写り難いなどあまり良くない「副作用」もありますね。
お返事 2008/5/2
 
No.2008_0427
 この度は、いろいろなキーワード検索をしているうちに、偶然このホームページを見つけ、ちょっとワクワクしています。

 先日、倉庫の整理をしていたところ、20年ほど前に技術家庭科で作成した、4W蛍光灯(CdS付き、単1電池2本使用)を見つけました。しかしながら、点灯しませんでした。
 昨今、大容量充電池・乾電池変換ケース等の自由度の高い便利グッズが整ってきているので、手元にある電源・部材を有効利用して「常夜灯・読書灯」に再利用できたら面白いなあと考えたのですが残念でした。
 当時の記憶を遡ると、CdS活用例としての元回路図には暗時動作回路・明時動作回路が掲載してあったため、それを元に、(何の勢いか)スイッチを1点追加し、暗・明時両用点灯にした当時の「無意味なヤル気」を懐かしく思いました。
 あれ以降、電気・電子関係については教養書を開くぐらいで、「設計図どおりの半田こていじり」に終始し、具体的な復元方策が無く、とうとうインターネットでキーワード検索で再勉強するにいたりました。

 はてさて、どの部品が不良なのか
   茶色のコンデンサ。
   銀色のコンデンサ。
   ●V表示のある電解コンデンサ?
   omronの印があるリレー(G・・・の品番らしきものがあります)。
   蛍光灯にパラで接続しているグレーの部品。
   3V/100Vのトランス。
   むき出しの可変抵抗
はたして、どの部品が寿命を迎えているものか。

 ちなみに、蛍光灯自体は、既製品ランプで点灯しますし、充電池も、簡易検査器で振れます。
 考えも付かず、つまるところ、はたして復元可能なのでしょうか。
 技術家庭科に掲載があった(と記憶している)の元回路図を引き続き探しています。
 リレーをとっても部品代、数百円で収まるものです。
 忌憚の無い。互換部品情報、実装実験方法等のアドバイスを頂戴できれば幸いです。

 同一機能がほしいなら、いっその事
 PS-3011Sリレー付光センサ(DC6〜8V動作)と「100V→6V(3Vセンタータップ付)の電源用トランスを使って、・・・」 http://www.interq.or.jp/www-user/ecw/shiryou/small/keikoutou.htmを応用できるのかなと情報もありました。

 まずは導入まで、
大竹といいます。 様
お返事  さすがに20年も放置した機械だと部品が死んでいるのか、他が死んでいるのかは実物を見てテスターやオシロスコープを当てて調べてみないことにはその情報だけでは具体的に「●●が死んでいるので交換してください」なんて言えませんよね。

 部品なら電解コンデンサが容量抜けを起こしているか、剥き出しの半固定抵抗がサビて接触していないくらいだと思います。

 それ以前に20年前に「自作」されているわけですから、ハンダ不良やパターンの劣化は考えられませんか?
 見た目ハンダが付いていても内側で部品の足と離れてしまっているなんてよくある話ですから、まずは全部のハンダ付け部分を再度ハンダづけしなおす事。(コテを当てて溶かし直す)

 cdsを使って明るさでON/OFFさせているのならその感光部(cds+Tr+リレー)と蛍光灯用の発振回路(Tr+トランス)に回路を分けて考えて、「cdsに光を当てる/遮るしてもリレーが全く動かないから点灯しない」のか?
 それでリレーが正常動作していないならリレーの二次側(接点側)の配線を変更して「発振部が正しく発振動作する電圧を与えても発振すらしなしのか」で壊れている部分は見当がつきますよね。

 新しく部品を買って作っても安いものですから新規に作られるのもまた良いのではないでしょうか。
 古いほうの回路図が出てこないと上記の原因分岐テストもできないようでしたら、残念ですが部品がどれか壊れていた時の個所特定と修理は難しいと思います。

 それと、動作テストは20年前と同じように新品の「単一乾電池」を2本で行ってください。
 なにしろ正体不明の回路ですから、充電池では電圧が足りなくて点灯しないなんて単純な不動作の可能性もあります。

 まずはハンダしなおす所から試されてはいかがでしょうか。
お返事 2008/4/27
 
No.2008_425
日記的駄文 2008/4/25

 日本橋を歩いていたら工事中の店舗に「千石電商」の看板が!
 「マルツ」の角から北へ1ブロック上がった所の、昔からDOS/Vショップなどが入っては潰れと次々と店が入れ替わって居るビル一階です。
 「こけし」のちょっと南側と言ったほうがわかりやすいですか。

 内装はほとんど終わっていて什器(棚)に既に基板や部品が並んでいる所もありました。
 5月開店予定(5/2ですね)のチラシが貼ってありましたので楽しみです。

 後は秋月の日本橋店が出来てくれれば・・・
 
No.2008_0414
 「ミニ四駆単3ニカド1000」はニッケル水素ではありませんので、田宮のレースには参加できます。
 100円ショップ電池検証のページで「使用禁止」となっていますが、田宮はマンガン・アルカリ・ニカド三種のレース参加は認めていますが、
  オキシライド(電圧が高い上、粘りが強く非常に有利)
  ニッケル水素(電圧はマンガンより低いが持続性が非常に良い)
等の為に認めていません。
 マンガンでレースに出る者はいるかどうか分からないがメリットがなさそうなのに禁止にならないのが不思議。
和郎 様
お返事  和郎様はじめまして。

 「100円ショップアルカリ電池性能評価実験」のページにタミヤニカド1000については載っていないのですが、どこか他のページの間違いではないですか?

 タミヤニカド1000が公式レギュで使用禁止となっていると書いた記憶も無いので、もしよろしければどこに間違いがあったのかお教えください。

 当サイトでも「◆重要◆タミヤミニ四駆レギュレーション改定について」として使用できる電池については掲載しています。
お返事 2008/4/14
投稿  すみません、ここのページでした。有名メーカー製アルカリ電池放電性能試験

 最初は「田宮製品の癖に公式で禁止なんだ〜」と流していたのですが、調べるとOKでした。
 これ、どこのOEM製品なのか気になりますね…

 しかし、田宮は松下電池様のエボルタは公式で認めるのですかね、
 オキシ×、ニッケル水素(パナループ緑パナ)×、アルカリ(パナ赤金)○、マンガン(ネオハイトップ)○
 な訳ですが、エボルタの扱いは何処に?
 明らかにニッケル水素・アルカリ・マンガンよりも高性能でオキシよりも粘り、ギネス載りとなったので、田宮の判断はどうなるか…
和郎 様
お返事  「有名メーカー製アルカリ電池放電性能試験」ページでもタミヤニカド1000が使用禁止とは書いていませんので、単なる読み間違えか思い違いだったようですね。
 タミヤニカド1000は三洋のOEMと聞いています。

 エボルタについてまだタミヤから何も公式アナウンスは出ていませんが、実際に走らせてみてタミヤ側が不適当と判断したらオキシライド等のように使用禁止にするでしょうね。
お返事 2008/4/22
投稿
4/23
「使用できる充電地として比較するためグラフに参加」
でした、すみません…
 前の赤いニッケル水素というもじで誤解しました。
和郎 様
 
No.2008_0409
 先日はLEDライトの件でお世話になりました。
 ニッケル水素充電池単セル放電器の記事を見ていて思ったのですが、携帯電話バッテリー用の放電器というものは作れないでしょうか?
 ドコモ・フォーマのバッテリーが弱いのか、すぐにバッテリー容量が減ってしまって困ってます。
コーヒー豆 様
お返事  まず、携帯電話やノートパソコンで使用されているLi-ion充電池は「メモリー効果は起きない」とされている電池です。ニッケル水素充電池のように「メモリー効果が少ない」では無く、原理的にほとんどそういう不具合が無い電池という事です。
 ですのでLi-ion充電池用の放電器やリフレッシャーという装置はどこにも売られていませんね。

 NTT DcCoMoのFomaは従来型のMovaよりずっと電池を大食いしますので、バッテリーが早く減ってしまうのは有名です。
 一回の充電で使える時間は比較的短いですし、そのせいで充電回数も短期間に多い回数になりますのでバッテリーの劣化はMovaなどに比べて早くなります。
 バッテリー自体の寿命は他機種のものと変わりはありませんが、Fomaではそれを早く短期間で使い切ってしまうという感じでしょうか。

 Li-ion充電池は「新品時(工場出荷時)には少し休眠していて、数回使うと本来の容量になる」という説もありますので、何か他にも休眠する理由があるのかもしれません。
 もしご心配であれば「Li-ion充電池の過放電防止回路」に負荷として24Ω/1W程度の抵抗でも繋いで放電してみてください。
 放電モニター用に赤色LEDと75Ωを直列にしたものも放電抵抗と共に負荷に繋いでおくと放電中は目に見えますね。

 携帯電話バッテリーを繋ぐ電池ソケット等は売られていませんので、バッテリーを痛めないようにミノムシクリップか何かで接続するなど、工夫をしてみてください。

 ニッケル水素充電池用単セル放電器の回路も各抵抗などの数値を変えればLi-ion放電器にもなりますが、数値を変えるのは面倒なので今回は割愛します。

 Li-ion充電池はメモリー効果が無い電池、という性能であれば放電器で放電しても回復はしませんし、無駄に寿命を一回分消費するだけですのでもし回路を作られて放電してみても性能が回復しない場合はその程度に「老化した電池」という事になります。
 気分を晴らす為にも一度回路を作って放電してみるのは良いと思います。
お返事 2008/4/9
投稿
4/10
 なるほど、原理的にメモリー効果が起こらないバッテリーなのですね。
 それで放電気やリフレッシャーが無かったのですか。
 納得しました。
 バッテリーが1年経たずに1日も持たなくなったので販売店に行って聞いたときに「バッテリーの残量が一メモリになってから充電してください」と言われたもので、一定のところまで放電してから充電をしたほうが良いのかと思っていました。
 ですが楽しそうなので放電気を作って試してみようと思います。
 ありがとうございました。
コーヒー豆 様
お返事  電池関係のページでも書きましたが「目盛りが1になってから充電してください」という電話ショップの人の話はメモリー効果を起こすからではなく、Li-ion充電池は「満充電にしておくと劣化する」からですよ。

 携帯電話を常に充電台に置いて満充電のままにしておくとか、満充電にした後で全然使わずに電源を切ったままにしておくとLi-ion充電池は早く劣化して使えなくなります。
 充電して、1日〜数日間程度で普通に使っていて電池が減る状態であればそのようなことはありませんが、電池を減らさずに満タンのまま置いておくと劣化する電池ですから使い方によっては1年もたずにほとんど使えなくなります。

 私の携帯電話も電池メーターが1目盛りくらいになるまで数日間は絶対に充電はしません。また満充電になったら充電ケーブルを外してしまいます。

 とはいえ、1日〜数日ごとに電池メーターが1目盛りくらいまで使って、また満充電にして、と頻繁に使っていたらやっぱり1年くらいで「バッテリーの持ちが悪くなったな」と実感するくらいになりますし、1〜2年程度で寿命を迎えてしまいます。
 携帯電話のバッテリーはだいたい寿命はそれくらいだと思いますが・・・

 Movaでこれですから、Fomaだともっと寿命が短くても不思議ではありません。
お返事 2008/4/10
投稿
4/12
 毎回お世話になります。
 過去に記事に詳しく書いてあったのですね・・・すみません。
 時間のある時に訪問して少しずつ過去の記事を読んでいるのですが、アノ記事はまだ読んでおりませんでした。

 私の携帯は朝、満充電で夜には2メモリ〜1メモリの残量で、そのままにしておくと翌日の昼頃にバッテリー切れを起こすので毎晩充電をしておりました。
 ただ、夜自宅に帰って充電器に乗せて翌日の朝に充電器から取り外していたのがよくなかったようです。
 たいへん勉強になりました。

 お忙しい事と思いますが、丁寧なご返答をいただき大変感謝しております。
 これからも訪問をさせていただいて全部の記事を読ませて頂きます。

 ありがとうございました。
コーヒー豆 様
 
No.2008_0407
 初めまして
 DC-DCコンバータで検索して辿り着きました。
 プラレールにマイコンを積んでリモコン化しようと電源関係の情報を集めていたらこちらのページがヒットしました。コンバータ以外にもいろいろと勉強になるコンテンツがあり、楽しく読ませて頂くと共に大いに製作の参考になりました。
コンバータによりマイコン、FET、白色LEDを単四x2で駆動するという仕様ですのでほとんどの知見を貴サイトで得る事ができました。

 製作もひと段落して、その内容をまとめたサイトを作ったのですが、その中で気の迷いさんのサイトとコンバータのページにリンクを張りたいと思っていますがよろしいでしょうか?
 リンクを予定しているページはこちら http://badmojo.web.fc2.com/ の「電子工作」−「電源ユニット」のページです。

 拙い知識で製作してるページでお見せするのは恥かしいのですがよろしくお願いします。
Mojo 様
お返事  はじめまして。プラレールのリモコン改造ですか。
 プラレールにPICマイコンなんかを積んでコントロールされる改造は色々な方が実践されていますが、Mojo様の「江ノ電」はなかなか風情がありますね(^_^)
 連結部のケーブル・コネクタが実車っぽく作られている工夫などは上手いなぁと思いました。

 リンクなどはどうぞご自由に行ってください。
お返事 2008/4/7
投稿  リンクを快諾していただきありがとうございました。江ノ電の方もお褒めの言葉を頂き嬉しい限りです。
 インテリジェント空線信号キャンセラーはPICを使用しているとの事なので回路、プログラム共にどんなものか実に興味深いですね。記事を楽しみにしています。
Mojo 様
お返事  早速リンクして頂きましてありがとうございます。
 また江ノ電のムービーを見てしまいました(^^;
 うまく電子回路を組み込んでおられるのも凄いですが、プラレールのあのガタゴトと走る独特の雰囲気と江ノ電という車両がマッチしていて、黄色っぽい室内灯も凄くノスタルジーを感じさせてくれて本当に秀逸な改造ですね。

 十年くらい前、江ノ電に乗りに行った時の事を思い出します。

 空線信号キャンセラーページはもうすぐ公開です。お楽しみに。
お返事 2008/4/9
 
No.2008_0405_2
 マクサーのコンセント式コードレスドアチャイムについての質問です。
 チャイム(受信機)側がコンセント,ボタン(送信機)側が単4電池2本なのですが,もう少し電波到達距離を伸ばしたい(障害物があっても100m)と考えています。送信能力を高めるためにはどのような改造を施せばいいでしょうか?
 ヒントをください。
ピッカリーノ 様
お返事  ワイヤレスチャイム製品はだいたい300MHz帯の微弱データ通信用トランスミッタ/レシーバモジュールを使用していますね。
 これら微弱電波用の送信機は電波法で厳密に送信出力の上限が決められています。(ワイヤレスマイク等の送信機もそうです)

 国内・海外りメーカーが発売している組み込み用の送信モジュールの場合はほとんどの場合にその最大出力に設定されていますので、そこから更に送信出力を強く(電波を強く)するのは違法行為です。

 但し、送信モジュールを組み込んだ機器がその組み込み状態によって電波法で定める最大出力より弱くなっているのでしたら(専門の装置で測定しないといけませんが)、定められた最大出力内で増幅回路を入れて強くしてやる事も可能だと思います。
 電波が少しくらいは遠くまで届くように送信機側を改良するには2008/2/24の「I am メタボ 様」の投稿への返信を参考にしてください。μPC1677C等を使って増幅させる方法が一般的ですね。アンテナを設計して改造してやる方法でも良いです。
 但し、必ず電波法の定める出力をオーバーしないように、専門的な測定器などを使って正しく設計・製作。検査して使用してください。
 また、300MHzなんていう高い周波数を扱いますので、回路やアンテナの設計や製作はかなりのスキルを要します。

 受信側はコンセントに繋がっているので電源も取りやすいですし、こういう機器では受信機側に受信アンプを入れて感度を上げてやるほうがはるかに楽でしょうね。電波法にも触れませんし。
 但しラジオのように受信アンテナが外に出ているわけではありませんので改造はやはりスキルを要します。
 受信機内の回路(受信モジュールとパターンアンテナ?があるはず)を解析して、的確な位置に受信アンプ回路を増設してやったり、アンテナ部からカップリングコンデンサを通して外部アンテナ端子を増設して、自作回路か市販の広帯域受信アンプ+外部アンテナを繋ぐとか、アマチュア無線の国家試験に合格する程度の無線知識と電子回路の製作技術をフル稼働させて受信感度の向上改造をすれば解決できるでしょう。

 ただ実際に作ったわけでは無いのでなんとも言えませんが、こういった微弱機器はASK変調なのでノイズに弱く受信アンプ等で電波を増幅しても周囲のノイズまで増幅してしまうと、距離があってあまり了解度が良くない状態ではノイズにまみれて結局は通信データの識別が出来なくて飛距離アップにつながらないとか、その他諸々のトラブルが思いつくのですが・・・

 電波法で定められた出力や、標準的な受信機(受信回路)の感度だと実物では10メートル(屋内)〜100メートル(見通し距離)程度でしか使えない装置ですから、そのまま使うのが良いのではないでしょうか。

 もし遠くまで伝達させたいのであれば、リレー出力付きのワイヤレスチャイム(どこかのメーカーにあったはず、無ければ改造)を使って、「リピーター(中継機)」にして次の別のチャイム装置のボタンをリレー接点で操作して、通常の2倍の飛距離を得るという方法もありますね。
 チャンネルを変えて3台・4台と使えば3倍・4倍と理論上は無限大に飛距離は延ばせます。
 ただこれも実機が「別チャンネルの送信電波が受信機の真横で発信されても抑圧(妨害)を受けて正しく受信機能が働かなくなる」なんていう選択度の悪い受信モジュールだと使えないわけで・・・
 チャイム装置を2台並べて別々のチャンネルにセットして、同時に2つの送信機(ボタン)を操作して電波を出してもそれぞれの対応する受信機が正常に動作するか確かめたり、遠くに置いた送信機からの微弱な電波を受けている状態で真横で別の送信機を動作させても受信状態に妨害が与えられないかなど、様々なテストをしてはじめて「使える方法」と確認できます。その為にはチャイム装置を複数実際に買って試してみてください。(買って使えなくても私は責任は負えません…)

 抑圧を受けても「ボタンが押された」という情報さえ伝われば良いのであれば、リレー出力を得て一定時間次のボタンをホールドする電子回路を作ればたとえその送信電波が横の受信機を妨害してリレー出力が切れても大丈夫ですね。そうやって2台目・3台目と伝達する事は可能だと思います。
 今回のご希望のように「100メートルくらい」という伝達距離ならワイヤレスチャイムシステムを2〜3台でほぼ届くのではないでしょうか。
 但しリピーターを置く場所にAC100V電源があるか、電源が無い場合は乾電池式の受信機を使用するかなど、制約は多いと思います。

 色々と書きましたが、可能性はいくらでもありますが、電波・電子回路の知識がじゅうぶんに必要か、チャイムシステムが複数必要でお金がかかるなど、結構たいへんですよ。
お返事 2008/4/5
投稿  何はともあれお礼を言わせてください。
 突然の質問にも丁寧に答えてくださりありがとうございました。詳しいご説明で自分には到底無理だということがわかりました。残念ですが,それでもスッキリした分だけ収穫だったと思います。本当にありがとうございました。
ピッカリーノ 様
お返事  いえいえこちらこそ、簡単に出来る方法が無くてすみません。

 機械には簡単な改造や部品の追加ですぐに改良できるものと、出荷状態が最適で改造が難しいもの(できなくは無いがすごく技術が必要)があり、今回のワイヤレスチャイムは後者にあたると思います。

 ちょっとアンテナ線を伸ばせば送信電波が少しだけ強くなったり、受信機のアンテナ線を延ばすだけ・・・という簡単な方法でも解決するかもしれませんが、300MHz微弱通信システムという事でそういう簡単な線を一本追加するだけでもしっかり基板や回路を調べてうまく加工しないと、逆に状態が悪くなって電波が届かなくなる可能性が高い製品です。

 また何か疑問があればご質問ください。わかる範囲でお答えさせていただきます。
お返事 2008/4/5
 
No.2008_0405
 はじめまして!今日、友達に紹介されて来て見ました。
 初めてなのに、要望など失礼ですが・・・、要望があります!!イーグルのディスチャージランプというものがとても気になっています。オートカット??見たいな、超初心者です・・・。
 ここの、解剖とかを参考にして最適な放電気を買いたいと思っております。
 先ほども、タミヤのオートディスチャージャーとその2とマッチモアジャパンから出ている、アクティブメイト(?)を見てまいりました。これを参考にすると、マッチモアの放電気を買ったほうがいいですね。まぁ、実は迷っているのですが(笑)オートカットのものを選びたいです。それでは、よろしくお願いいたします。
ふるかわB 様
お返事  ふるかわB様はじめまして。

 要望が何なのかちょっとわかりにくい文章なので私としては何もできませんが(私に買えと?それとも買って見せてもらえる?)、本サイトの記事を参考にされて目的に合った放電器を使えるといいですね。

 もしイーグルのディスチャージランプを買われて中身を見せて頂けるのでしたら(デジカメ写真で結構です)ぜひ見てみたいです(^_^)
 暗い所では照明になりますし、冬場のサーキットでは冷えた指先を温めるのに良いかもしれません。・・・私のまわりでは誰一人買わない商品ですので。
お返事 2008/4/5
 
No.2008_0404_2
 はじめまして
 このサイトは役に立つことがとても多くかかれています。
 今後のご発展お祈りいたします。
PS7 様
お返事  不定期更新ですし、次に何をやるかは全くのその時次第の風次第ですので皆様のご期待に応えられるかはわかりませんが、ぼちぼち更新してゆきますので宜しくおねがいします。
お返事 2008/4/4
 
No.2008_0404
 無線関係の皆様。BQ-390の質問させていただいたあつろうと申します。
 実は充電器の質問をしたのが、「急に無線を聞きたくなってRLやら関連書籍でいろいろ調べて日本橋中野ムセンでDJ-X8購入」→「いろいろ楽しんでて、これは予備電池がいるなと思う」→「家の中に眠っていたBQ-370と古いパナのニッ水充電池を引っ張り出す」→「DJ-X8附属の充電池も見てみるとGPのニッ水電池」→「新しい充電池&充電器欲しくなる」→「これは調べなければ、とググる」で、たどり着いたのがこのページだったので、そこでいきなりマニアックな無線の話が出てきて、とても嬉しくなりました。
 また無線関連のお話しもよろしければ時々聞かせてください。楽しみにしております。
あつろう 様
お返事  あつろう様はDJ-X8ユーザーさんですか。
 空線信号キャンセラー機能は入っていますし、最近のリグは色々な機能が盛りだくさんでいいですね。
お返事 2008/4/4
 
No.2008_0401_2
日記的駄文 2008/4/1

 土日を使って写真の「インテリジェント空線信号キャンセラー」を作りました。

 「空線信号キャンセラー」は鉄道無線で通話が行われていない時に流れている「空線信号(あきせんしんごう)」というある種のトーン信号をスピーカーから出ないようにする装置です。(結構耳障りな音です)

 無線通話が無い時には単に電波が出ていない状態(関西私鉄など)なら受信機から音が出てこないので良いのですが、JRのA/Bタイプと呼ばれる都市圏で使用されている列車無線や、関東の私鉄で採用されている通称「NEC方式」と呼ばれる制御方式では複信式で基地局側からは常に電波が出ていて、そこに「空線信号音」が乗っています。

 市販受信機ではここ数年発売されている物には「空線信号キャンセラー機能搭載」を謡うものも多くなりましたが、小型のハンディ機では単純なトーン信号検出機能だけで「NEC式」のMSKデータ通信信号にはうまく対処できない物もあるなど不満もあります。
 もちろん私が使っているような旧式な受信機にはそんな機能は付いていません。

 そこで
● JR方式(トーン)/NEC方式(MSK)自動切換え
● NEC方式各社線対応 (空線信号断続型[南北線]はスイッチ切替必要)
● JR「通話テスト信号」もキャンセル
● 誤判断防止機能、移動運用時のノイズ誤動作防止機能搭載(…限界はあります)

という感じの高機能空線信号キャンセラーをPICマイコンのブログラムで実現しました。

 JR用は昔からある一般的なNE567を使用したトーン検出型のキャンセラーをいくつも作って今も一個使用していますが、最近受信状態が悪く周期的なノイズが乗るようになりました。
 トーン検出式でも多少は誤差やゆらぎに対応するようにはしていますが時々ノイズで切れる時があり、不便なので「プログラムでかなり確実な判定を行うようにしよう」と製作にとりかかったわけです。

 大阪に住んでいるとNEC方式なんて必要無いのですが、たまに東京に行った時に何か使えないものか?と思い対応させてみたのですが、関東にお住まいの方に需要はあるでしょうか?
 製作記事の掲載・回路図とプログラムの全公開のほかに、今回は感光基板で専用基板を焼きましたので余っている専用基板(または部品込み完成基板)の頒布も数個までなら行えます。
 部品点数も少ないのでユニバーサル基板で作っても簡単にできますので、「専用基板は要らないけどPICのプログラム書き込みはできない」という方向けにプログラム済みPICをお分けする事もできるかと思います。(片手間に作業なので期間限定や、お待たせ有りとか…)

 今までも「気の迷い」ではPICマイコンを使用した装置の製作記事はPICが焼けない人には作れないので基本的には載せないという方針でしたし、それは今も変わり有りませんがメールや非公開投書で回路設計・実物製作のご希望が来る物(製作実費を頂戴しています)のうち半数以上はPICで作ったほうが楽という物が多くなりましたので、これから先は公開記事でも多少は方針転換も考えなければならないのかもしれません。

 今回の空線信号キャンセラーはかなり狭い趣味の世界のものですので、特に需要が無い(または少ない)場合は記事化せずにただの個人の楽しみにしておきます(^^;
投稿  はじめまして。
 普段IC-R5で鉄道無線を聞いていますが空線キャンセラー機能がNEC方式の場合あまり状態が良くありません。家で受信している時にはうまくキャンセルしてくれるのですが、電車に乗るとキャンセルされない時が多いです。
 気の迷いさんのキャンセラーは電車に乗っている時でも問題無くキャンセル出来るのでしょうか?
 もしIC-R5より高性能で基板の値段が安いのなら買いたいと思います。ぜひ記事の公開と部品込み完成基板の販売をお願いします。
東急快速 様
お返事  東急快速様はじめまして。

 IC-R5は持っていないのでIC-R5の空線信号キャンセラーが性能的にどの程度なのかわかりませんが、メーカー告知によるとトーン検出方式のようですね。
 シングルトーン検出だとJR方式だとかなり安定していると思いますが、NEC方式だと1200Hzか1800Hzのどちらかに合わせて検出させていると思いますが、この場合は不安定になりやすいと思います。

 また電車で移動中は電波状態が刻一刻と変わりますので受信音が不安定になりがちで、特に「ザザッ」というノイズ音が大きくなるとトーンをうまく検出できなくなる事が多いと思います。

 東急線では東急目黒線で実際に乗車して受信したデータ音でテストしていますが、電車が走っている間は常に「パサパサ・・・ガサガサ・・・」とMSK信号音にノイズがかぶっていますが15分の乗車中に一度もキャンセル機能が切れることはありません。(もちろん通話が有る部分は聞こえますよ)

 今回製作したキャンセラーはNEC方式ならMSK信号中に含まれる全ての周波数に対応した検出部を持ち、また検出タイマーや判定ロジック等で単純にトーンの有無を検出してスイッチをON/OFFする以上の処理を行っているので誤判定などはかなり軽減されています。それでも強烈なノイズや受信機自体のスケルチが閉じる等の「受信していない」期間にはキャンセラーは切れてしまいます。

 JRモードの場合は「空線信号受信中」に「一斉呼出信号」を受信すると即時に「通話中」に切り替える本物の車載無線機と同じような判定ロジックも搭載しています。
 その為ノイズ誤作動防止タイマーを長く取ることができ、NEC方式よりわずかにノイズに強い仕様となっています。

 基板は部品原価+製作時間ぶんの実費程度で頒布できると思います。予定数まででより多くの注文があれば一度に作ってしまえるので少し安くなりますよ(^^;
お返事 2008/4/2
投稿 >「インテリジェント空線信号キャンセラー」
 興味深く拝見しました。気の迷いさん、こういった奴も手がけていらっしゃるのですね。

 幸い?私の地元はJRのA・Bタイプなので、単一トーン検出のNE567(BA1604)で検出させ、テープレコーダを連動させてます。
参考) 私のページです。
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/electro/ab_radio/autorx1.html

 私鉄だと大変そうですね。モデムICで検出しようとされている方がいましたが、PICマイコンでやるというのは初めて目にしました。

>受信状態が悪く周期的なノイズが乗る
 この現象、私も悩まされています。
 線路から離れている事もあり、複数の基地局の電波が受信されているようです。
 基地局間の周波数のずれでビートが起こる為の、このような現象が発生するようですので、自作の八木アンテナで最良の方向にあわせてますが・・・時と場合で状況が変わるので時々合わせ直す事になっています。

 ところで・・・こちら(山形新幹線)の場合、一斉放送等で別の周波数のトーンが送出されます。
 「通話テスト」信号もデコードして処理させているようですので、一斉放送用のトーンを検出し、ポートに出力させる事が出来るようなると、いろいろ「使い道」がありそうです。

PS.以前から出入りしている列車無線関係の掲示板があるのですが、そちらにこのページを紹介してもよろしいでしょうか?
jr7cwk 様
お返事  jr7cwk様、お久しぶりです。
 山形新幹線は在来線Bタイプ方式でしたね。HPで話題に挙げられているjr7cwk様の投稿されたRL誌の山形新幹線に関する記事は読んで覚えていますよ。
 かれこれ十年くらい前にはRL誌の編集部様とは懇意で、紙面作りでいろいろとご協力もさせて頂いていました。(今はめっきり疎遠になりましたが…)

 あの頃にOKIのMSKエンコーダ/デコーダIC MSM6948(今は廃品種)なんかを使った無線MSK信号デコーダ等も作りましたが、NEC方式鉄道無線用に対応させる事は考えませんでした。確かにこのようなICを使う手もありますね。

 山形新幹線の「一斉放送用トーン」を検出するのは面白そうですね。確かにそれぞれのトーン毎に判別して「何か」に使用できそうです。
 これはPICのプログラムを公開したらその信号を受信できる地域の方でPICプログラマー(ハードウェア)を持っている方なら簡単にカスタマイズできると思います。

 固定局ではアンテナの改善などで多少は受信状態は改善しますがそれでも頻繁にアンテナ調整をするのは大変ですよね。全然聞こえなくなるなら頑張って調整もしますがちょっと受信状態が変わるごとにアンテナを回したり設置位置を変えるなんて面倒ですから・・・。
 相手が電波だけに昼と夜とで受信状態が変わったり、今回のうちの症状のように何か家の中か近所に障害となる電波(スプリアス?)を出す物が突然増えてたりと、なにかと「目に見えない敵」と戦わなければなりません。(うちでは家電製品が増えたわけでも無いのに・・・近所のマンションに誰かが引っ越して来てノイズを出すデジタル家電が増えたか?)

 多分PICを使った空線信号キャンセラーを作ったという雑誌記事/HPは他ではまだ見ないと思います。
 PICはかなり一般的なデバイスになりましたから、もし既に作られている方がいらっしゃっても公開されていないだけだとは思いますが、今回のインテリジェントタイプのように識別内容を自動で切り替えたりする物はあまり無いと思いますよ。

 「掲示板」でご紹介頂くのは一向に構いませんよ。こちらでの製作記事化はもう少し後になると思いますが、情報として需要があるのでしたら記事化する意欲も湧きます。なにしろマニアックなジャンルですから、ふだんここを「電池やLEDのページ(笑)」としてご覧の皆様には全く意味が分からない分野でしょうから、日記で載せるかどうかでもかなり迷いました(^^;
お返事 2008/4/3
お返事  「非公開投書」で何件かお問い合わせを頂きましたので、お問い合わせには個別にメールで返信させて頂きました。

 記事化に向けて現在準備中です。
 土日+αで作業をして、来週中くらいには公開できればと考えています。

 「ケースに入った完成品が欲しいのですが」というご意見も複数頂戴致しましたので、余力があれば少数ですが作れる範囲で作って頒布いたします。(作れなかったらゴメンナサイ)
お返事 2008/4/5
お返事  完成品として、写真の2種類を作ってみました。

 写真上側は耳元スピーカーに空線信号キャンセラー基板を組み込んだ「スピーカー一体型」です。
 白色の耳元スピーカーに組み込みたかったのですが、お店を数件回っても黒しか売っていなかったので仕方なく黒ボディでがまんして、代わりに状態表示部を透過型にしてちょっと雰囲気アップ(^^;

 写真下側のものは通常の「アダプター型」です。
 無線機と外部スピーカー(または録音機)の間に接続します。

 「スピーカー一体型」も裏側にイヤホン・録音共用の出力端子がありますので録音機にも繋がります。ボディ内にスピーカーが付いているかいないかの違いだけです。

 結局、日曜は一日かかって頒布用の基板加工とこれら完成品2台しか作れませんでした。かかった時間ぶんの工作費(アルバイトの時給程度)を考えると、完成品はそれなりの価格になりそうです。

 記事は毎日少しずつ作成中です。
お返事 2008/4/7
投稿  こんにちは。
>山形新幹線は在来線Bタイプ
 列車は同時通話可能なAタイプで、保守用車がBタイプという変則的な方式で使用されています。
>RL誌の山形新幹線に関する記事
 ご覧になられてましたか。
 あの当時はいろいろ情報あって私もいろいろ投稿しましたが、多重無線復調ネタが最後だったような気がします。
>MSM6948
 私も手持ちがありますが、結局IC買っただけで手をつけないまま現在に至っています。
>「掲示板」でご紹介
 ご許可ありがとうございます。早速紹介させていただきました。

>マニアックなジャンル
 ほんと、そう思います。

 リンク先のページの「自動録音システム」に、CPU付けてノイズによる不安定な信号の処理出来ないか、とか、記録日時を一緒にテープに録音できないか、など構想だけはあったのですが、結局手つかずでした。

 今のところZ80で知識が止まっている私なので、この機会にPICの勉強せねば、と思います。
 記事、楽しみにしています。
jr7cwk 様
お返事  Z80は今では過去のものとなり、制御用マイコンではH8なんかが主流ですからね。

 PICも出始めた頃は「たいした事できないし・・・」という感じでしたが、今では多機能・高機能なものが沢山シリーズに追加されて、ちょっとした電子回路ならPICだけで構成することができるようになっています。
 なにより安い!(笑)

 Z80やH8でそれなりの物を作ろうとするとCPUのほかにROMやRAMやI/Oやと色々と外部チップが必要ですし(オンチップの製品もありますが)、なによりバス配線を手配線でするのは面倒で大変。
 メモリーが大量に必要だとか、I/O本数が多くないと制御できない機械で無い限りちょっとした装置であればPICやAVRをはじめとしたマイクロ・コントローラーで事足りることが多いですね。
 Z80を触られていた方なら命令数が少なくて不便な点を除けばほとんど同じような感じで扱えますよ。

 鉄道無線ネタではRL誌に掲載された多重無線の復調回路は面白そうだったので作ろうと思って、しかし新幹線無線は家では受信できないので新幹線に乗る時くらいしか使わないかも・・・という事で途中頓挫したままでした。

 今回の記事の進行状況は、半分を少し超えたあたりです。
 もう数日お待ちください。

 頒布用の完成品の動作テストを続けていて、自分用のテスト機とあわせて部屋の中で4台の受信機とそれぞれに繋がった4台の空線信号キャンセラーとスピーカーが通話があるたびに声を流しています。あーうるさい(笑)
お返事 2008/4/8
   製作記事 を公開しました。
2008/4/10
 
No.2008_0401
 バッテリー・フレッシュ・キーパーと言う商品をテストされた方、いないでしょうか?
音楽屋 様
お返事  誰か居ませんか?
お返事 2008/4/1
投稿  バッテリー・フレッシュ・キーパー
 で検索すると…
 『携帯ダブラー』だかなんかは忘れましたが、昔からある類の『張るだけで長寿命だとかになっちゃうよ〜』なもののようですね。

 結論から言いますと、こういった製品の99%以上(笑)は…(自粛)
 電池メーカーさんに言わせると、『こんなもので電池寿命(持続時間)やサイクル寿命が延びるなら、標準搭載してますよ』のようなものだとか。

 極板や電解液の劣化(破損)がそんなシール1枚で…(自粛)
 ま、『劣化のペースを落とす』についてはあり得るんですけどね。

 説明も昔から変わってねーなー……(笑)


 まぁ、『効果があるとしても限定的』ということですわ。
 昔は、『充電時間が半分に』『容量(持続時間)が倍に』だとか笑い話にもならない謳い文句のブツがありましたし…

 金に余裕があれば、試してみたいのは確かです。


 …と、昔にこの手の商品を使ってみたものの、一切効果を感じられなかったんですけどね。
瑠璃 様
お返事  噂話や伝説を実際に検証するアメリカの人気TV番組『怪しい伝説』で「燃費アップ」や「パワーアップ」を謡う製品を実名で(このへんはアメリカらしい)比較して「全くそんな性能は無し!」と言い切っていたり、数ヶ月前に国内でも「自動車用の『性能アップ』を謡う製品の多くに技術的な根拠が無いとして販売是正を勧告(画面には製品が具体的に映し出されていました)」というニュースも流れていましたね。

 私もほとんどの商品は‥‥(自粛)‥‥だと思いますが、自動車用などの鉛バッテリーのサルフェーション取り等はまだ原理的には不可能では無い範囲の物なので、劇的な変化は無いとしてもなにか実際に使って見て良くなったという方がいらっしゃれば具体的な効果などをお教え願いたく思い話を振っています。

 「バッテリー・フレッシュ・キーパー」にはシール型の物と、装置になっていて車のバッテリーに繋ぐ物があるようですので、後者だと何か良い点があるのではないか?と使用者様が現れるのを期待しています。
お返事 2008/4/2
 
No.2008_0330
 エネループをググっててこのページを発見しました。とてもためになります。
 ここを拝見してパナループの購入を考えている者ですが、BQ-391とBQ-321では4本/2本という以外に性能的な違いはあるのでしょうか?
 パナソニックWEBを見てもよく分かりません。うたい文句を見ると391の「ていねい充電で弱った電池回復、充電不可電池はストップ」が321にはない機能のように見えますが… また一本ずつ独立のLED充電終了通知も391だけ? でしょうか?
 ご教授いただければ幸いです。よろしくお願いします。
あつろう 様
お返事  BQ-321は従来通りのPanasonicの急速充電器です。
 BQ-391のような「ていねい充電」はありません。というかBQ-391だけです。
 Panasonicの場合4本用充電器には「1〜2本時には充電時間が半分」の高速充電機能があり、2本用充電器にはありません。
 メーカー公式サイトに載せられている情報で見比べると以下の通りです。
機能 BQ-391 BQ-321 BQ-390
電池本数 (*1) 4本 まで 2本 まで 4本 まで
ていねい充電 × ×
不良電池判定
個別LED表示 (*2) × ×
電池2本時の高速充電 ×
HHR-3MPS 2100mAh
の充電時間
1〜2本 120分
3〜4本 240分
1〜2本 240分 1〜2本 120分
3〜4本 240分
ニカド電池対応 × ×
(*1) 単4電池は2本までです。
(*2) ×印はLEDは一個ですが充電管理は個別です。
お返事 2008/3/30
投稿  BQ-391とBQ-321について質問させていただいたあつろうです。
 早速の返信ありがとうございました。パナWEBも自分なりに見たつもりだったのですが、回答は結局パナWEBの情報から拾ってくださったのですね。自力調査不足で申し訳ありませんでした。
 ご説明いただきよく理解できました。BQ-391を購入したいと思います。(最初はエネループ購入を考えていたのですが、このページを見てパナの方が好きになりました)
 どうもありがとうございました。
あつろう 様
お返事  BQ-390は持っていますので細部に渡るまで分かっていますが、BQ-391やBQ-321は購入していませんのでPanasonicの公式発表を見る事が手っ取り早く正確です。
 BQ-391は新機能搭載の最新型なのでプレス発表などで勉強はしていますが、改めてサイト情報を見て数値などは確認しています。
 Panasonicのサイトでは使用説明書が公開されていたりと結構細かな所までわかるので、だいたいはサイトを見るだけで必要な情報は調べられますよ。
お返事 2008/4/1
 
No.2008_0327
 はじめまして。
 広島からいつも楽しく拝見させていただいております。

 今、自転車用バッテリーライト(キャットアイ・HL−EL520)を以前の記事を参考にして、携帯用充電器から取り出したコンバーターを取り付けてバッテリー2本で光らせようと思っております。
 点滅回路の使用もできれば行いたいのですが、私には回路のカスタム方法が判りませんので、点灯・消灯のみにする予定です。

 そこで問題なのがLEDに取り付ける制限抵抗を何Ωにするかという事なのです。

 部品として売られているLEDではありませんし、どのメーカーのどの品番の物なのかも見当がつきません。
 このような場合、どのようにして抵抗(何Ωか)を決めればよいのでしょうか?
 良い方法がありましたらご享受ください。

 ライトは明るく、重量は軽く、バッテリーは最後まで使いきれる、そんなライトがほしいのです。
 お忙しいところ申し訳ございませんがよろしくお願い致します。
コーヒー豆 様
お返事  キャットアイHL-EL520について情報を調べてみまたしが、LEDについてのものは見つかりませんね。
 メーカー公式スペックの「単三電池×4本で60時間」という事は、Luxeon等のハイパワーLEDではなくごく普通の白色(超)高輝度LEDのように思えます。メーカーサイトにも「超高輝度ホワイトLED X1」と書かれていますし。

 しかし高輝度の白色LEDにも色々ありますし、もしかしたら普通の品ではなく何か特殊な物という可能性もあります。

 小型の白色LEDなら電圧は3.0〜3.4V程度なので品がわからなくてもこの平均値くらいで考えれば良いのですが、問題は適正な電流値がLEDの品によって多少違うので、間違うと電流が多すぎてLEDの寿命を縮めてしまったり、逆に暗くしか光らなかったりします。
 それを「簡単に測る」という方法はありません。
 可変電圧電源や測定器などを色々繋いで専門的に調べればだいたいの幅までは特定できますが、普通の方がそれをするのはまず無理でしょう。

 「普通の白色LED」と仮定して抵抗値を決めて、ライトを改造して試して見るという手もありますが、ちょっと待ってください!

 HL-EL520にはせっかく点滅機能が付いているのですからそれを使わない手はありません。

 例の携帯電話DC/DCコンバータは実は・・「待機電流がほとんど流れない」回路なので、負荷側(出力側)に電流が流れない限りコンバータ回路は電流を消費しません。(測定不能なくらいの微弱電流しか流れない)

 DC/DCコンバータ基板に電源(電池側)だけ繋ぎ、A-C間は接続しておいてコンバータ基板自体は動作するようにして、負荷(出力)には何も繋がずに「充電中LED」を見てください。
 部屋を暗くするか、基板を何かで覆って影にしないと見えないかもしれません。充電中LEDが数秒間に一回だけ「ピカッ」とほんの一瞬光ります。
 負荷に何も電流が流れないので、コンバータ回路は昇圧動作を数秒に1パルスだけ行う程度まで微弱になっていて(出力電解コンデンサの電圧を保っているだけ)、この動作では数マイクロアンペア以下の電流しか電池から電流を流していませんから待機電力はほぼ0とみなして大丈夫です。
※ 何ヶ月も放置するのは話は別です

 この待機電力=0動作に着目すると、電池とコンバータ基板だけ繋いでいるだけなら電源OFFと同じとみなせますので、HL-EL520本体回路・LEDの配線等は無改造で単に「元が電池が4本のところを、電池2本+コンバータ基板」に置き換える改造をするだけでDC/DCコンバータ内蔵のLEDライトに早変わりします。
 メーカーのカタログスペックを信じれば、例のDC/DCコンバータの出力電流で電池がかなり弱くなるまでじゅうぶんドライブ可能なはずです。

 ライトの電池ボックス部分(の配線?)に少し手を加えて「電池2本、DC/DCコンバータ基板入り」に改造するだけですので手間も少なくて済みます。

 ライト内を全部改造してしまってどうしてもDC/DCコンバータとLEDを繋いでしまいたい!という改造欲が勝るのなら話は別ですが、それより楽に安全に元のライトの機能はそのままにDC/DCコンバータ化できてしまうほうがエレガントだと思いませんか?
お返事 2008/3/27
投稿  CATEYEのHL-EL5x0シリーズは、アルカリ乾電池4本基準で、チップダイオード+抵抗(5.1〜7.5Ω?)で電流制限が掛かっていますので、元の抵抗を付け替えなければいけませんね。
 英語のメーカーサイトによると、EL500とEL510が公式ランタイム30時間ですので、EL520とEL530はそれ以下になると思います。また、EL520は1500カンデラでなく1200カンデラになっています。
高円寺マリオ 様
投稿  お返事、ありがとうございます。
 DC/DCコンバーターを使うと電圧が少々落ちて、更に回路で電圧が落ちるので回路を除いて・・・と考えていました。
 ですが、そうですね!よく考えたら、今はニッケル水素充電池を使っているのでコンバーターを使ってもほとんど電圧は変わらないですね。
 お恥ずかしいかぎりです。
 言われるとおり点滅機能は活かしたいので、回路はそのまま、コンバーターを使用してバッテリー2本の軽量・高効率なエレガント仕様でいきます!
 ご教授ありがとうございます。
コーヒー豆 様
お返事  高円寺マリオ様の説だと、キャットアイのLEDライトはアルカリ電池用で、ニッケル水素充電池程度では明るく光らないそうです。(既にニッケル水素充電池で使用されているようですが・・・)
 それと、60時間というのが嘘ではあればLEDは0.5W〜1Wの物を使用している可能性もありますが、あくまでメーカー公式発表の数値を信じてEL-520の中身を想像してお話しさてせ頂いています。

 そこでなんですが、HL-EL520の諸元について・・・

★ 英語版
・明るさEL-510の50%増し ・1200カンデラ
・ハイ/ロー切替
・連続点灯120時間(ハイ点灯時)・240時間(ロー点灯時)

★ 日本語版
・明るさEL-510の50%増し ・1500カンデラ
・連続/点滅切替
・連続点灯60時間(連続点灯時)・120時間(点滅時)

 このようにデータが違いますが、最も違うのは点灯モードが「ハイ/ロー(EL510と同じ)」と「連続/点滅」なので、海外版(高円寺マリオ様の言われるデータのもの)と日本版では同じEL520という名前でも中身は違うのではないですか?

 カンデラ値はLED本来の明るさではなく、光学系の特性によっても変わりますから同じLEDを使用しているのか、違うLEDなのかは海外版・日本版の両方の実物を比べてみるしかないですね。

 点滅方法が変わる等制御基板の設計も必ずシリーズ通して同じかどうかわかりませんので「CATEYEのHL-EL5x0シリーズは」とひとくくりに語るのは危険だと思いますよ。
 同じように抵抗やダイオードが入っているという可能性は高いですが、それの具体的な値などがわからないと「EL-520ではこのように」という話ができません。

 今回のお話しでは、分解してそのあたりを的確に解析できる腕前の方のご質問ではありませんから、そこに抵抗やダイオードがあったからといってそこからご自分で解析・再計算をして部品交換をするのは難しいでしょうね。

 EL-520の取り扱い説明書に載っている明るさグラフでは「最初だけ明るく、後は暗い」というダイレクトドライブ特有の「暗くなるけど延々と光りはする」タイプのライトだと読み取れます。
 だとしたら、携帯電話用コンバータが作り出した4.6V〜5V程度の電圧だと「アルカリ電池の最も初期の明るさは無いが、少し使えば暗くなる程度の明るさでずっと一定に光らせられるライト」に改造できるとは思いませんか?

 それと、私は未確認(未購入)ですが、あの携帯電話充電器の出力電圧が5Vに変更になっているという投書もありましたが、もしそうならほぼアルカリ電池の初期より少し後…程度の明るさは得られると思うのですが。

 もちろん、「電源の電圧が低くで暗くて暗くて使い物にならない!」という結果になれば点滅回路などは省いてコンバータ出力とLEDを抵抗を介して直結しなければなりませんが、そうなるかどうかについても実機で実験してみないことにはどの程度の明るさになるのかはわかりません。
 EL-520が500円程度なら買って分解しても良いのですが・・・

 電池4本をコンバータ出力に変えても実用上は問題無いと私は思うのですが、『ライトは明るく』という希望に合うかどうかは質問者様の感性次第ですから私にはわかりません。
 実際にEL-520を改造してお使いの方が「やっぱり電圧が低くてダメでした、直結しました」という経験をされているのでしたらぜひお知らせください。
お返事 2008/3/28
投稿  EL510,EL520については、先人達の記事があり、参考になります。
http://d.hatena.ne.jp/team1080/20070217
http://twowheeler.blog22.fc2.com/blog-entry-2.html
 点灯60時間というのは、「アルカリ電池使用」で「消えるまで」ですので、実用的な数字ではないですね。
 英語サイトのEL520,EL530のデータシートは、何故か、今年初め頃に書換えがありました。書換え前のデータ(EL520で点灯30時間)を信用しています。
高円寺マリオ 様
お返事  素晴らしいサイトのご紹介ありがとうございます。

 「ダイオード+抵抗で制限されている」という情報ですが、私には電源逆接時のIC保護用(またはICの為の降圧)に見えるガラス管ダイオードが一本に見えます。LEDの制限用にはダイオードがどこにあるのかわかりませんので多分基板の裏側についているとか、白いモールドの中身が実はダイオードなのだとか、EL-520に関しては現物で確認された方しかわからない情報も多そうですので、これ以上は持っていない物に対しての発言はしないほうが良さそうです。

 写真で使われているLEDが何かはわかりましたが、それ以外にも奥が深そうですね。

 コーヒー豆様もわからない事があったら私のようなEL-520を持っていない人間にではなく、そちらのサイトで質問されると良いですね。
お返事 2008/3/29
投稿
3/29
 失礼しました。私の記憶違い&見落しでした。
 EL-EL520の基板表面に見えるのは、小信号用のガラス管ダイオードで、LED側とは別回路ですね。(電流制限7.5Ωで計算合いますし)

 HL-EL500×2個で実測したところ、新品アルカリ電池ではオーバードライブになる設計のようです。
高円寺マリオ 様
投稿
3/29
 管理人様、高円寺マリオ様、ありがとうございます。

 ライトを分解してLEDの形状、大きな抵抗を確認した後で再度こちらにお邪魔して想像が確信に変わりましたのでカスタムを開始しました。
 まず最初に管理人様、ご提案のバッテリー2本+コンバーター接続で確かめたところ、今まで使用していたのとほぼ同様と思われる明るさで発光しました。
 アルカリ電池4本より少々暗いですが、ニッケル水素充電池4本で使用していたときと同じです。
 高円寺マリオ様が教えてくださいましたサイト情報から計算すると、
 6Vで7.5Ωの抵抗が使用されていますので、LEDに流れる電流は350mA
 ならば、4.5Vで350mAを流すには抵抗は3.1Ω
 身の回りを探したところちょうど3Ω/1Wの抵抗がありましたので抵抗の交換にも挑戦してみようと思います。
 が、本日は時間が無くなりましたので作業は明日行う予定です。
 上手くいきましたら改めてご報告させて頂きます。
コーヒー豆 様
投稿
3/31
 ためになる情報をありがとうございます。
 本日、以前使用していた壊れたLEDライトから取り出した抵抗に交換し、無事点灯する事が出来ました。
 明るさはアルカリ乾電池4本使用時と同等にアップしました。
 これで電池が切れるまで明るさの変わらない快適ライトが出来上がりました。
 後はニッケル水素充電池の過放電に気をつけながら愛用いたします。

 管理人様、高円寺マリオ様、ありがとうございました。
コーヒー豆 様
 
No.2008_0324
 自転車LEDライトではお世話になりました。

 水中ライト点滅化改造の記事、凄いです!
 100円3LEDライトに点滅モード追加追加してみようと思います。(他にも色々応用出来そうで、凄く得した気分です。)
 Li-ion充電池の過放電防止回路もニッケル水素電池で使ってるラジオに使わせて頂こうと思ってます!
 友人に100円ショップのLEDライトを改造した、作業用ライトをあげたのですが、改造箇所を説明しても解ってもらえてないようです(単3電池で使える様にDCコンバータを入れました)
 点滅モード追加改造でなら、解ってもらえるか?挑戦です(笑)
みじんこ 様
お返事  目に見えない回路の追加などは、何か利点があっても他人が見れば「?」だと思います。
 電子工作の多くは自己満足でいいのではないでしょうか。
お返事 2008/3/24
 
No.2008_0322_2
 はじめまして!いつも楽しく拝見させて頂いております。これは、自己中心的な要望なのですが、自転車のダイナモ発電でUSBが接続出来る機器の様な物を是非ご教授頂きたく投稿致しました。これが出来るとライトや携帯の充電など色々楽しみが広がると思いまして。。。ご検討をお願い致します。
CBE 様
お返事  単に5Vの直流電源が必要なだけなら発電機の交流を全波整流して3端子レギュレータででも5Vにするだけの回路で済むと思うのですが・・・
 『自転車ダイナモ発電機で白色LEDをつける』の中の「シリーズ型レギュレータ(直列型・定電圧回路) 」の回路図そのままで結構です。出力をLEDと制限抵抗ではなくUSB端子にしてください。
 記事中にも書いていますが、少しでも低電圧(低速度)から5V出力が可能にする為には7805ではなく低ドロップ型の3端子レギュレータ(LM2940T-5他各社より出ています)を使用したほうが良いでしょう。

 尚、発電元が自転車の走行速度によって取り出せる電圧・電流値の変わる不安定なダイナモです。正規のUSB端子やUSB似の電源アダプターのように連続して5Vの電圧とUSBで規定されている電流量が取り出せるものとは異なるという事をよく考えて、接続する機器がそのような不安定な電源でも良いものだけを接続するように注意しましよう。

 私の自転車はダイナモをタイヤと接続するとたいへん重くなるのが嫌でふだんダイナモは使用しなくて良いように電池式のライトを使用しています。
 わざわざ自転車を重くしてまで発電しようとは思わないので実験等は行いませんので、そういう回路・装置が必要と思われる方のほうでご自由に製作・実験は行ってください。
お返事 2008/3/22
 
No.2008_0322
 バイクのウインカーなんですけど自転車用のライト(LEDなど)の点滅するタイプでうまく配線をして使えないでしょうか??
 電源は乾電池でOKなんですけども・・・。
 どなたかよきアドバイスをお願いします。
ゆたか 様
お返事  自転車ヘッドライト用の乾電池式ライトに黄色いセロファンでも貼り付けて使用されるのでしょうか?

 ソフトスイッチではなく、メカニカルスイッチ式の点滅ライトならスイッチ用の配線さえ引っ張り出せれば別に問題は無いと思いますよ。単に配線を接触させれば点滅ライトが光れば良いだけですよね。
 バイクのウインカースイッチまわりの配線を改造して繋ぐだけで済みます。

 他に何か良いアイデアのある方はアドバイスして差し上げてください。
お返事 2008/3/22
投稿  バイクのウィンカーについてですが、法的規制は通るのでしょうか?

 道路を走る車両の全てに『道路運送車両法』が適応されます。
 それには色や形状、点滅サイクルまで記載されています。
 特に点滅サイクルは『毎分60〜120回』とされています。
 つまり『1秒1〜2回』という事ですね。
 それ未満でも以上でも、警察のご厄介になってしまいます。

 それを考えると、ご自分でフリップフロップ等の回路を組んだ方が無難ですョ。

 以上、ご連絡まで(笑)
Thief 様
お返事  いや、免許を持っていらっしゃる方なら「道路運送車両法」くらいは熟知されている事と思います。
 その上で自転車用などのライトを転用できないかという事ですから、適した商品を見つけられているのではないでしょうか。

 市販のバイク用電子ウインカーリレーにもダイヤルを回すととても道路運送車両法の規定では考えられないような速さで点滅する商品も売られていますし、色々な商品を法律の範囲内で使用するのか、法律を無視して違法行為を行うのかは使う人のモラル次第だと思います。
 そこで私はあえて「配線して使える?」という質問に対してのみお答えしています。
 それに質問者様の質問内容から見て電子パーツで「自作回路」を作れるような方とはちょっと思えませんので。(回路自作できる方なら「配線してできる?」なんて質問はしませんよね?)

 わざわざ他の方にアドバイスを振っているのを見て「そういう意図」を汲み取ってThief様は居てもたっても居られなくなったのでしょうけど(^^;
お返事 2008/3/22
 
No.2008_0320
 エネループの記事を興味深く拝見させていただきました。

 私、趣味でラジコンを楽しんでいるのですが、先日”ニッケル水素電池よりニッカドの方が大電流が流れる”といった事が話題に上りました。はっきり言って私はエネループ派だったのですが、小型ガソリンエンジンのイグナイターの電源に使用するのにどちらが適しているかという点です。どちらも4本直列で4.8Vでの使用です。
 個人的にはエネループならニッカドと比較しても大差無いのではといった認識ですがどんなものでしょうか?
wpf 様
お返事  イグナイダーがどれくらいの電流を必要とするか・・・などにもよるとは思いますが、今まで調べた放電特性では今発売されている単三ニカド充電池と比べてニッケル水素充電池が電流を取り出しにくいとか、ニカドのほうが大電流が取り出せるとか、そういう事は無いと思いますよ。

 「ニカドは大電流に強い」というのはまだ乾電池に代わる充電池がニカド電池しか無かった頃に、マンガン乾電池やアルカリ乾電池と比べて大きな電流が取り出せ、電圧低下も少ないのでモーター等の大電流用途には向いているということを端的に表した表現で、ニカド充電池とニッケル水素充電池の間での比較では無いはずです。

 現に「気の迷い」の放電テストでも同一条件での放電ではニカド充電池よりニッケル水素充電池のほうが放電電圧が高くより大きな電流を流せる事は確認済みですし、単三電池を使用するミニ四駆などのオモチャでもニカド電池よりニッケル水素充電池のほうが走りが良いというのは多くの人が認識している事実です。
 エネループはほんの少しだけ電圧が高いので、電圧が直接パワーに関わるコイル等を使用した機器では動作は他の電池(ニカドも含む)より有利だと思います。

 何十アンペアという超大電流ではテストはしていませんのでそこまでゆくと何か逆転があるのかもしれませんが、単三電池から取り出せる定格内の電流の大きさ程度の範囲の中では今まで見たたいていの充電池はニッケル水素充電池のほうがニカド充電池よりは大きな電流を取り出せました。

 単に充電池といっても「大電流用途型」「長期使用型」などメーカーも数種類の性能別製品を出していますので、何か特殊な用途専用電池では話が違ってくるかもしれませんが、あくまで家庭用に市販されている単三型充電池ではそういう感じですね。
お返事 2008/3/20
 
No.2008_0319
 以前投稿しましたIam メタボです。

 きのう100円ショップオレンジへいったところ、このホームページでもハズレライトとして紹介されております「ハンドチャージライト」が、以前とは違い、箱に入って、売られていました。購入はしませんでしたが、前のものと同じもののような気がします。箱にはおおきく「蓄電、電池交換はできません。」と書かれていました。あと、「グリップはデザイン上のもので蓄電の機能はありません。」と書かれていますが、見本で試した限りは発電は行っているようです。また株式会社マコトの商品でした。質問はありませんが、報告だけさせていただきました。
I am メタボ 様
お返事  昨日近所のオレンジに行った時にはその店には入荷していませんでした。
 もし見たら絶対に買っていたでしょう(^^;

 結局100円ショップ用では中にバッテリーを入れて充電できる製品にするのは無理だったようですね。
 マコトの方からの回答で「製品化前の見本はちゃんと充電できた」との事でしたので期待していたのですが。

 それでも「発電ライト(但し充電はできません)」という製品としてパッケージを作り変えて出てきただけでもちょっと驚きです。
お返事 2008/3/19
 
No.2008_0316
 こんにちは。いつもこのサイトを楽しく見ています。
 ちょっと聞きたいことがあるのですが、今家で使っているカセットデッキの再生速度が変です。中をあけて見ましたがベルト等には異常が無いのでおそらく回路のほうだと思います。この場合どんな部品が故障している確立が高いのでしょうか?コンデンサだとは思いますがいろいろ検索しても情報が手に入らないのでよろしくお願いします。
アナログマン 様
お返事  確かにコンデンサは経年変化・劣化の大きな部品ですので古くなった機械ではまず疑うべき部品ですが、テープデッキの場合は真っ先に疑う部品があります。

 それはモーターです。(あまりにあたりまえすぎ?)

 モーターは機械部品ですから、DCモーターですとブラシのすり減り、抵抗増大、マグネットの磁力低下、軸の摩擦増…etc.
 単純に機械として劣化してトルクが落ちている事は考えられませんでしょうか?

 テープデッキの場合はモーターや駆動系の「メカ」が劣化して摩擦が増えたりガタがきたりして回転がおかしくなる事が多く、そのへんを分解してギヤ一枚一枚を調べても問題が無いとなるとモーターに電気を送っている電子回路のほうということになりますね。

 しかし、そのテープデッキのモーター駆動がどのような回路になっているのかがわからないと、実物を見ずには全く判断はできません。
 何かセンサーが付いていてフィードバック付きでスピードコントロールしているかなり複雑で高級な回路なのか、単純にトランジスタか何かでスイッチングしているだけなのか。
 いずれにせよ何か電子回路で制御している物なら基板を調べて回路図を書いて、各部の電圧などを測れば部品(コンデンサ?)が痛んでいるのかそうでないかはわかるでしょうが、それをするのはある程度以上の電子装置の修理の技術が必要ですよ。

 確かに「コンデンサが原因」という可能性はありますが、トランジスタも長年使っていると弱ったり壊れる部品でもありますし、プリント基板のハンダが浮いたりして接触不良になるという故障も電子回路の不良原因のトップくらいに挙げられます。
 一概に「コンデンサはよく悪くなるから」とは言い切れないですね。

 すぐに修理に結びつく情報ではなくて申し訳ございません。
お返事 2008/3/16
 
No.2008_0307
 はじめまして 普段から楽しく拝見させていただいています。
 さしてスキルもない私ですが、なぜかこういう改造事になるとわくわくしてしまいます。

 今回ジャンクの充電式ドリルドライバー(よくヤフオクで出品されている21.6Vの物)を入手しました。当然ジャンクなので欠品・破損ありとの物で覚悟はしていたのですが本体は無事(手元にあった16V AC/DCアダプターで短時間確認しました)なようですが、バッテリーおよび充電器等がありませんでした。
 それで質問なのですが、これを出力21V付近のAC/DCアダプターで無理やり使いたいと思うのですが、注意しなければならないことがありますでしょうか。本体の仕様等は表記がなく単純にアダプター直結で使用して大丈夫か不安です。3Aくらい流せるアダプターを考えています。質問が稚拙かもしれませんがよろしくお願いします。
探偵 様
お返事  21.6Vの電動工具なんて出ていたのですね。勉強不足で知りませんでした。
 確かに検索するとネット販売ページやらオークションやらにいくつか出ていますね。

 電動工具で注意しなければならないのは正常動作時よりも「止まってしまった時」の対応です。

 ドリルで穴をあける、ネジを回すといった作業の時に正常にビットが回転しているのであればモーターの定格電圧と定格電流に見合った電源があれば、専用充電バッテリーでも、ケーブルを外に繋いだACアダプターでも問題はありません。

 しかしこのような機器に使用されているモーターは「止まる」または「電圧をかけているのに非常に回転数が遅くなる」といった場合にほぼショートに近いことになります
 これは中身がコイルと磁石で出来ているモーターの性質で、正常に回っている時にはコイルの性質である程度の抵抗値になり電流を流しにくい働きになるのですが、止まってしまうと中身はただの太くて短い電線になって、電線の抵抗ぶんだけの少ない抵抗値でショートして非常に大きな電流が流れます。

 ドリルとして穴を空けていて強く押しても刃が止まってしまう、ネジ回しなどではクラッチ機構を働かせてある重さになった時にモーターを滑らせる、など高い負荷がかかった時には正常回転時の数倍以上の電流が流れますので、このような機器では瞬間的に大電流が取り出せてパワーのあるニカド電池、または最近は大電流用途の専用設計されたニッケル水素充電池などが使用されています。(プロ用工具ではリチウムイオン充電池もあるようです)
 これらの専用バッテリーは瞬間的にショートしても電池が壊れることはなく、また高負荷の場合は電圧がドロップしてある程度以上の力は出さない(出せない)事で工具や被加工物、また刃先を破損から守る働きもしています。
 もちろんショート状態でトリガーを引いたままにすると発熱・発煙・発火の恐れはあります。(高級品の場合はヒューズが入っているでしょうけど中華工具は・・・)

 さて、電動工具が「そういう機械」だという前提では、ACアダプターを選ぶ際には「ショートしても壊れないACアダプター」にする事ですね。

 単純にトランスとダイオード・ブリッジ、そして平滑用の電解コンデンサくらいしか入っていない単純なACアダプターだと、ショート時間が短ければまず壊れません。(保証はしませんが・・・)
 もちろんショート時にはダイオードの定格電流以上の過電流が流れてしまうかもしれませんが、まぁそこは壊れない範囲ですぐに開放してやるということで・・・

 定電圧回路・スイッチング電源など、制御回路が入っているACアダプターの場合はたいていは過電流保護回路が入っていて、ある一定の電流以上になると出力電圧を下げるかカットして回路を保護しますから、保護回路任せにはなりますがACアダプターを壊さない程度で使用できると思います。
 但し保護回路内蔵型の場合に怖いのは、ACアダプターの最大定格までは電力を供給してしまうという事で、たとえば21V-3Aのアダプターの場合は負荷が3Aまで流せる状態なら3Aまでは流してしまうところで、本来なら1〜2A程度からはバッテリーの能力の限界で回転が落ちるように設計されている工具であっても、3Aまでは平気で電圧ドロップ無しで電源供給してしまう可能性もあるということ。
 つまりは「バッテリー駆動時より更にパワフルに!凄い力のスバラシイ電動工具!」になる反面、中のクラッチ機構を過剰パワーで壊してしまったり、モーターに異常に電流を流して発熱・焼ききるなどの不具合も起こす可能性が考えられるわけです。

 もっとも逆にバッテリー駆動時よりACアダプターのほうが非力(電流供給能力不足)で、ちょっと力が加わっただけでモーターが止まってしまうような事も可能性としては考えられます。

 お使いになる電動工具が果たして正常回転時には何A程度必要で、負荷がかかった時にはどの程度の電流が流れてしまって、またACアダプターはその時にどのような挙動を示すのか。
 持ち主では無い私にはなんとも判断できませんので、実際にご使用になられて刃先が止まった時にACアダプターや電動工具から煙が出なければ大丈夫・・・という事で(^^;
お返事 2008/3/7
 
No.2008_0305
日記的駄文 2008/3/5

 1月にサンプルを頂きました日本LEXEL製のe-keep、単一と単二のテストも少しずつ進めています。(記事はもう少し先になりそうです…)

 ふだんの放電テストに使用している放電器類はそのままでは使えませんので、新たにPICマイコンで「マルチ放電コントローラー」(写真下)を作ってテストしています。
 マルチ放電コントローラーでは放電終止電圧を0.01V単位でデジタル式に自由に設定でき、基板上にはリレーのみで放電負荷回路は持たない(別に抵抗や定電流回路を使う)ことでたとえば「e-keepを2本直列で市販の懐中電灯で使う」という実験にも対応します。
 懐中電灯に繋いだ場合は「終止電圧でオートカットする懐中電灯」になるわけです(^^;
(写真はe-keep単二を放電中、現在の電圧1.22V)
 
No.2008_0304
 すごい実験結果
 今度は、過放電 過充電にどれだけ強いか。
 復旧はするものなのか。調べてほしい。
 寿命になる症状は、どうなるのか。
充電 様
お返事  充電様ご来訪ありがとうございます。

 そうですね、過放電や過充電したらどうなるのかは皆さん知りたい内容だと思います。

 「気の迷い」では充電池は私が日常で使用する物を購入したついでにテストする事にしていて、「積極的に物を壊す実験」はもったいないので行わない事にしています。
 ですから多くの種類の充電池の過放電での影響(どの電池が強い?弱い?)などは無駄にお金を遣ってまで調べる事はできませんが、1〜2種類の電池だけで「一般的な傾向だけ」なら調べることはできると思います。

 かなりの回数の過充電や過放電をしないと目に見える結果は出ないと思いますのでデータ記録などが大変になるかと思います。時間があるときにテストしてみたいと思います。
お返事 2008/3/4
 
No.2008_0302
 以前投稿いたしましたruruです。
 今回またまた教えていただきたいのですが、
 例えば1.2V 1,200mAhの充電電池を2個、直列に接続すると電圧は、2.4Vですが、容量は何mAHになるのでしょうか?
 また、並列接続ですと電圧は、1.2Vで、容量は何mAHになるのでしょうか?
 よく分からなくて、困っています。宜しくお願いします。
ruru 様
お返事  電池を直列にしても容量は変わりません。2.4V / 1200mAhです。
 並列にすると容量は加算されます。1.2V / 2400mAhです。

 どちらの場合も2本の電池回路から取り出せる電力総量(電圧×電流×時間)は同じです。
お返事 2008/3/2
 
No.2008_0224
 はじめまして。Iam メタボともうします。 自作LEDライトを作ろうと思い、いろいろと検索してここにたどり着きました。いつも楽しく拝見させていただいております。
 さて、さっそくですが、近所の100円ショップでLEDライトをさがしていたら、「CAR CALL」という商品をみかけましたので報告したいと思います。
 この「CAR CALL]なる商品は、携帯電話の受話部に取り付け、スイッチを入れて、車のラジオをいれ、FMで88.9にあわせると、相手の声がラジオから聞こえてくるという、車に乗りながら通話ができる商品です。どう考えても100円で売れるとは思えないので、1つかってみました。家に帰って検索してみると、なんと、通販で1554円で売られているのを見つけました。なのでまた明日買いに行こうと思っています。
 ですが、そのままだと2〜3mくらいでノイズが入ります。それで、この商品の電波を強くすることは出来ないのでしょうか。よかったら教えてください。よろしくお願いします。
I am メタボ 様
お返事  「クリアボイス」のように、一般商品が問屋流れなどで100円ショップに落ちてきた商品のようですね。

 中身は一般的なFMトランスミッター回路でしょうから、ファイナル(出力段)がディスクリート部品で作られているのでしたらその回路を改造して出力を強くする事や、正統派改造として 高周波増幅IC NEC μPC1677C 等と部品を数個で高周波増幅回路を設計してとりつけるなどいくつかの方法が考えられます。(手作業でコイルを巻いて調節したりとちょっと面倒です…)
 ファイナルのマッチングがちゃんと設計されている回路(期待は薄いですが)なら、出力からピコファラッド規模のコンデンサを介して外部アンテナを伸ばして80〜90MHzの電波波長にあった長さ(1/4λで約83cm、そのn倍)の外部アンテナを接続してやるとか、無線関係のまじめな改造方法で飛距離アップは目指せます。
 マッチングがうまく取れない場合は余計に飛距離は落ちます。

 製品の目的などから、高周波増幅回路を入れなければアンテナだけ簡単改良では多少改善はしても数メートル程度しか電波が飛ばない微弱な出力しか持っていない製品だと思います。
 何十メートル以上や、ミニFM放送局のような広範囲までの到達は見込めませんので、簡単な改造だけでは今の2〜3mが5〜10m程度までUPする程度だとお考えください。

 「FMトランスミッターのパワーアップ改造」「μPC1677C」などで検索すると実際に似た改造や製作をされている方のHPなどがヒットするでしょう。

 一個105円で買えるのでしたら、改造して壊してしまってもショックはあまりありませんから、数個買っていろいろ改造してみるのは面白そうスですね。
お返事 2008/2/24
 
No.2008_0221
 私も以前より充電池や光モノが好きで(しかもパチモン好き)で色々な充電池やライト類を購入していますが、いろいろ検索してこのページにたどり着き、試験結果やデータ量のすごさに脱帽しています。

 そして世の中にはまだまだ胡散臭い(?)電池や充電器があるのを痛感した次第です(笑)。

 いままでも、日本橋(こちらが一応ホームグラウンド)や秋葉原(年に数回)出るたびに、面白いものはないかと探していますが、とうとう今回、海外通販に手を出してしまいました。
 このページでも紹介されていた、DXの通販に手を出してしまいました。

 海外通販は初めてですが、どんな品物が届くのか今から楽しみです。

 これからもさまざまな実験・試験に期待しています!
みささ 様
お返事  海外パチモンの世界にようこそ!(笑)

 世界は広いですから、それはもう胡散臭い商品がいっぱいです。

 そこがまた楽しい!
お返事 2008/2/21
 
No.2008_0217
 はじめまして、昇圧回路で検索していてこちらがヒットしました。
 いや〜実に良いHPですね(^^
 丁重な解説があり、なんか見てるだけで楽しくなってきます。
 私も100均LEDや電子グッズが大好きなのでたいへん参考になります。
 さっそく参考にさせてもらってセリアの白色LED3個ライトを
 携帯充電器で単三一個で点灯できるように改造しました。
 携帯充電やデジカメで使い古したバッテリーですがばっちり実用になります。
 電池一個でもやっぱり制限抵抗はLEDにかましたほうがいいでしょうか?(^^;
魔流 様
お返事  魔流様はじめまして。

 「電池一個でも」というのは問題の原因ではありません。

 LEDに制限抵抗を入れるのは、LEDに与える電圧がLEDの定格Vfより高くなる場合に定格Ifを超えて過電流が流れてLEDを焼いてしまわないようにする為で、DC/DCコンバータを使用した場合にはその出力がどのような状態かが抵抗値を決める要因で、DC/DCコンバータの電源が何であるかは全く別問題です。

 DC/DCコンバータの出力からLEDに実際に流れている電流を測り、III-LEDライトのヘッド基板であれば20mA×3LEDの60mA以上流れているようであれば制限抵抗は必ず必要です。

 もちろん、元の設計の通り無抵抗でオーバードライブして、LEDの寿命を縮めても良いという使い方なら抵抗は無しでも良いですが、元の設計はLR44電池の貧弱な電流供給能力で、電池の内部抵抗が電流制限抵抗のかわりとなってすぐにLEDを焼いてしまうような大電流は流れないという大雑把な前提の元で抵抗を入れていませんから、そこに携帯電話DC/DCコンバータのような電流許容量の大きな電源装置を繋ぐと抵抗無しではじきにLEDが劣化してしまう事が容易に想像がつきます。

 「携帯電話充電器をDC-DCコンバータにしよう!」ページのグラフから見て、60mAの負荷では1AAで1.2〜1.5Vの範囲だと白色砲弾型LEDの標準的なVfである3.2〜3.3Vよりじゅうぶんに高い電圧を維持する事ができるようです。
 そのまま抵抗無しでLEDを直接繋ぐと過電流でLEDを壊してしまいますから、正しく60mA前後を流すように抵抗値を求めてやらなければなりません。
お返事 2008/2/17
投稿 >セリアの3LEDライトに携帯用コンバータ
 2本作って見ましたが、電流制限抵抗は25Ω程度が良いようです。
 実測で約60mAです。(私は少しオーバードライブにしたくて20Ω
 携帯用コンバータは製品によって出力電圧が違うと思いますから実測したほうが良いですね。
kazz 様
投稿  はじめまして。
 便乗質問失礼します。
 私もセリアのIII LEDライトに携帯充電器のDCコンバータを組み込もうと思っているのですが、LEDに流す電流は本当に60mAで良いのでしようか?
 他の場所の情報だとセリアのIII LEDライトのLEDは0.5WNeoLEDと言うものらしいです。
 0.5WのLEDだと一個150mA程で三個だと450mA必要だと思います。
 気の迷いさんでは一個20mAと書いていますがどちらが正しいのでしようか?
三ちゃん 様
お返事  kazz様、具体的な抵抗値の例ありがとうございます。
 実際には、個々の場合で測定しながら抵抗値を決めないと個体差やメーカー製品またバージョンによる違いがあるので近い値の抵抗を数種類用意してテストして決めるのが良いでしようね。

 三ちゃん様はじめまして。
 「セリア「III-LEDライト」の点滅改造」のページにも書きましたが、このライトに使用されているLEDは「フラットタイプ」と呼ばれる先の平らな拡散タイプの5mmLEDです。
 LEDダイの部分がよく見え、中を見ると蛍光体が塗られている発光部分が広くなっている比較的新型のLEDですが、決して0.5WのLEDではありません。

 使用されているLEDについて、一個取り外して測定したIf-Vfデータでは
If 10 mA 20 mA 50 mA 75 mA 100 mA
Vf 3.46 V 3.67 V 4.08 V 4.48 V 4.56 V
W 0.035 W 0.073 W 0.204 W 0.336 W 0.456 W
となっており、If=20mA時のVf3.67Vと、通常の5mmLEDの3.2〜3.5Vより高くなっています。
 Vfが高いぶん消費電力は高くなっていますのでそのぶんが明るさアップしていると考えられますが、もし0.5Wで使用しようとするとVfは4.6V以上も必要になり、通常の使用範囲を超えてしまいます。
 表中で背景が赤色の部分はLEDの発光色が青方遷移してしまっていて壊れる寸前の発光状態です。

 この測定結果からも「III-LEDライト」で使用されているLEDは少しVfを高く設計されている通常のIf=20mAの超高輝度タイプ白色LED(0.1W未満)である事がわかりますよね。
 0.5Wなんて流したら・・・すぐに壊れてしまいます。

 ですから、もしDC/DCコンバータ等の電源で点灯させる場合は一個20mA、3-LEDですから合計60mAでドライブできるように電流制限抵抗を計算する必要があります。
 抵抗値は電源電圧やDC/DCコンバータの電流供給能力によって異なりますので、ご使用される装置にあわせて計算しなければなりません。
お返事 2008/2/17
投稿
2/18
 早速の返信ありがとうごいます。やっぱり必要ですね。
 手持ちで抵抗もなかったのでそのままいったのですが長持ちさせてあげたいので制限抵抗入れようと思います。

 話はかわりますが、最近ムーバー用の携帯グッズが捨て値で出回ってるようです。
 私が買ったのはパソコン工房ですが、2本の昇圧タイプがアルカリ2本付きで99円でした(最近のと違ってちょっと基盤は大きめです)
 シガー変換のアダプタも99円で中は汎用のチップで昇圧可能です。
 ダイソーとちがって中身もしっかりした回路が組んであるみたいです(単純にチップ部品が多いからそう思ってるだけですが)
 私は関西ですが関東のHOにもジャンク箱1箱あったそうです。
 お買い得です(^^;
魔流 様
 
No.2008_0125
 はじめまして、魏と申します。
 数々面白い記事を参考させて頂き、ありがとうございます。

 Cycle Energy Blue についてですが、
 中身が eneloop と同等との記載がこのサイトにあります。

 しかし、先日三洋に確認を取ったところ、
 技術提供のみで、製造自体は Sony の自社工場でされている、
 との返事をいただきました。

 それが事実なら、訂正された方がいいかもしれませんね。
 はたしてどうなのでしょうか。。。
xb 様
お返事  Sonyの自社工場生産ですか。電池にも「eneloop技術使用」と書かれていますのでSony工場生産である事は確立が高そうですね。

 「中身が eneloop と同等」という点については、訂正せずとも実験でも「同等」である事が確認されています。
 極端に電圧が低い・自己放電が激しい・少ない回数で劣化するなど明らかに違う電池であれば問題ですが、調べた限りは電池の中身の「性能」はeneloopと変りありません。

 三洋とeneloopに関する特許関連の提携関係を結んで同じ中身の製造方法で作っている電池で、性能が大幅に違えばこちらでも記事にしているはずです。

 三洋の工場製で無いのであれば「OEM製品」とはいえませんのでそういう記述に関しては訂正すべきですね。
 こちらでも三洋電機に問い合わせる機会があれば事実を確認して訂正します。

 貴重な情報ありがとうございました。
お返事 2008/1/25
 
No.2008_115
 初めまして。LEDライトのランタイム測定のページを何度も読ませていただきました。SF-133とDOP-011MGを持っていまして、DOPのほうにこれほど握りやすいライトは無いというところでうなずいていました。

 さて、掲示板の過去の記事に、携帯のLi-ion電池の代わりにNi-MH電池が使えないかという物がありましたが、とりあえず、T端子を解放の状態のままにし、安定化電源(菊水のPAK35-10)から3.6Vの電圧供給を行うと携帯電話の起動が出来ました。

 Ni-CdやNi-MHで起動できるかどうかは試しておりませんが、ご指摘の通りワンセグ見るときに充電器などを使い5Vを供給した方が余程賢明でしょうね。

 デジットでデータロガーを買ってらっしゃるところから、大阪近辺の方かと思いますが、100円均一よりも安い電池がありますよ。
 箕面市のコジマ電気(阪大豊中キャンパス裏手、R171沿い)には単三4本、単四4本などの電池が70円で売られています。株式会社オーム電気です。http://www.ohm-electric.co.jp/なのですが、手元にある電池のデザインとHPで紹介されているデザインが違います。怪しさプンプンですがちゃんと使えます。

 以上参考までに。
mako shark 様
お返事  mako shark様いらっしゃいませ。

 電気店やスーパーだと単三を4本パックで68円とか88円とか、100円より安い物もありますね。たまに期間限定で48円とか。

 オーム電機の単三は20本や40本パックで懐中電灯がオマケに付いている物を昔買っていましたが、どうも他社製品と比べてパワーも弱く長期保存にもあまり適していない(結構早く弱る)感じでしたので数年前からは買っていません。
 量販店ではよく見かける電池ですので一般には売れているのでしようが、数年前のあの状態が改善されているのなら安くて良いですね。

 mako shark様が見つけられた70円のオーム電機製単三電池「C&V アルカリ電池」とはまた違う製品ですが、ドン.キホーテが昨年末に立ち上げた新ブランドbisの中で、"暮らしの簡単な刷新を提案する"「Conbis」から「Conbisアルカリ電池」が発売されましたが、これがオーム電機のOEM品です。パッケージにはBis/ドン.キホーテの連絡先等は一切無く、オーム電機の名前・連絡先が入っています。
 bis/conbisがドン.キホーテのブランドだと知らなければ、まるでオーム電機の新ブランド・新デザイン電池に見えてしまいます。

 価格は税込み99円。写真の製品は使用開始期限が12-2012ですので昨年12月に製造された出来立てホヤホヤの電池のようです。パワーはあるのかな?
 デザインはひと昔前のSONYのウォークマン用アルカリ乾電池で見たような・・・ちょっとeneloop等の流行物に似せているような・・・
お返事 2008/1/15
投稿  おひさしぶりです。
 ガーデンソーラーライトの件ではお世話になりました。
 mako shark 様の安価な電池の件の投稿を拝見しました。
 大阪で安い電池といえば、DPEショップ”しょうちゃんの写真館”で売っている”リサイクル電池”が激安です。
 店舗によって販売方法が異なるようですが、近所の玉出店では”ひとつかみ”100円です。店でも持余しているようで、先日は店員さんがもう”ひとつかみ”サービスでつけてくれました。
 合計で50本以上になりました。
 ”リサイクルバッテリー”とは”使い捨てカメラの”内臓電池です。全てアルカリマンガン電池です。残量にばらつきがあるのが難点です。電池チェッカーで赤ランプが点く品も1割位混入してます。サイズは単4がほとんで、単三も混じっていますが、”つかみどり”なので選ぶことは出来ません。
 わが家では実験用、子供の玩具用、携帯音楽プレーヤ用、非常用備蓄に活用しています。
polcoroso 様
お返事  レンズ付きフィルム(写るんです等)って、フィルムを抜いた本体はそのまま(フィルム以外の部分は手をつけずに)メーカーのリサイクル工場に送って、工場で分解してパーツに分けてまた再利用するから勝手に分解してはいけない!と通達されていまたしが、最近ではカメラ屋さんで電池を抜いたりしても良いように変わっているのですかね?

 「勝手に分解しても、パーツをメーカーに返さなくても良いよ」という決まりに変わっているのでしたら問題ないですし、まだ使える電池のリサイクルユースには役立っているので良いと思います。
お返事 2008/1/18
 
No.2008_0115
 昇圧回路を使ったLED懐中電灯で、ニッケル水素電池を、点かなくなるまで使ったら、電池はみんな一回であの世へ旅立つのでしょうか。
 中には0.4Vまで絞りとるなどの記述があるものがあります、いかがでしょうか?
 貧乏な人に、その時の充電池管理の対応を如何にするのかお教えください。
南無阿弥陀仏 様
お返事  まず、ニカド・ニッケル水素充電池を過放電させた場合、一回で電池が使えなくなることはありません。

 過放電で性能が劣化するのは間違いないですが、一度過放電させたら次からは充電できなくなるという事はありませんので、過放電させた場合はできるだけ早く正しく充電して電圧がある状態に戻してやってください。

 0.4Vまで…というのはそのライトが何なのか、電池を何本使うのかによって状況は様々なので一概にはお答えできませんが、電池一本に対して1Vを切る電圧で長時間点灯する物ならその電圧になる前に使用を中止して充電するほうが電池の寿命を縮めません。
 充電池の放電カーブをご覧になればわかると思いますが、電池が終止電圧を下回る前後では急激に電圧が下がりますので、「暗くなってきた」や「急に消えてしまった」という症状になるのは短時間で、もし消えるまで使ったとしても過放電域で使用している時間は短時間ですからそれだけで一度に劣化してしまう事はありません。
 ただし暗くなる・消えてしまった、という状態からスイッチを切らずに過放電を続けた場合は電池を急激に痛めますので、スイッチの切り忘れ等は問題外です。

 ニカド電池なら過放電に強いのでもし懐中電灯などで過放電させてしまう人はランタイムは短くなりますがニカド電池を使いましょう。

 ニッケル水素電池ならメモリー効果の影響が少ないので電池が無くなるまで使うのではなく、少し使ったら機会をみて継ぎ足し充電する事で過放電するまで使わなくし、放電深度も浅い(途中までしか使わない)使用方法で充電できる回数も飛躍的に伸びます。
 ニッケル水素電池でもメモリー効果は起きますので、10回使用に一回くらいは終止電圧まで放電してから充電するリフレッシュを行えばより性能を引き出して長く強く使う事ができるでしよう。

 お知りになりたい情報は「電池・バッテリー・充電器」などにほとんど書いていますので、ぜひお読みください。
お返事 2008/1/15
 
No.2008_112
 いつも興味深く拝見させていただいています。
 数々の論理的実験,大変感心しました。
 わたしも,HP上で電池や充電器の紹介をしています。
http://www.geocities.jp/va_nyan/
 よろしかったら,お越しください。
 プリンタがメインのページですけど。
va_nyan 様
お返事  va_nyan様はじめまして。

 うちでは代々(?)エプソン製のプリンタとキヤノン製のプリンタの二本立てでプリンタは使用していますが、インクジェット系は故障が多いのでヘッドを丸ごと交換できるキヤノン製のほうが故障時には修理しやすくて良いのではないかと思っています。
お返事 2008/1/12
 
No.2008_0108
日記的駄文 2008/1/8

 昨年末、日本LEXEL株式会社様から写真のe-keepのサンプルをお送り頂きました。

 年末年始のドタバタでご紹介が遅れましたが、これから他の電池と共に性能テストを行いたいと思います。
 経済新聞では今年('08)の春頃に流通するような記事を読みましたので、うまくすれば日本発売前に製品の評価ができると思います。

 お送り頂いた電池はもちろんすべて日本版で、表記・説明も日本語です。

 そして去年末秋葉原で購入したeneReadyに続き、元旦にソフマップでenelong(BP製)があったので購入しました。

 これら3種類の電池をまとめて性能テストをしてみたいと思います。

 e-keepは単一型などもありますので、懐中電灯等で使用した場合の市販の単一アルカリ乾電池とのランタイム比較なども行ってみたいと思います。

 今まで低自己放電タイプの新型電池(ありていに言えばeneloop)では単一や単二タイプの大型・大容量電池は無く、スペーサーで誤魔化していた状態でしたが、単一型のランタイムがじゅうぶんに大容量の恩恵を受けられるようでしたら行政機関などが「防災用」などで従来の懐中電灯用の電池の代わりにこのような低自己放電タイプの単一電池に置き換えることも十分に考えられます。

 サンプルを頂いたのが単一・単二型は各一本なので、市販の電池2本タイプの懐中電灯での実際のランタイムやアルカリ電池との明るさ比較を実用面で正しく比較・測定できないのは残念ですが、似た環境になる定抵抗放電、または1.2〜1.5Vの豆電球での明るさ比較などは行ってみたいと思います。(豆電球テストでは消費電流が少ない電球になるので、厳密には大きな懐中電灯での使用とは条件が異なるので正しい比較にならないような気もしますが・・・)
 皆さんが気になるのはやはりよく使う単三や単四タイプの自己放電の少なさや放電時の特性でしょうから、単一・二タイプのテストはあくまで副次的なものでも良さそうです。
(でも、気になりますよね・・・)

 テストをする機会を与えてくださいました日本LEXEL株式会社様、GMシンセン様にはたいへん感謝いたしております。
投稿
1/9
 おぉ〜!!e-keepのサンプルを貰えたのですか。
 我が家には『昔ながらのカンテラ型ラジオ付き電灯』(3本の単1と1本の006P型を使用)があるので、凄く気になります。

 もしも自己放電が少ないのなら、e-keepに置き換えて防災用にしたいと思います。
 性能テストに期待しています。
Thief 様
お返事  サンプルを頂いたのが単一・単二型は各一本なので・・・と書いたら、日本LEXEL株式会社・GMシンセン様より単一・単二型を各一本追加でお送り頂きました。
 本当にこの対応の速さは他の会社には見られない凄さです(^^;

 これで、多分日本の家庭で最も利用シーンが多いであろう単一・二を使用した懐中電灯の実機での使用感のテストが行えますので、電圧・電流値などの技術データよりも皆様にわかりやすいレポートが書けます。
 私も単一・二型の充電池の使用は初めてですので、アルカリ電池との比較がどうなるのか、実験してみるのが楽しみです。

 素早い対応をして頂きました日本LEXEL株式会社様、GMシンセン様には重ね重ね感謝いたしております。
お返事 2008/1/12
 

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